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この記事ではエンジニアとして働いている人たちが抱えている悩みを55個紹介しています。
エンジニアは悩みの多い職種です。
そこでまず、エンジニアの悩みが多い理由についての解説し、悩みの種類を6つに分けて、それぞれの解決方法について紹介していきます。
エンジニアの悩みが多い理由
エンジニアほど仕事の幅が広くて、世代毎に得意とする技術が異り、システムだったりアプリや仕事に対する価値観までが異なる職種は他にないのではないでしょうか。
ひと昔前までは、エンジニアは残業で稼ぐと言われていましたが、今はそんなことないですよね。
年功序列ではなく、技術力で評価して昇給して欲しいと考える人が増えてきました。
エンジニアの仕事はプログラミングを使ったシステム開発からサーバーやネットワークの構築や運用、さらには社内の情報システムの管理、顧客との打ち合わせ、他部署との調整など業務も多岐に渡ります。
これだけのことがあって、悩みがない人の方が珍しいとも言えるのではないかと思います。
エンジニアの悩みの種類
仕事上での悩みは、社内で改善できるものとそうでないものとに分かれてくると思います。
あなたは今どんな悩みを抱えていますか?
それは社内で相談すれば解決できる問題ですか?そうではありませんか?
社内で解決できないものについては、これは転職を考える他解決策がありません。
尚、世の中には色んな悩みを持っている人がいますので、あなただけが悩んでいるわけではないということを知るだけでも少しは気持ちが楽になると思います。
そして悩みの種類については以下の6つに分けています。
エンジニアの抱える悩みの種類
それぞれ詳しく見ていきましょう。
人間関係や職場環境への悩み
上司と合わない
上司と合わないということは、上司の何かしらの言動に苦手意識があるということだと思います。
しかし、もしかすると上司も気づいていないだけであって、指摘されたらその部分を直してくれる可能性もあります。
まずは他の先輩上司で相談できる人がいれば、話を聞いてもらうのがいいでしょう。
うまくいけば、あなたの代わりにその上司と話をしてくれるかもしれません。
相談できる人がいない場合には、その上司と直接話してみるのもありです。
直接話すのはちょっと勇気がいるかもしれませんが、何もしなければ現状が変わることはありません。
ほっといて上司がいきなり変わるなんてことにも期待はできません。
現職に拘りがなければ転職を視野に入れて活動しはじめるのもいいと思いますが、残りたい気持ちがあるのであれば、少しでも改善してもらえるように自分から動く必要があります。
とにかく残業が多い
納期に追われがちな職場であったり、無理なリリース日の設定である場合などに発生しています。
IT業界の平均残業時間は30~40時間と言われていますので、毎月それ以上の残業時間ということであれば、残業が慢性化してしまっています。
このような職場では、改善を求めるのは難しいです。
なぜなら、それぐらいの残業をすることを前提に考えてしまわれているからです。
残業時間については転職することで改善の余地は十分にあります。
残業規制をしている会社も珍しくないですよ。
残業が多くて辞めたい場合、転職理由の説明には気を付けた方がいいので、こちらの記事で説明方法を詳しく解説しています。
【関連記事】【残業が多くて辞めたい】面接で残業を希望しない場合の伝え方と例文
仕事がなくて待機状態になっている
客先常駐であり、営業力のない会社だと、待機になってしまいがちです。
特に今は新型コロナの影響もあり、新規でのアサインが難しく、待機になってしまっている人も多いです。
尚、プロジェクトの切れ目は必ず発生してしまうので、1ヵ月ぐらいの待機であればそこまで大きな問題と捉える必要はないでしょう。
しかし、それ以上待機が続くようであれば、いつ会社から切られてもおかしくない状態と言えるため、転職も視野に入れ始めた方がいいです。
ただ、待機になったらすぐに転職を考えなければいけないかというとそうではありません。
まずは今の待機の状態を確認し、次の案件が決まるのを待ってもいいのか、転職活動するべきなのかを見極める必要があります。
エンジニアの待機については、こちらの記事で詳しく解説しています。
【関連記事】SES(客先常駐)エンジニアの待機事情。社内待機?それとも自宅?給与面についても解説します。
土日はゴルフに付き合わされる
付き合いって大切ですよね。
ただ、
- 「家族サービスもしたいから毎週は辛い。」
- 「土日を使って勉強がしたい」
- 「ゆっくり家で休みたい」
このような素直に気持ちを話してみましょう。
案外あなたが楽しみにしてくれていると思っていて、気を使って誘ってくれてるようなことだってあります。
直接言いづらい場合には、周りの人にまずは相談してみましょう。
また、直接ゴルフの誘いを断ったことで仕事に影響を及ぼすような職場でなのであれば、これは転職を考えた方がいいですね。
後輩が入ってこなくていつまでも一番下っ端だ
マネジメントをやっていきたいという人には不向きの職場です。
若手の採用意欲のある会社に転職しましょう。
直近2、3年の社員数の増加率を見れば、どれぐらい採用意欲や拡大意欲のある会社なのかがわかります。
また、リクナビNEXTなどの求人サイトを見た時に、未経験者を募集しているような会社であれば、若手の採用にも積極的だと確認することができますよ。
また、ある程度スキルが身についている状態であれば、転職先でいきなりサブリーダーを任せてもらえるケースも珍しくありません。
ただし、いきなりサブリーダーをやりたいと言っても、後輩指導の経験がないと採用してもらえるかどうかは微妙です。
そんな時には、直接マネジメントの経験がなかったとしても、
- 誰かに技術を教えてあげた経験
- 誰かの進捗を確認した経験
- 顧客との打ち合わせ経験
- 複数名の前でのプレゼン経験
このような経験を伝えることができれば、サブリーダーなら任せられるかもという印象にもなりやすいので、経験内容の棚卸をしておきましょう。
具体的にアドバイスが欲しい場合には、キャリアに関わることなので、IT専門の転職エージェントの利用がおススメです。
【関連記事】エンジニアにおススメの転職サイト・転職エージェントランキング
いつまでも同じプロジェクトでマンネリ化
これは会社の責任でもあるしあなたの責任でもあると思います。
お互いが「このままでいいか」と思ってしまっていることが原因なので、まずは今後のキャリアを考えて、何がしたいのかを会社に伝えましょう。
しかし、ただ単に「この仕事がしたい」というだけでは会社も動いてくれません。
「その仕事やるには○○のスキルが必要だから厳しいよ」となってしまいます。
そのため、例えばですが、
- 「Webサイトの製作に携わりたいので、JavaScriptやPHPの言語を独学で習得しました」
- 「広告運用にも携わりたいのでスクールで勉強してきました。」
こんなふうに自ら積極的に動いていく必要があります。
やりたいことがあるなら、それを任せてもらえるようなスキルがあることを示すべきです。
しかし、いくら頑張っても同じプロジェクト、同じ業務しか任せてもらえないのであれば、その時は転職を考えるのがいいでしょう。
大丈夫です。あなたが努力してきたことを評価してくれる会社は必ずあります。
パワハラがすごい
厳しく、甘やかさないで育てようと責任感の強い人が結果的にパワハラになってしまっているケースであれば話し合って改善していく余地はあると思います。
しかし、単にいじめるのが好きなようなタチの悪い人もいます。
そういう人に限って顧客や自分の上司に対してはへこへこして気に入られていたりしているので厄介です。
解決したいならボイスレコーダーなどを使って、パワハラの証拠を握りましょう。
ただ、変なところに力を使うよりも、いっそ転職をしてしまった方が早く問題解決できると思います。
また、このようなケースの場合、退職手続きもスムーズに進まないことが予想されるため、退職代行サービスを利用することで、スパッと辞められた方が、あなたの精神的なストレスも早くになくなるはずです。
【関連記事】退職代行サービスとは?メリット・デメリットや費用、おススメの業者5選を紹介
日の光が入らない薄暗い部屋で仕事してる
たまたま運が悪かったのか、それとも追い出し部屋のようなところなのかは断定できませんが、日の光が入らない環境で働くことは、身体的にも精神的にも決して良い環境とは言えません。
インフラエンジニアの場合、データーセンターにこもりきりできついという人もいます。
早急に相談して解決に努めるべきです。
まずはどうすれば現状を変えられるのかを上司に確認をとってみましょう。
いきなり現場を変えてくれと言っても、会社としてすぐの対応が難しいケースもあるはずです。
しかしながら相談した結果、全く改善の動きがみられないのであれば、残念ながら会社はあなたのことを駒にしか思っていないかもしれません。
そんな時は転職を考えるべきです。
日の光が入る明るい職場はたくさんあります。
このままではあなたの将来も薄暗くなってしまうかもしれません。
そうなる前に自分から動くことが大切です。
自宅から遠い
待機と同様に、常駐先で会社の営業力がないために、「その案件しかなかったから」という理由で遠方の勤務地になってしまうことがあります。
勤務地については率直に相談するべきです。
相談したことで、プロジェクトの契約期間の切れ目によって別のプロジェクト(勤務地)に変更してくれるような会社であれば、そのまま在籍していていいと思いますが、何も対応してくれない場合は転職を考えるべきです。
客先常駐であれば営業力の強い会社や、もしくは自社内勤務の会社に転職することをおススメします。
社内SE転職ナビは、客先常駐がない求人のみを紹介してくれる転職エージェントなので、常駐したくない人はこちらの記事もご覧ください。
【関連記事】【社内SE転職ナビの口コミや評判】自社内勤務希望のエンジニアは登録必須です。
開発の出戻りが多すぎてうんざりしている
顧客からのダメだしなのか、仕様調整がそもそも間違っていたのか、どこで食い違ったのかはわからないけど、とにかく出戻りが多い。
これは顧客のせいもあるかもしれませんが、プロジェクトマネジメントを行っている人のマネジメント不足とも言えます。
その状態がマンネリ化している場合、あなたの労力がかなり無駄に使われてしまっていることになります。
顧客折衝及びマネジメントを行う立場にない場合には、これを直接的に解決するのは難しいです。
そのため、例えば開発工程を担当する場合にも、設計書を見た時に、
- 何かおかしなところはないか
- 顧客の要望に沿った設計書になっているか
- 顧客の属する業界的にこのシステムはイケてるのか
- 技術選定は間違っていないか
- 冗長性はあるか
この辺りについては意識的に確認されることをおススメします。
出戻りが生じてしまうなら、とにかく早い段階で出戻るべきです。
そのための最善を尽くしましょう。
気になるポイントがあれば手を挙げて発言するべきです。
それがチームのためとなり、システムを使うユーザーのためにもなります。
バグだらけなのに無理やりリリースして顧客に怒られている
Sier所属のエンジニアに多い悩みです。
これはコミュニケーションのとれていない職場だと断言できます。
そして顧客に対する誠実さもないですね。
顧客に喜んでもらってこそエンジニアとしてのやりがいなのに、それを踏みにじる行為は許しがたいです。
まずは顧客の求めるボーダーラインをあなた自身も確認しておきましょう。
全体を把握しておくことも大事です。
品質と時間の兼ね合いになることが多いのも事実ですが、せめて自分が関わったシステムは、胸を張って顧客に納品したいですよね。
尚、もし転職先でこういった環境にはなりたくないと考えられる場合は、面接の時に、「リリースに間に合わなそうな場合はどのように対応していますか?」と質問してみるといいですよ。
そして、「ケースバイケースだけど、時には顧客に事情を説明して納期を延期してもらうこともある」
このような返答を期待したいですね。
エアコンが効きすぎ
1フロアに数人の職場であればあなたの一声で空調設定を変えることもできると思いますが、何十人といるフロアでは、一人の意見で空調設定を変更することは難しいですよね。
”夏なら羽織れる物を、冬なら仕事に邪魔にならないような軽くて暖かい物着て工夫してみたけどやっぱりダメ”なのであれば、転職を考えるべきでしょう。
一般的なオフィスよりもデーターセンターなどで空調が人ではなく、サーバーやネットワーク機器のためにある場合に多い理由です。
【関連記事】サーバーエンジニアに多い転職理由10選!AWSの求人が人気?キャリアアップ志向?
私服のOKの環境で働きたい
これは転職するしかないですね。
ビジネスカジュアルの職場は増えてきましたが、まだまだ完全私服はIT業界では少な目です。
自社でWebサービスを作っているような会社であれば私服勤務がほとんどですが、そういった会社は成果主義のため、採用のハードルも高めであることは覚悟して転職活動に臨みましょう。
Web系への転職であればレバテックキャリアがその道に強いのでおススメです。
【関連記事】【Web系への転職ならレバテックキャリア】口コミや評判、登録方法について解説します。
フレックス制度のある職場で働きたい
メリハリをつけて働けることはとても良いことだと思います。
”今日はキリのいいところまでちょっと遅くまで頑張って、その代わり明日の朝はゆっくり出勤しよう”これが理想的ですよね。
フレックス制度があるかどうか、実際どれぐらいの社員がフレックス制度を使えているのかどうかは、応募前にも確認できると思いますので、要チェックです。
退職したくでもできない
退職の意思は固まっていて、上司にも伝えるているけど、引き止められたり、その後返答をもらえないなどにより、一向に退職の話が進まないということもあります。
また、会社の規模が大きくなれば大きくなるほど、所属部署及び人事部や総務部、時には営業部など様々な部署間でのやりとりも発生し、退職するにも一苦労というケースも珍しくありません。
中には退職の意をなかなか伝えることができずに、日に日に精神がすり減っていってるという話を耳にすることもあります。
そんな時は退職代行を使うのも一つの手です。
依頼するのに3万~5万円ぐらいはするので決して安くはないですが、その分退職手続きをスムーズに進めることができます。
辞めたいけど辞められないで悩んでいる方は、退職代行を検討してみるのがいいでしょう。
【関連記事】退職代行サービスとは?メリット・デメリットや費用、おススメの業者5選を紹介
仕事内容やキャリアパス、スキルの悩み
BtoBじゃなくて、BtoCの開発がやりたい
業務系ばっかじゃなくて、Web系の開発がしたいってことになると思います。
これをお考えであれば、業務系からWeb系への転職方法について、こちらの記事で詳しく書いていますので是非ご覧ください。
【関連記事】Web系エンジニアに転職する方法を業務系との違いも合わせて解説します。
下流工程だけじゃなくて、上流工程にも携わっていきたい
会社によっては下流工程に強みを持ち、開発専門の会社として事業展開している会社もあります。
集中と選択を行っている点はいいですが、エンジニアとしてスペシャリストを目指していない限りは、会社の方向性とあなたのキャリアプランがミスマッチになっていますね。
この場合は上流工程も請け負っている会社を選んで転職するべきです。
仕様が顧客目線になっていない
システムを使う人の立場に立って考え、システムを構築しないと、誰のためのシステムなのか?ということになってしまいます。
そこに気づいたあなたは顧客目線を持っていることになるので、思うことを発言してみて、どんな回答が返ってくるのか試してみましょう。
その内容次第では、転職活動に入るべきかもしれません。
PMを目指したいけど、下請けばかりでなれない
下流と上流に似ていますが、これはまた別問題です。
上流を任されている会社と、PMポジションを任されている会社とでは全く異なります。
どういうことかというと、あるプロジェクトがあった場合、そのプロジェクトの上流工程を担当するの人はおそらく複数名います。
でもPMを担当するのは1人です。
ポジションの重要さがわかりますでしょうか?なので、転職先を探す時は、「上流ができる会社」ではなく、「PMとして働いている人がいる会社」に転職をするべきです。
【関連記事】プロジェクトマネージャー(PM)とは?仕事内容や役割、必要なスキルについて解説します。
AIエンジニアになりたい
人工知能は今最も熱いジャンルですね。
そのためにPythonを勉強していますって人の話もよく聞きます。
ただし、AIエンジニアはPythonだけできればいいというものではなく、数学や統計学、機械学習に関する知識も持ち合わせている必要があります。
単純に流行りだからやってみたいという軽い気持ちでの転職はおススメできません。
プログラミング以外にも勉強して知識習得をしていく自信があれば勿論挑戦する価値ありです。
【関連記事】Python初心者におすすめの学習方法とは?無料で使えるサイトも紹介します。
Iotの製品を作りたい
JavaやC、C++のスキルが必要となります。
Iotとは、【インターネットに接続できる電化製品】と言えるので、分野としては組み込み系となります。
Web系と同じように、自分が作ったものを世の中の人たちに使ってもらえるのは嬉しいですよね。
今注目が集まっていているジャンルでもあります。
尚、Iotに関してはハードウェアが絡みますので、IT専門よりも製造業専門のメイテックネクストという転職エージェントがその分野に強いのでおススメです。
【関連記事】【メイテックネクストの口コミや評判】ITエンジニア転職支援についても解説します。
クラウドエンジニアになりたい
インフラエンジニアの人が特によく考えるキャリアに対する悩みです。
オンプレからクラウドへの流れはこれからも加速していくことが予想されていますので、早めに動いた方がいいでしょう。
クラウドといえば、AWSやAzure、GCPが有名であるため、求人を探す時のキーワードにするといいでしょう。
尚、AWSエンジニアへの転職方法については、以下記事にて詳しく説明しています。
【関連記事】AWSエンジニアになるには?資格の勉強方法とおススメのスクールを紹介します。
自社サービスに携わりたい
客先常駐しか経験がない人にとって、自社サービスに携わることは憧れだと思います。
顧客から要望を受けたシステムを作るよりも、自社サービスを作る方が、エンドユーザーの声をダイレクトに聞けるという点でやりがいも感じやすいという意見にも納得です。
ただし、客先常駐のメリットである、
- 職場環境が悪かったらプロジェクトを変えてもらう
- 勤務地の柔軟な対応
- 様々なクライアントやシステム、技術に携わることができる
これらは自社サービスではありません。
中には自社サービスからSIerへの転職を希望する人もいますので、ないものねだりになってしまっていないか、冷静な判断が求められます。
Sier(客先常駐)からWeb系に転職して、失敗したなと感じたポイントについても以下記事にてまとめています。
【関連記事】SIerからWeb系に転職して後悔・失敗したと感じた6つのポイントを紹介します。
社内SEになりたい
会社の情報システム部門に入りたいという希望ですね。
情報システム部はパソコンやプリンターの設定やネット接続、社内システムの開発や運用、社内ツールの導入検討など業務内容は多岐に渡ります。
顧客は同じ会社の社員たちです。
ある意味ユーザー直の仕事なので、仕事のやりがいや安定性はあるかもしれませんが、はっきり言って、技術者としての成長は望めないと思った方がいいでしょう。
社内SEとして、その会社で定年まで働けるならいいのですが、そうでないと潰しがきかなくなるおそれがありますので注意が必要です。
また、一般的に社内SEの求人は人気職であり、倍率が高く、転職は難しいと言われています。
転職活動する際には、求められるスキルをしっかりと把握してから選考に臨みましょう。
【関連記事】社内SEへの転職は難しい?求められる経験(スキルセット)や働き方を解説します。
客先常駐のない会社で仕事がしたい
選択肢としては以下の3つに絞られます。
- 自社サービスのみを作っている会社
- 社内で受託開発のみを行っている会社
- 非IT系企業の社内SE
エンジニア以外の職種で転職を考えているのであれば他にもたくさんありますが、これまでの経験をそのまま生かした転職を考える場合は、この3つの中から選ぶことになります。
自分で求人を探すのもいいですが、社内SE転職ナビという転職エージェントは、”客先常駐がないエンジニアの求人”のみを扱っていますので、常駐したくない人は一度無料相談に行かれることをおススメします。
【関連記事】【社内SE転職ナビの口コミや評判】自社内勤務希望のエンジニアは登録必須です。
色んなサービス開発に携わりたい
受託開発を行っているか、客先常駐を行っている会社を検討するのがいいでしょう。
自社サービスや社内SEとして働いてきた人にとっては、他の会社のサービスは新鮮で勉強になるものが多いはずです。
携わるサービスごとに転職するのは体力的にも経歴的にもきつくなっていく一方なので、この場合はSIerへの転職がおススメとなります。
尚、どうせSierに転職するなら大手がいいなと考えられる人も多いのです。
大手Sierの求人を扱っているのは、大手の転職エージェントとなりますので、この場合はdodaエージェントの利用をおススメします。
【関連記事】dodaエージェントサービスの特徴や魅力、口コミや評判について解説します。
データベースエンジニアに転職したい
エンジニアとして仕事をしている90%以上の人がデータベースにも携わっています。
設計、構築やチューニングなど、がっつりとやる人もいれば、SQLでバッチファイルを作るだけの人もいると思いますが、データベースに関わっている以上、そこに対して興味が湧くのも自然なことだと思います。
ビッグデータやAIの時代なので、データは何よりも大事です。
そしてデータベースを専門に扱うエンジニアの需要も高まっています。
数はそんなに多くはありませんが、データベース専門の会社への転職が一番おススメです。
転職できれば確実にデーターベースエンジニアとしてのキャリアアップができます。
首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)限定にはなってしまいますが、TechClipsエージェントは現役エンジニアがサポートしてくれるIT専門のエージェントです。
データベースエンジニアの支援にも強いのでおススメです。
【関連記事】【TechClipsエージェントの口コミや評判】年収500万円以上の求人100%。エンジニア専門でAIやデータサイエンティストの求人も豊富
独立したい(フリーランスになりたい)
エンジニアとしてある程度のスキルを身に着けたら考えてもいいと思います。
大事なことは、どこから案件を受注するのか?ということです。
起業するのであれば事業計画を練って、資金を集めて、あとはサービスを作って運用していくことになりますが、フリーランスとしての独立であれば、専門的に支援してくれる会社があるので、そういったサービスを活用するのもおススメです。
【関連記事】フリーランスITエンジニアになるための5つのステップを紹介します。
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会社に対する悩み
会社の経営が不安定だ
上場企業だと決算発表があるのでわかりやすくていいのですが、上場していないと会社の経営状態はわかりにくいですよね。
ただ、目に見えてわかる形で言えば、賞与の支給額でしょう。
賞与は業績に直結しているので、もし減額になっているようであれば、会社の経営状態を疑ってもいいと思います。
不安が残るようであれば、手遅れにならないうちに次を考えることも大切ですね。
給料があがらない
一つ言えることは、IT業界は年功序列で昇給していくという制度はなくなりつつありますので、ご注意ください。
スキルの評価によって昇給を考える会社が今では多数派となってきました。実力主義というやつですね。
まずはあなた自身のスキルがどれぐらいあがったのかを示す根拠が必要でしょう。
それがしっかりとしたものであるにも関わらず、給料が上がらないようであれば、会社の制度に問題ありですので、転職活動を進めるべきです。
現職のまま何とか昇給したいと考えている場合はこちらの記事が参考になると思います。
【関連記事】年収が低い?エンジニアの年収が上がらない理由と現職のまま上げる方法
年間の休日日数が少ない
年間休日120日以上ない会社は、慢性的に忙しくなってしまっているといえるでしょう。
小売り業の社内SEの求人では、年間休日96日という求人もあったりします。
あとは、残業時間や給料など、総合的なバランスを見て判断するのが吉です。
スキルがあがらない
エンジニアにとってこれは死活問題です。
すぐに会社に相談、自分でもスキル習得に努め、転職を視野に入れて活動することをおススメします。
スキルがあがらないと、あなたの市場価値は、年齢が上がるとともに下がる一方です。
年相応のスキルは転職の時にも求められますので、スキルアップに不安を感じている人はすぐにでも行動しましょう。
まずは今のスキルでどういったところに転職可能か確認する必要があるため、転職エージェントに相談してみるのがおススメです。
【関連記事】ITエンジニアにおススメの転職サイト・転職エージェントランキング
海外勤務したいが、現職ではできない
似たような理由に、「英語を使いたい」という理由もありますが、ビジネスレベルの英語を必要としている会社の選考基準は、TOEIC800点なので、まずはそこをクリアしましょう。
英語ができないのに海外で勤務したいというのは無茶な話(よっぽど大手ならそれでもチャンスはあるかもですが)です。
TOEICがクリアできているのであれば、外資系にも強いJACリクルートメントがおススメです。
とりあえず常駐させとけと思われている
アサインするプロジェクトには一貫性がなく、キャリアとしての強みを身に着けることができていないと感じるようであれば、転職するべきです。
本来あるべき姿としては、あなたと会社があなたのキャリアパスについて一緒に考え、それを実現できるようなプロジェクトにアサインさせる必要があると思います。
もちろん会社としてもやらなければいけないことがありますので、全てあなたの希望通りにいくわけではありません。
しかしながら、方向性をお互いが認識しあえているかどうかは大切です。
一言で言えば信頼関係と言えるでしょう。
この関係値の構築が難しいようであれば転職活動することをおススメします。
研修制度がない
研修制度がないこと自体が悪いとは私は思いません。
自主的に外部セミナーへ参加するときには、経費を使ってもいいとか、書籍購入代を月に1万は支給しますとか、会社として社員のキャリアアップの手伝いをする意欲があるのかどうかが焦点だと思います。
あなたの会社はどうですか?
受け身の姿勢になっているだけでは、どこの会社へ行っても同じように文句を言うだけの人になってしまうので気を付けてください。
また、大前提として会社は学ぶ場所ではありません。
必要なことは自分自身で学ぶ意欲も大事です。
それを踏まえて今の会社にキャリアアップの手伝いをして欲しいと相談してみるのがいいでしょう。
評価制度がない
明確な評価制度がなくても、定期的に面談・昇給してくれる会社であれば、特別問題はないと思います。
問題なのは、評価制度がないことではなく、それによって昇給がほとんどないことです。
このような会社の場合、「辞めようと思ってます。」と伝えると、給与上げるから考え直して欲しいと言われることもしばしば。
それでも上がるならいいやと思えればいいですが、この先も会社と交渉を続けていかなければいけないと思うと負担ですよね。
評価制度は創業して間もないベンチャーやSESの会社にはないことが多いです。
そのため、大手やしっかりと実績のある会社の求人を多く取り扱っているdodaエージェントの利用をおススメします。
【関連記事】dodaエージェントサービスの特徴や魅力、口コミや評判について解説します。
帰属意識がなく、高めようとする取り組みが何もない
個人事業主の集まりのような会社ですね。
客先常駐が中心の会社にありがちですが、一人で常駐していると自分は一体どこの会社の社員なんだと、ふと疑問に思うことがあるでしょう。
正社員として働いているのであれば、同じ会社の社員と交流を持ちたいと思うのはごくごく自然なことですが、それが叶わない環境だと、モチベーションの低下に繋がってしまいます。
月に1回、全社員を集めいて定例会を開くとか、チームで何かしらの活動があるとか、取り組んでいるところはやってます。
転職活動の際にも、帰属意識について取り組んでいることは何かありますか?という質問を投げかけてみるのがいいですよ。
営業が技術のことを全くわかっていない
ポイントは、営業が技術のことをわかっていないために、あなたにどんな迷惑がかかってしまっているのかということです。
おそらくこれを理由に転職したいと考えている人は、営業が技術のことをわかっていない➜だから自分のスキルを活かせるプロジェクトにアサインさせてもらえない➜だから転職を考えてるという流れだと思います。
大事なことは、営業が技術のことをわかっているかどうかではなく、あなたが望むようなプロジェクトに参画することができているのかどうかです。
勿論営業が技術のことをわかってくれていた方が安心ですし、何かトラブルが起きた際にも迅速に対応ができるでしょう。
まずはスキルについて営業の人と話し合ってお互いが歩み寄ってわかりあうことから始めてはいかがでしょうか。
いつも開発環境の違うプロジェクトにアサインされる
最初はJava、2件目はPHP、3件目はC#など、アサインされるプロジェクト毎にプログラミング言語が異なることもあるでしょう。
ただし、これは考え方によっては幅広い技術に触れ、幅が広がっていくという視点を持つといいことのようにも思えます。
大事なことは、あなたの考えるキャリアプランを実現できるように経験を積めているのかという点に注目するべきだと思います。
Javaのスペシャリストを目指しているのであれば、その時は転職でしょう!
いつも火吹き案件にアサインされる
火吹き案件とは、トラブルが生じていて、対応に追われて残業が多くなってしまっている案件のことを指す言葉です。
とにかく人が欲しい状況なので、まずはじっくり仕様書を確認して、説明を受けてなんてやってる暇はありません。
すぐに「これやって」とタスクがポンポン飛んでくることがほとんどです。
そうしてタスクをこなしているうちになんとか落ち着いてきたと思ったら、また次のプロジェクトにいくことになったり。。。
「火消し屋かよ!」と言いたくなると思いますが、これではシステムの概要を掴むことも難しいですし、「なんとなく」で時間だけが過ぎてしまいます。
入った案件がたまたまならいいのですが、それが続くとなると、転職を考えるべきです。
強制参加の飲み会
飲み会好きで、それが楽しみだと思える人にとってはこの上ない環境だと思いますが、そうでない場合は地獄ですね。
勇気を出して参加できない旨を伝えましょう。
そして仕事に差し支えるようであればすぐに転職しましょう。
いつまでも正社員登用されない
試用期間の3か月後に正社員登用すると聞いていたのに、あと3か月、やっぱりあと半年、来年には…と、一向に正社員登用されない件です。
このような場合、会社側からはうまく誤魔化されて、丸め込まれてしまうこともありますので、きっぱりと、〇月までに正社員登用して頂けないのなら退職しますと伝えましょう。
変に期待をするよりも、信頼できる会社への転職をおススメします。
風通しが悪く、意見が反映されない
新人であろうと、若手であろうと、考えていることはちゃんとあって、それをないがしろにする社風はおススメできません。
Web系のメガベンチャーだとこの辺は皆無で、入社して2年目には取締役になる人なんかもいたりします。
これは例としては極端ですが、それだけ自分の意見を聞いてくれる(通るかどうかは別の話ですが)社風だと働きやすいですよね。
意見が通らないのであれば、その理由をしっかりと教えてもらうことで、そういう考え方もあるのかと、1つ成長もできるかもしれません。
「どうせ何を言っても聞いてもらえないし」という気持ちで仕事で臨んでいる人と、「ここは変更した方がいいと思うから話してみよう」と行動する人とでは、1、2年での成長性は全く異なってくると思います。
業務効率が悪すぎる
IT業界の会社ならもうちょっとシステム導入したら?と思えるようなシーンに出くわすことがあります。
ITに投資をしていない会社が、どうしてITのサービスを提供できるのでしょうか?
これは疑問しか残らないのですし、おそらくそのような会社では、新しい技術を取り入れていくという姿勢がなく、会社を大きくしていこうとも思っていないと思いますので、エンジニアとしての成長できる環境とは言い難いでしょう。
離職率が高い
原因が気になるところですが、多くは残業が多かったり、給料があがらなかったり、やりがいのある仕事ができないといったことがあげられると思います。
あなたの会社の離職率の高い理由は把握できてますか?そして、それによってあなたにも何か影響が及びそうでしょうか?影響が及びそうなのであれば、早めに転職を考えた方がいいです。
影響は今のところないということであれば、もう少し様子見でもいいと思います。
会社が俗にいうブラック企業だった
朝会で毎日企業理念を唱える、給与を支払わない、休みをもらえない、タイムカードを早めに切られる、ITと全然関係ないプロジェクトにアサインされるなど、定義がそれぞれあると思いますが、ブラックだと感じたら転職を考えましょう。
無理して頑張って体調を崩してしまっては元も子もありません。
退職したら次が見つかるか不安だと感じ、なかなか転職の踏み切れない人もいますが、そんな時はまずは転職エージェントに相談してみてください。
応募できる求人を具体的に教えてくれますし、内定をとるための対策も行ってくれるので、心強いと思いますよ。
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仕方ないけど…と思う悩み
会社が倒産することが決まった
早急に転職活動を始めるべきでしょう。
会社の倒産については、採用フローにおいて転職回数に含まれないケースも多く、履歴書を書く時には、【会社倒産のために退職】としっかりと記すようにしてください。
また、会社倒産はあなたに直接原因があるわけではないと思いますが、同じ失敗を繰り返さないためにも、何故会社が倒産に至ったのか、できる限りその経緯を把握しておくことをおススメします。
契約を延長してもらえなかった(もしくはしなかった)
延長されなかった理由は以下の4つが考えられます。
- 会社都合なのか
- あなたのパフォーマンスがよくなかったのか
- 職場に不満があり、自ら延長を辞退したのか
- きっちり1年などと初めから決まっていたのか
これが理由で転職活動をする際には、②と③を理由として話すのはおススメできません。
一番無難なのは④になります。
常駐先から引き抜きにあった
この場合は転職活動をする必要がないですね。
条件面などをしっかりと確認した上で、問題なければ入社を決めていいと思います。
ちなみに引き抜きは業界的にタブーとされているようは話があったりもしますが、実際はよく行われているので、あまり気にする必要はないと思います。
また、現職を退職する際に、同業他社へは1年先まで転職しないなどといった誓約書を書かされる場合もありますが、これはあくまで自社の機密情報を競合に渡したくないといった意味合いが大きいです。
機密情報を他社に教えてしまうのは確かによくないですよね。
そのため、あなたが今まで培ってきたスキルを活かして、同業他社で仕事をする分には何ら問題はありません。
興味のある会社に入社したいと思った
その会社が何を求めているのか調査し、応募する準備を進めましょう。
当然のことながら、できるだけ即戦力であることが証明できると採用してもらえる可能性はそれだけ高まります。
また、ターゲットが決まっているのであれば、転職エージェントに直接相談してみることもおススメです。
「このエージェントからの推薦者なら面接してみようか」と求人企業から信頼を置かれているような場合もありますので、より採用される確率を高めるために、色々と調べてから応募しましょう。
UIターンを希望している
何かしらの事情により、UIターンを希望する時もあると思います。
希望する場所に支店を構えている会社であればいいのですが、そうでない場合は転職するしかありません。
日本全国の求人をカバーしている転職エージェントでないと求人を紹介してもらうことがそもそも難しくなってしまうので、ここは転職エージェントの最大手である【リクルートエージェント】をおススメします。
エンジニアにも強くて、とにかく多くの求人を紹介してもらえます。
【関連記事】リクルートエージェント×ITエンジニアの評判・口コミ、登録方法について解説します。
体調を崩してしまった
精神的に病んでしまった
まずは完治させることを最優先に考えましょう。
そして徐々に仕事復帰をして慣らしていくのがいいです。
そのため、場合によっては雇用形態はあまり気にせず、アルバイトや派遣社員から再スタートでもいいと思います。
仕事復帰できる自信がついたら正社員になるための活動を行えばいいだけです。焦らずにゆっくりやっていければいいと思います。
入院が必要で長期離脱することになってしまった
こちらもまずは退院して、仕事ができるような状態にすることが大事ですね。
どんな仕事をするにしても体は資本です。これはゆるぎない事実なので、働けない自分に不安を感じたりせず、ゆっくり休む時なんだと割り切って考えいいと思います。
仕事をしているとこれからのことをじっくりと考える時間をとることも難しいと思いますので、いい機会だと思ってプランを練ってみてください。
何となく悩んでる
不満はないけど、なんとなく飽きてきた
器用な人に多いですね。拘りがないようで実はめちゃくちゃ拘っているような。
もしかすると熱中したらすごくはまるタイプかもしれません。
こういう相談も転職エージェントなら親身に話を聞いてくれた上で、求人も大手からベンチャー、職種も柔軟に可能性を探って紹介してもらえると思いますので、エンジニアに特化した会社よりも、広くIT業界に強みを持ったエージェントがおススメになります。
特別現職にいたい思わない限り、3年毎に転職をしようと決めている
自らマンネリを避けるために行動し続ける例ですね。
3年毎に転職をしようと思っていることは悪いことではないと思います。
むしろ新しい刺激を求めているという点で、向上心がなければできないことです。
できれば【3年毎に転職する】だけではなくて、5年先、10年先のことなどを考えた上で転職先を決定していくことができると、もっと仕事を面白く感じることができると思まいますよ。
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まとめ
エンジニアの人たちが抱えている様々な悩みについて紹介させてもらいました。
世の中には色んな悩みを抱えている人たちがいますが、多くは転職することで問題解決できる可能性が高いです。
あなたと同じような悩みを抱えている人たちもたくさんいますので、転職活動を進めることも多少勇気のいることだと思いますが、それぞれの悩みを転職エージェントに打ち明けて、最適な求人を紹介してもらってください。
一人で悩むよりも、他人からアドバイスをもらった方が悩みの解決に要する時間を短縮できるはずです。
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