
未経験からITエンジニアを目指したい。
そう考えたとき、多くの人が最初に悩むのは、
- 何から始めればいいのか
- プログラミングを勉強すればいいのか
- スクールに行くべきなのか
- 未経験でも転職エージェントに相談していいのか
- 30代でも間に合うのか
という点だと思います。
結論から言うと、未経験からITエンジニアを目指すことは可能です。
ただし、正直に言うと、誰でも簡単に転職できるわけではありません。
「IT業界は人手不足らしい」「エンジニアは将来性がありそう」「未経験歓迎求人があるから何とかなるはず」という感覚だけで動くと、転職活動で苦戦しやすいです。
未経験からITエンジニアを目指す場合に大事なのは、最初に次の3つを間違えないことです。
- どのIT職種を目指すか
- 何を勉強するか
- どこに相談するか
特に未経験者の場合、「エンジニア」とひとまとめに考えると失敗しやすいです。
プログラマー、Webエンジニア、インフラエンジニア、ヘルプデスク、運用保守、社内SE補助など、入口になる職種はいくつかあります。
この記事では、人材業界で未経験IT転職の相談を見てきた視点から、未経験からITエンジニアを目指す現実的な進め方を解説します。
最後まで読むと、自分がまず何をすべきか、どの記事を次に読むべきか、どの相談先を検討すべきかが整理できるはずです。
未経験からITエンジニアを目指すなら、いきなり応募するよりも、まず「職種選び」「最低限の学習」「相談先」の3つを整理することが大切です。
この記事でわかること
- 未経験からITエンジニアを目指す現実的な進め方
- 最初に選ぶべきIT職種の考え方
- 転職エージェントとスクールの使い分け
- 30代未経験が注意すべきポイント
- 未経験IT転職で失敗しやすい人の特徴
目次
-
-
IT転職エージェントおすすめ比較|未経験・SES脱出・地方別に選び方を解説
続きを見る
結論|未経験からITエンジニアになるには「職種選び」と「準備」が重要
未経験からITエンジニアを目指すうえで、一番大事なのは職種選びと準備です。
未経験でも応募できる求人はあります。
ただし、未経験歓迎と書かれている求人でも、企業側は誰でも採用するわけではありません。
企業が見ているのは、主に以下のような点です。
- なぜIT業界を目指すのか
- どの職種を理解しているのか
- どのくらい学習しているのか
- これまでの経験をどう活かせるのか
- 入社後に継続して学べそうか
つまり、未経験だからこそ「なんとなく応募する」のではなく、準備が必要です。
未経験でもITエンジニアは目指せるが、簡単ではない
未経験からITエンジニアになること自体は可能です。
実際に、営業、販売、事務、飲食、介護、製造、フリーターなど、異業種からIT業界へ転職する人はいます。
ただし、よく言われる「エンジニア不足」という言葉をそのまま受け取るのは危険です。
不足しているのは、あくまで実務経験があるエンジニアや入社後に早く戦力化できる人材であることも多いです。
未経験者の場合、企業側は採用後に育成する必要があります。
そのため、企業は未経験者に対して、
- 本当にITに興味があるのか
- すぐ辞めないか
- 学び続けられるか
- 現実を理解しているか
をかなり見ています。
最初から理想条件を高くしすぎると苦戦する
未経験IT転職でよくある失敗が、最初から希望条件を高くしすぎることです。
たとえば、以下のような希望です。
- 自社開発に行きたい
- フルリモートで働きたい
- 年収は下げたくない
- SESや客先常駐は絶対に避けたい
- 夜勤はできない
- 研修が手厚い会社だけがいい
- 残業が少ない会社がいい
もちろん、希望を持つこと自体は悪くありません。
ただ、未経験の段階でこれらをすべて満たそうとすると、応募できる求人がかなり少なくなります。
特に、完全未経験からWeb系自社開発だけを狙う場合は競争が激しいです。
実務経験者やスクール卒業生、ポートフォリオを作り込んでいる人とも比較されます。
未経験からIT業界に入るなら、最初は「理想の働き方」だけでなく、どこなら実務経験を積めるかを現実的に考える必要があります。
まずは自分に合う入口職種を決める
未経験からITエンジニアを目指す場合、最初に考えるべきなのは「どの職種から入るか」です。
ITエンジニアといっても、仕事の内容はかなり違います。
プログラミングを書く仕事もあれば、サーバーやネットワークを支える仕事もあります。
ユーザーからの問い合わせ対応をする仕事もあれば、社内システムの運用を支える仕事もあります。
未経験者は、いきなり「エンジニアになりたい」と考えるより、「自分はどの入口なら入りやすいか」「どの職種なら学習を続けられそうか」を考えた方が転職活動を進めやすくなります。
IT職種の仕事内容をより詳しく確認したい場合は、
厚生労働省の職業情報提供サイトjob tagも参考になります。
未経験から目指せるIT職種の種類
未経験からITエンジニアを目指す場合、候補になる職種はいくつかあります。
以下は、代表的な職種の比較です。
| 職種 | 入りやすさ | 学習難易度 | 求人の多さ | 向いている人 | 注意点 |
|---|---|---|---|---|---|
| プログラマー | △ | 高い | ○ | コードを書くのが好きな人 | 人気が高く競争も強い |
| Webエンジニア | △ | 高い | ○ | Webサービスに興味がある人 | ポートフォリオが求められやすい |
| インフラエンジニア | ○ | 中 | ○ | コツコツ学べる人 | 夜勤・運用から始まることもある |
| ヘルプデスク | ◎ | 低〜中 | ○ | 人と話すのが苦でない人 | 技術職に寄せる意識が必要 |
| テクニカルサポート | ○ | 中 | ○ | 問題解決が好きな人 | サポート職で止まらない工夫が必要 |
| 社内SE補助 | △ | 中 | △ | 社内調整が得意な人 | 完全未経験では狭き門 |
| 運用保守 | ○ | 中 | ○ | 安定運用に関心がある人 | スキルアップしない環境に注意 |
この表で大事なのは、「どれが一番良いか」ではありません。
自分の年齢、職歴、学習状況、希望条件に合う入口を選ぶことです。
20代でプログラミング学習をかなり進めている人なら、Webエンジニアを目指す選択肢もあります。
一方で、30代未経験でIT業界への入口を探している人なら、インフラエンジニア、ヘルプデスク、運用保守なども現実的に検討した方がよいです。
未経験から目指しやすい入口職種

未経験者にとって、入りやすさと将来性のバランスを考えると、最初から選択肢を狭めすぎないことが大切です。
ここでは、未経験者が検討しやすい入口職種を整理します。
インフラエンジニアは未経験からの入口として現実的
未経験からIT業界に入りたい人にとって、インフラエンジニアは現実的な入口になりやすい職種です。
インフラエンジニアは、ネットワーク、サーバー、クラウドなど、ITシステムの土台を支える仕事です。
プログラミング中心の開発職とは違い、ネットワークやサーバーの基礎知識、Linux、クラウド、セキュリティなどを学びながらキャリアを作っていきます。
未経験者にとってインフラエンジニアが検討しやすい理由は、学習テーマが比較的明確だからです。
- ネットワーク基礎
- Linux基礎
- CCNA
- LinuC
- AWSの基礎
特にCCNAのような資格は、未経験者が「学習していること」を面接で伝える材料になります。
もちろん資格を取れば必ず転職できるわけではありません。
それでも、未経験者にとっては「本気でITを学んでいる」と示しやすい材料になります。
-
-
インフラエンジニアとは?未経験から転職するなら資格取得がおすすめ
続きを見る
CCNA学習を始めたい人はこちら
ヘルプデスク・運用保守から始める選択肢もある
未経験からIT業界に入る場合、ヘルプデスクや運用保守から始める選択肢もあります。
ヘルプデスクは、社内や顧客からの問い合わせに対応する仕事です。
パソコン、システム、ネットワーク、アカウント管理など、ITに関する基本的な知識を使います。
運用保守は、システムやサーバーが正常に動き続けるように監視・対応する仕事です。
どちらも、いきなり高度な開発業務を任されるわけではありませんが、IT業界に入る入口としては現実的です。
ただし、注意点もあります。
ヘルプデスクや運用保守に入ったあと、学習を止めてしまうと、次のキャリアにつながりにくくなることがあります。
大事なのは、入社後にネットワーク、サーバー、資格、業務改善などを学び続けることです。
Webエンジニアは人気だが、未経験からは競争が激しい
Webエンジニアは人気があります。
自社サービス、Webアプリ、スタートアップ、リモートワークなどのイメージがあり、未経験者からの人気も高い職種です。
ただし、人気がある分、競争も激しいです。
未経験からWebエンジニアを目指す場合、単に「プログラミングを少し勉強しました」だけでは足りないことがあります。
ポートフォリオ、GitHub、実際に作ったアプリ、学習の継続性などを見られることもあります。
また、Web系の未経験求人には応募者が集まりやすいです。
そのため、Webエンジニアを目指すなら、独学だけで進めるのか、スクールを使うのか、自分に合う学習方法を考える必要があります。
スクールに行くべきか迷う人はこちら
社内SEは人気だが、完全未経験からは難しいことも多い
社内SEは、自社内のシステム管理やIT環境の整備を行う仕事です。
客先常駐が少ないイメージがあり、安定した働き方を求める人から人気があります。
ただし、完全未経験からいきなり社内SEを目指すのは簡単ではありません。
社内SEは、社内の問い合わせ対応、ベンダー調整、システム運用、ネットワーク管理、セキュリティ対応など、幅広い知識が求められます。
そのため、企業側はある程度のIT経験や業務理解を求めることがあります。
完全未経験で社内SEだけに絞るより、まずはヘルプデスク、インフラ運用、テクニカルサポートなどから経験を積み、その後に社内SEを目指す方が現実的なケースもあります。
未経験IT転職で失敗しやすい人の特徴

未経験からITエンジニアを目指す人の中には、転職活動で苦戦しやすいパターンがあります。
ここは少し厳しめに書きます。
ただ、先に知っておけば対策できます。
何となく「ITなら安定しそう」で動いている
「IT業界は伸びているから」「エンジニアは将来性がありそうだから」「手に職をつけたいから」。
この理由自体は悪くありません。
ただ、それだけだと面接では弱いです。
企業は、なぜITなのか、なぜその職種なのか、そのために何をしているのかを見ています。
何となくITに行きたい人より、学習を始めていて、職種理解があり、転職理由を自分の言葉で説明できる人の方が通りやすいです。
自社開発やリモートだけを狙っている
未経験から自社開発やフルリモートを狙いたい気持ちはわかります。
ただし、最初からそこだけに絞ると、求人の選択肢がかなり狭くなります。
特に未経験者の場合、企業は育成コストをかける必要があります。
そのため、いきなりリモート前提で採用することに慎重な会社もあります。
まずは実務経験を積み、次の転職で働き方を広げるという考え方も必要です。
学習実績がない
未経験IT転職で、学習実績がないのはかなり不利です。
資格が必須という意味ではありません。
ただ、何も学習していない状態だと、面接で本気度を伝えにくいです。
学習実績は、未経験者にとって「やる気があります」を具体化する材料です。
- Progateで学習した
- Ping-tでCCNA対策をしている
- Linuxの基礎を学んでいる
- ポートフォリオを作った
- スクールで学習している
こうした行動があるだけで、面接で話せることが増えます。
職種理解が浅い
「エンジニアになりたいです」と言っても、どのエンジニアを目指すのかが曖昧だと、選考では弱くなります。
企業側から見ると、この人は仕事内容を理解しているのか、入社後にギャップで辞めないか、本当にこの仕事を続けられるのかが気になります。
未経験者ほど、職種理解が重要です。
SESを全部悪だと思っている
未経験IT転職では、SES求人に出会う可能性があります。
ここで大事なのは、SESを全部悪と決めつけないことです。
たしかに、避けた方がいいSES企業はあります。
研修が弱い、配属後に放置される、キャリア支援がない、何年いてもスキルが身につかない会社は注意が必要です。
一方で、未経験からIT業界に入る入口として、SESが現実的な選択肢になることもあります。
大事なのは、「SESかどうか」だけではなく、研修・配属・フォロー・スキルアップ環境まで確認することです。
年収や働き方の希望が現実と合っていない
未経験からIT業界に入る場合、最初から大幅な年収アップを狙うのは難しいことがあります。
もちろん、前職の経験や年齢、スキルによって変わります。
ただ、完全未経験の場合は、まず実務経験を積むことが優先になるケースもあります。
最初の転職で全部を叶えるのではなく、1〜2年後のキャリアまで見て判断することが大切です。
転職理由をうまく説明できない
未経験転職では、転職理由も重要です。
「今の仕事が嫌だから」だけだと、採用側は不安になります。
大事なのは、なぜITに興味を持ったのか、どんな学習をしているのか、前職の経験をどう活かすのか、入社後にどう成長したいのかを説明できることです。
過去の職歴も、伝え方次第で評価材料になります。
過去経験の活かし方
- 営業経験:顧客対応力・課題把握力・提案力
- 販売経験:接客力・トラブル対応力・チーム連携
- 事務経験:正確性・Excel操作・業務効率化
- 飲食経験:マルチタスク・現場対応力・継続力
未経験からITエンジニアになるための5ステップ

ここからは、未経験からITエンジニアを目指す具体的な進め方を整理します。
ステップ1:IT職種の違いを理解する
まずは、IT職種の違いを理解しましょう。
最初からプログラミングだけを勉強する必要はありません。
自分が目指す職種によって、学ぶべきことは変わります。
Webエンジニアを目指すなら、HTML、CSS、JavaScript、バックエンド言語、データベースなどが候補になります。
インフラエンジニアを目指すなら、ネットワーク、Linux、サーバー、クラウド、セキュリティなどが候補になります。
ヘルプデスクや運用保守なら、IT基礎、パソコン、ネットワーク、業務システムの理解、問い合わせ対応力なども重要です。
まずは「何を勉強するか」より前に、「どの職種を目指すか」を整理しましょう。
ステップ2:自分に合う入口職種を決める
次に、自分に合う入口職種を決めます。
未経験者の場合、最初から理想だけで選ぶと苦戦しやすいです。
| 状況 | 検討しやすい職種 |
|---|---|
| プログラミングが好き | プログラマー、Webエンジニア |
| コツコツ学ぶのが得意 | インフラエンジニア |
| 人と話すのが苦ではない | ヘルプデスク、テクニカルサポート |
| 安定運用に関心がある | 運用保守 |
| 社内調整が得意 | 社内SE補助、ヘルプデスク |
自分に合う職種がまだわからない場合は、転職エージェントに相談して求人の傾向を聞くのも一つの方法です。
ステップ3:最低限の学習を始める
目指す職種がある程度見えてきたら、最低限の学習を始めます。
未経験者にとって、学習実績はかなり大事です。
なぜなら、面接で「本気度」を伝えやすくなるからです。
Web系を目指すなら、HTML、CSS、JavaScript、簡単なWebアプリ作成などが候補になります。
インフラ系を目指すなら、ネットワーク基礎、Linux、CCNA、LinuCなどが候補になります。
特にインフラエンジニアを目指す人は、CCNA学習を通じてネットワークの基礎を学ぶのも良い選択肢です。
CCNA学習を考えている人はこちら
ステップ4:職務経歴書で過去経験をIT向けに言語化する
未経験者でも、これまでの経験がまったく評価されないわけではありません。
大事なのは、IT職種に活かせる形で言語化することです。
営業経験がある人なら、顧客折衝、課題把握、提案力、目標達成経験が評価材料になります。
販売経験がある人なら、接客、トラブル対応、チーム連携、業務改善が材料になります。
事務経験がある人なら、正確性、Excel操作、業務効率化、社内調整が材料になります。
飲食やサービス業の経験も、マルチタスク、現場対応力、コミュニケーション力として伝えられます。
未経験転職では、「IT経験がないから書けることがない」と考えがちです。
でも実際は、過去の経験をどう整理するかで、印象は変わります。
ステップ5:転職エージェントまたはスクールに相談する

ある程度方向性が見えたら、転職エージェントまたはスクールに相談します。
すぐに応募できる可能性がある人は、転職エージェントで求人を確認してみるとよいです。
一方で、学習実績がほとんどない人、30代未経験で不安が強い人、面接で話せる材料がない人は、先にスクールや資格学習を検討した方がよい場合もあります。
大事なのは、今の自分の状態に合った選択をすることです。
未経験者は転職エージェントとスクールのどちらを使うべき?
未経験IT転職では、転職エージェントに相談すべきか、スクールに行くべきかで迷う人が多いです。
結論は、人によります。
すぐエージェントに相談してよい人もいれば、先に学習やスクールを検討した方がよい人もいます。
まずエージェントに相談してよい人
以下に当てはまる人は、まずエージェントに相談してもよいです。
- 20代である
- すでに少し学習している
- 職歴がある
- 希望条件にこだわりすぎない
- まず求人可能性を知りたい
- どの職種が合うか相談したい
転職エージェントに相談したからといって、必ず転職しなければいけないわけではありません。
求人を見たうえで、「今は準備した方がいい」と判断するのもありです。
先にスクールや学習を検討した方がよい人
一方で、以下に当てはまる人は、先に学習やスクールを検討した方がよい場合があります。
- 学習実績がまったくない
- IT職種の違いがわからない
- 面接で話せる材料がない
- 30代未経験で不安が強い
- 独学で何度も挫折している
- ポートフォリオや資格などの材料がない
スクールに行けば必ず転職できるわけではありません。
ただ、学習の進め方がわからない人や、独学が続かない人にとっては、スクールがきっかけになることもあります。
スクールに行くべきか迷う人はこちら
30代未経験は準備してから相談した方がよいケースもある
30代未経験の場合、20代未経験よりも選考ハードルは上がりやすいです。
企業側は、年齢に応じた社会人経験や、入社後のキャッチアップ力を見ています。
そのため、30代未経験で学習実績がまったくない状態だと、求人紹介や選考で苦戦しやすくなります。
30代未経験の場合は、以下の準備が重要です。
- 目指す職種を絞る
- 最低限の学習を始める
- 資格や成果物を作る
- 職務経歴書で過去経験を整理する
- 現実的な求人条件を理解する
完全未経験で求人紹介が少ない場合でも終わりではない
転職エージェントに相談して、求人紹介が少ないと言われることもあります。
でも、それで終わりではありません。
今の状態では紹介が難しいだけで、学習や資格、職務経歴書の整理によって状況が変わることもあります。
大事なのは、「断られた=無理」と決めつけないことです。
足りない部分を整理して、準備してから再挑戦すればよいです。
未経験IT転職におすすめの相談先
未経験IT転職では、読者の状況によって相談先を変える必要があります。
以下は、状況別の相談先の目安です。
| 読者タイプ | 相談先候補 | 理由 | 次に見るべき記事 |
|---|---|---|---|
| 30代未経験 | doda、リクルートエージェント | 求人数が広く、可能性を確認しやすい | 未経験向けエージェントを比較する |
| 20代未経験 | ウズウズIT、ユニゾンキャリア | 未経験向け支援と相性がよい | 20代未経験向けの相談先を見る |
| 地方在住 | doda、リクルートエージェント | 全国求人を見やすい | 地方対応のエージェントを比較する |
| インフラ志望 | ネットビジョンアカデミー、ウズウズIT | 学習と就職支援の導線を作りやすい | インフラエンジニアの始め方を見る |
| スクール検討 | テックアカデミー、TERAS CAMPUS、ポテパンキャンプなど | 学習目的別に選べる | スクールが必要か判断する |
ここで大事なのは、「有名だから登録する」のではなく、自分の状況に合う相談先を選ぶことです。
30代未経験や地方在住の人は、まずdodaやリクルートエージェントで求人の幅を確認するのが現実的です。
20代未経験なら、ウズウズITのような未経験向け支援と相性が良い場合があります。
インフラエンジニアを目指すなら、ネットビジョンアカデミーのようなインフラ系スクールも検討候補になります。
30代未経験からITエンジニアを目指す場合の注意点

30代未経験からITエンジニアを目指す場合、20代未経験と同じ進め方ではうまくいかないことがあります。
30代だから無理、というわけではありません。
ただし、準備なしで動くと苦戦しやすいです。
20代より選考ハードルは上がる
30代未経験の場合、企業側は社会人経験や定着性、学習意欲、現実理解を見ます。
20代であればポテンシャルで見てもらえることもありますが、30代では「なぜ今ITなのか」をより具体的に説明する必要があります。
職種選びが重要
30代未経験の場合、Web系自社開発一本に絞ると難易度が高くなります。
もちろん不可能とは言いません。
ただ、応募者が多く、企業側も経験者や若手を優先しやすい領域です。
現実的には、インフラエンジニア、ヘルプデスク、運用保守、テクニカルサポートなども含めて検討した方がよいです。
学習実績や資格が本気度を示す材料になる
30代未経験の場合、学習実績があるかどうかは重要です。
特にインフラ系なら、CCNAやLinuxの学習は面接で話しやすい材料になります。
資格そのものがゴールではありません。
ただ、未経験者が「本気で準備している」と伝える材料として有効です。
-
-
30代未経験からエンジニアになるための5つのポイントを紹介
続きを見る
未経験IT転職でSESは避けるべき?
未経験からIT転職を目指す人が不安に感じやすいのが、SESです。
「未経験だとSESしかないのでは?」
「客先常駐はやめた方がいいのでは?」
「ブラックSESに入ったらどうしよう」
こうした不安は自然です。
未経験歓迎求人はSESが多くなりやすい
未経験歓迎のIT求人では、SES求人が多くなりやすいです。
これは現実として知っておいた方がいいです。
未経験者を採用し、研修して、現場で経験を積ませる仕組みとして、SESが入口になっているケースがあるからです。
SESが全部悪いわけではない
未経験IT転職ではSES求人に出会うこともありますが、SESがすべて悪いわけではありません。
研修や配属後のフォローがあり、資格取得支援やキャリア面談が機能している会社であれば、未経験から実務経験を積む入口になることもあります。
大事なのは、SESかどうかだけで判断するのではなく、どのような案件に入るのか、どんなフォロー体制があるのか、入社後にスキルアップできる環境かを確認することです。
避けた方がいいSESの特徴
未経験者が注意した方がいいSESには、以下のような特徴があります。
- 研修がほとんどない
- 配属先の業務内容が不透明
- 配属後に放置される
- 資格支援や学習支援が弱い
- キャリア面談が機能していない
- 何年いてもスキルが増えない
- 待機や雑務ばかりになる
こうした会社に入ると、IT業界に入ったのにスキルが身につかないという状態になりかねません。
入社前に確認すべきポイント
未経験でSES企業を検討する場合は、以下を確認しましょう。
- 研修内容
- 配属先の業務例
- 配属後のフォロー体制
- 資格取得支援
- キャリア面談の有無
- 過去の未経験入社者のキャリア
- どのような案件に入る可能性があるか
ここを確認せずに入社すると、入社後のギャップが大きくなります。
経験を積んだ後はSES脱出も狙える
最初にSESへ入ったからといって、一生SESで働くわけではありません。
1〜2年経験を積めば、次の転職で選択肢が広がることもあります。
インフラ経験を積んで社内SEを目指す。
運用保守から構築へ進む。
開発経験を積んで自社開発を目指す。
こうしたステップアップも可能です。
SESで悩んでいる人はこちら
未経験からITエンジニアを目指す人によくある質問
未経験からITエンジニアになるのは何歳まで可能?
明確に「何歳まで」と決まっているわけではありません。
ただし、年齢が上がるほど、職種選びと準備は重要になります。
20代はポテンシャルを見てもらいやすいですが、30代は学習実績、過去経験の活かし方、転職理由の説得力が必要です。
30代未経験でも大丈夫?
無理ではありません。
ただし、20代未経験よりも現実的な戦略が必要です。
Web系自社開発だけに絞るより、インフラ、ヘルプデスク、運用保守なども含めて入口を広げた方がよい場合があります。
プログラミングとインフラならどちらが良い?
人によります。
プログラミングが好きで、継続してコードを書ける人は開発系を目指すのも良いです。
一方で、未経験からの入りやすさや学習テーマの明確さを考えると、インフラエンジニアも現実的な選択肢です。
資格は必要?
必須ではありません。
ただし、未経験者にとって資格や学習実績は、本気度を伝える材料になります。
特にインフラエンジニアは資格取得が評価されやすいため、目指すならCCNAやLinuxの学習は役立ちます。
ITの基礎学習や資格については、IPA(情報処理推進機構)が公開している情報も参考になります。
スクールに行かないと無理?
スクールに行かなくても転職できる人はいます。
ただし、独学が続かない人、何を勉強すればいいかわからない人、面接で話せる材料がない人は、スクールを検討する価値があります。
スクールに行くべきか迷う人はこちら
SESはやめた方がいい?
そんなことはありません。
SESでもしっかりと経験を積めるホワイトな会社はたくさんあります。
しかし、避けた方がいいSES企業があることも事実です。
大事なのは、研修、配属、フォロー、キャリア支援、スキルアップ環境を確認することです。
転職エージェントに断られたらどうすればいい?
断られたからといって、IT転職が無理というわけではありません。
求人紹介が難しい理由を整理し、学習、資格、職務経歴書の改善をして再挑戦すればよいです。
必要であればスクールや学習サービスを使って、面接で話せる材料を作るのも選択肢です。
最初に何を勉強すればいい?
目指す職種によって変わります。
Web系ならHTML、CSS、JavaScriptなど。
インフラ系ならネットワーク、Linux、CCNAなど。
まずは職種を決めてから学習内容を選びましょう。
まとめ|未経験からITエンジニアを目指すなら、まず入口職種と相談先を決めよう

未経験からITエンジニアを目指すことは可能です。
ただし、準備なしで理想条件だけを並べると苦戦しやすいです。
最初に大事なのは、職種選びです。
プログラマーやWebエンジニアだけでなく、インフラエンジニア、ヘルプデスク、運用保守、テクニカルサポートなども現実的な入口になります。
また、未経験者は自分の状態に合わせて相談先を変える必要があります。
- すぐ求人可能性を知りたい人は、転職エージェント
- 学習実績が不安な人は、スクールや資格学習
- 30代未経験で不安な人は、30代向けの記事
- インフラに興味がある人は、インフラエンジニア向けの記事
未経験からITエンジニアを目指すなら、最初から完璧な選択をしようとしなくて大丈夫です。
まずは、自分に合う入口職種を決めること。
最低限の学習を始めること。
そして、今の経歴でどんな求人を紹介してもらえるのかを確認すること。
この順番で進めていきましょう。