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いざ転職活動を始めて応募に踏み出しても、なかなか書類選考が通らずに面接へ行けないという話は珍しくありません。
求人はたくさんあるのに、書類が通らなければ面接へ行くこともできず、結果、内定も遠くなってしまいますよね。
折角やる気を出して、苦手な自己PRを書いて、意を決して応募をしても、書類NGが続くとモチベーションを保つのも難しいと思います。
しっかり作り込むことと、完成したら見直しを最低2回はやりましょう!
また、今回は書類選考で見送りとなっていてかつ、見直すことで改善できる10個のポイントを挙げました。
これを見て、履歴書、職務経歴書を完成させてください!
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1. 誤字・脱字はないですか?
基本的なことではありますが、誤字・脱字があると、単純に、雑な作りだと思われやすいです。もしかするとじっくりと時間をかけて丁寧に書いたものかもしれませんが、誤字・脱字があることによって、それは台無しになってしまいます。
大事な提出書類であるにも関わらず、完成したあとの見直しを怠っていると思われ、仕事もあまり丁寧にやる人ではないと勝手に想像されたあげく、不採用となるわけです。
1箇所、2箇所ぐらいなら許容範囲かもしれませんが、書類NGとなってからでは遅いので、提出前にしっかりと見直して、確認するようにしましょう。
2. 履歴書の志望動機の欄を使い回していませんか?
わかります。すごくわかります。書類を作るのも大変ですが、応募する会社毎に志望動機を考えるのも大変ですよね。つい、どこでも使えそうなものを書いておけば、どこの会社に提出する時にも使えるなと、誰しも一度は考えることなんじゃないかと思います。
でもこれは怠ってはいけません。志望動機を書くことは、その会社に入りたいという意気込みを伝えることです。
その会社に入って何がしたいのか、その会社に入ってどうなりたいと思うのか。加えて、あなたが会社に対して貢献できることは何があるのか。世の中ギブアンドテイクです。
会社だって何かを与えてくれる人を採用したいです。
勿論、今回は未経験のエンジニア採用という題材なので、スキル的に即戦力を期待されているわけではありません。
あくまでも成長性を感じさせることによって、ゆくゆくは会社の利益に貢献できる人材になれることをアピールしていくのが上等手段となります。
志望動機の欄は枠が小さいことが多いですが、WordやExcelファイルのものであれば、編集して枠を広く設けることだってできます。ただし、力の入れすぎは長続きしないと思いますので、志望度の高い会社に対して、特に念入りに書くようにして、他の会社に対しては、最低限、ホームページに載ってる情報を入れて、志望動機を書くのがいいと思います。
3. 本人希望記入欄に余計なこと、書いていませんか?
基本的に特別な事がない限り、この欄は何も書かないことが無難です。お給料のことや、残業時間、福利厚生面における希望を書いても、印象が良くなることはまずないです。
また、職務内容を限定的に書いてしまうのもあまり印象は良くないです。
「iPhoneアプリの開発希望」
「Rubyを使ったWebシステム開発希望」など。
応募する時には、ホームページか求人サイト、ハローワーク、人材紹介会社のいずれかから応募することになると思います。
ということは、職務内容や給与条件などは、ある程度把握することができているはずですよね。
その上で応募に至っているので、変に希望条件を書いても、「求人サイトの情報ちゃんと見てないのかな?」と思われてしまうこともありますので注意してください。
4. 職務経歴書に略歴を書いていますか?
略歴とは、これまでの経歴について短くまとめたものです。自分の経歴を紹介するイメージですね。
職務経歴書の最初に書くケースが多いと思います。
以下の点を簡単にまとめて文章で書きましょう。
- 学生時代に勉強したことや取り組んでいたこと
- 仕事の経験内容について(アルバイト含む)
- 仕事をしていて学べたことについて
- エンジニアになりたいと思った理由
- 現在勉強していることについて(エンジニアに関するもの)
5. 空白の期間がある場合は、その説明を記載していますか?
例えば1浪していた場合であっても、何も記載がないと、空白の1年があることになります。勿論高校と大学の間であれば、浪人かな?と推測できなくもないですが、書いてあった方が丁寧です。
また、職歴と職歴の間が空いている場合
は特に気になるポイントとなります。
空白期間についてはしっかりと明記して、書類選考を担当する人に、「この期間は何をしていたんだろう?」と、思われないようにしましょう。
6. 自己PRは記載していますか?また、ボリュームは最適でしょうか?
自己PRを書いてない方がたまにいますね。これはかなり損していると思います。読んで字のごとく、自分をアピールするところです。
上で書いた略歴に、PRを含めて書く場合もありますが、やはり別枠として書いた方が伝わりやすいです。
自分の強みや、エンジニアとしても生かしていけるような長所、苦労を乗り越えてきた経験、協調性をもって何かを成し遂げたこと、コツコツと継続できる力、集中力があってパソコンに長時間向き合っていられるなど、アピールできることを書きましょう。
また、一定のボリュームも意識した方がいいです。例えばA4用紙で1行しかPRが書いていないとなると、もはやPRになっていません。ここはなんとか振り絞って、5行ぐらいはかけるように頑張ってください。
7. 職務内容は詳しく書けていますか?
記載内容が薄いと、ちゃんと仕事してなかったんじゃないかと思われてしまいます。
仕事内容はまとめようと思えば簡単だと思います。
例えば、ドラマに出るような役者の人なら、「ドラマ出演、映画出演など芸能活動全般」と書けば終わってしまいます。
ヨガスタジオでインストラクターをやってる人も、「ヨガスタジオでのインストラクター業務」と一言書いて終わることもできます。
ただ、これだと単純に寂しいですよね。
文章が多ければいいと言うわけではありませんが、それなりに何かをちゃんと伝えようと思うと、それなりの量になるのではないかと思います。
もう少し内容を細分化して書くことをお勧めします。
できれば、その内容を見た人が「この職業ってこんなこともやるんだ」と意外なものなんかが含まれていると、インパクトがあっていいですね。
役者の人であれば、様々な稽古を受けるでしょうからその稽古内容や、どんなドラマで、どんな役柄を担当したことがあるのか、大変だったことや、その経験から得られたものや、〇〇賞受賞などの成果を書くこともできると思います。
職務内容が詳しく書いてあると、説明が丁寧な人、真面目で誠実な人、仕事に対して真摯に向き合っている人、こんな風に思われやすいです。
面接で詳しく話せばいいやと思っていては、肝心な書類選考を通過することができません。
昔の職務だと忘れてしまっていることもあるかもしれませんが、出来限り思い出して詳細に書くようにしましょう。
8. 現在取り組んでいる勉強内容は書いてありますか?
未経験からエンジニアを目指す以上、これが最大のアピールポイントになります。
サッカー選手になりたい方はサッカーの練習をしますよね?
ギターリストになりたいと思う人もギターの練習をします。
アナウンサーになりたい人は発生練習なんかもするでしょう。
エンジニアだって例外じゃないです。
いくら未経験歓迎という求人だとしても、何も準備をしてない人を雇うメリットがどこにあるのかという、採用側の目線に立ってみてください。
本気なら行動に移している=勉強しているということに繋がるため、勉強内容を書きましょう。
まだ勉強していない方は、今からでも遅くないです。少しでも勉強したことは、経歴書に書けますし、面接でも話すことができますよ!
9. 履歴書と職務経歴書の年号は合っていますか?また、西暦と和暦は混在してないですか?
履歴書には20XX 年4月入社と書いてあるのに、職務経歴書には、20XX年3月入社と記載がある。単なる記載ミスかもしれませんが、これだとどちらが正しいのかわかりませんので、完成したらそれぞれを見比べて、履歴書と職務経歴書で年号があっているかどうかを確認しましょう。
また、履歴書は昭和や平成なのに、職務経歴書は西暦で書いてあるものを見かけます。
一見、履歴書と職務経歴書の整合性が取りづらいので、ここは統一するようにしましょう。
ちなみにどちらで書いても構いませんが、私の個人的な好みは西暦です。
10. 応募する会社の数、そもそも少なすぎませんか?
明確にターゲットとしている会社があるなら話は変わりますが、そうでない場合、書類選考は数で勝負の一面もあります。とにかく応募はどんどん進めましょう!そして面接にもどんどん慣れていきましょう!
応募数が10社では少ないです。
20社、30社送っていいんです!
経験だと思って行動を起こすことが、就職への近道だと言えると思います。
まとめ
履歴書や職務経歴書を作成するのは大変だと思います。
しかし、就職するためには欠かせないものですので、自分の武器をしっかり磨くというイメージで、完成度の高いものを目指してください。
最初に内容の濃いものを作ることができれば、面接でも自然とそのことについて話すことができると思いますので、一石二鳥です。
いや、それが内定に繋がって、入社に繋がり、最終的には将来の人生に繋がっていくと思いますので、二鳥どころではないですね。
多少時間をかけてもいいので、じっくりと経歴書に向き合う時間を作ってみてはいかがでしょうか。
どうしても苦手だという人は、転職エージェントの無料相談に行ってみることをおススメします。
あなたの常識が転職業界での常識ではない可能性もありますし、あなたの経歴からアピールできるポイントを探って書き方を教えてくれますよ。
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