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この記事では未経験からプログラマ―へ転職するにあたり、転職活動でポイントとなっていることについて解説していきます。
年齢毎に内定をとるために必要とされるものが異なりますので、面接対策に役立てて頂けたら幸いです。
ちなみに新卒ではなく、あくまで中途枠での未経験採用を対象とした解説となっています。
未経験からプログラマ―になるのは難しいのか?
はっきりと申し上げて、コロナ以前と比べるとプログラマ―に転職する難易度はグッと上がりました。
それまでは未経験歓迎の求人も多く、応募すれば書類が通る確率もそれなりにありました。
しかし、コロナによって状況は変わり、書類選考も面接も今は難易度が上がっています。
- コロナはいつまで長引くのか?
- 緊急事態宣言はまた出るのか?
- 会社の業績への影響はどうなるか?
会社を経営していく上での不安要素が多いため、採用も慎重になっています。
採用が慎重になるとその分選考難易度も上がってしまいます。
しかし、このご時世でも未経験から内定を獲得し、プログラマ―としてキャリアをスタートしている人たちがいることも確かです。
決して無理ゲーではありません。
それでは各年代別に、転職時のポイントについて解説していきたいと思います。
尚、プログラマ―及びインフラエンジニアを含めた、ITエンジニアになるための転職手順について知りたい人は、未経験からITエンジニアへの転職方法を徹底解説。をご覧ください。
年齢別、プログラマーへの転職ポイント
年齢によって転職する時のポイントは異なります。
面接官はあなたの年齢によって、期待することや質問してくる内容を変えてきます。
未経験という大きなくくりだけで対策をした場合、思わぬ落とし穴に引っ掛かりかねません。
自分の年齢はもちろん、他の年齢でもどのようなところがポイントになっているのかを知ることで、面接対策も行いやすくなると思います。
22歳未満
この年齢層の場合、社会人経験が浅く、子どもっぽいと評価されてしまうことが多いのが特徴です。
なぜ子供っぽいと言われてしまうのか。
その理由は、
- 言葉遣いが学生口調である
- 将来の事をしっかりと考えることができていない
- やりたいこと以外に無関心である
この3つが大きな要因となっています。
面接で予想される質問に対して準備をし、答え方(話し方)についても確認をしておきましょう。
また、将来のこと(キャリプラン)を考え、やりたいことに付随する業務がどんなものがあるのかも知っておくべきです。
キャリアプランについては、エンジニア(SE、PG、インフラ)のキャリアプラン例文と考え方。の記事で詳しく説明しています。
やりたいことに付随する業務とは、例えばプログラム開発がやりたい場合、他に付随する業務として、システムの要件定義であったり、開発したものをテストしたりといったことがあげられます。
尚、できれば誰かに面接練習に付き合ってもらい、言葉遣いはどうか、意欲はちゃんと伝わるかといったところを確認してもらうのがおススメです。
決して自己判断で「大丈夫だろう」と過信しないようにご注意ください。
ポイント
学生口調については、こちらのサイトでわかりやすく説明されていますので参考になると思います。
22歳以上~27歳以下
この年代であれば新卒や第二新卒と同じように扱ってもらえることが多いです。
そのため、ポイントとしては22歳未満と同じことも当てはまるのですが、もう一つあります。
- 一般的なビジネスマナーができているか
もしビジネスマナーができていないなら、「この人を採用するより新卒の方がいいよね」となってしまいます。
そのため、アルバイトでも構わないのですが、何かしらの仕事の経験が求められているということになります。
仕事をしていれば、職場での挨拶であったり、顧客や先輩上司への接し方、報連相といった基本的なことなどを教えてもらうはずです。
そのような経験から、ビジネスマナーができている人が求められます。
加えて、その仕事から得られたことなどもポジティブに答えられるようにしておくことをおススメします。
28歳、29歳
アラサーとなると書類選考の通過率がグッと下がります。
未経験者の採用において、ボーダーラインを27歳としている会社が比較的多いためです。
明確な理由は正直なところわかりません。
ただ、おそらくどこの会社も30歳ならある程度の戦力になっていて欲しいという思いがあると思います。
ある程度の戦力となると、ちょっと漠然としてますが、3年は経験している人という印象になると思うので、ボーダーを27歳としている会社が多いのではないかと個人的には推測しています。
そこで必要となるポイントとしては、
- 全くの未経験者よりもスキルを持っていること
全くの未経験なのであれば、「もっと若い人採用すればいいよね」となってしまいます。
そこで、何かしらのプログラミングスキルを身に着けておかなければなりません。
独学でもスクールに通うでも知人に教えてもらうでも手段は問いません。
「私は○○が作れます」と言えるようにすることで、新卒よりも、若い人よりも、早い段階で戦力になりそうだと判断してもらいやすくなります。
プログラミングスクールを検討している場合には、おススメのプログラミングスクール5選を参考にしてもらえたらと思います。
30歳以上
30歳以上となっても未経験からプログラマーに転職したいと思う人はいると思います。
しかし、何かの伝手で求人を紹介してもらわない限り、30歳以上からの転職はハードルはかなり高いと思ってもらった方がいいでしょう。
ずばり、30歳以上で求められるポイントは、
- プログラミングスキルがあり、ポートフォリをを提出できる
- IT関連の資格を取得している
- 職務経歴書の内容が充実している
以上の3点となり、いわゆる即戦力レベルに限りなく近づく必要があります。
スキル以外で、職務経歴書の充実もあげましたが、これはドキュメントの作成能力にも関わってきます。
また、これまでの仕事の成果をしっかりと書けるかどうかもポイントです。
30歳以上での転職においては、30代未経験からエンジニアになるための5つのポイントを紹介の記事でも詳しく説明しています。
尚、もしもどれだけ応募しても難しいとなる場合には、少し方向性を変えて、インフラエンジニアを目指したり、まずは派遣社員として働き始めることも視野に入れることをおススメします。
インフラエンジニアの場合、30歳であってもLinuCやCCNAといったインフラ関係の資格さえ取得ができれば、内定をもらえる可能性はかなり高いです。
インフラエンジニアについて気になる人は、インフラエンジニアとは?未経験から転職するなら資格取得がおすすめもご覧ください。
面接で質問されやすいこと
年齢に関わらず、面接で質問されやすいものが7つあります。
最低限この7つの質問に対する回答は準備の上、面接に臨むことをおススメします。
面接でよく聞かれる7つの質問
- 自己紹介をお願いします
- 弊社への志望理由を教えてください
- エンジニアになりたいと思った理由はなんですか
- 自主的に勉強している内容を教えてください
- 資格取得について考えているものはありますか
- IT業界の情報収集はやっていますか
- エンジニアとしてのキャリアプランを教えてください
それぞれの質問に対する回答のポイントについては、未経験エンジニアが面接で聞かれやすい7つの質問を解説。にて詳しく説明しています。
未経験者におススメの転職エージェント
転職エージェントは数多くありますが、その中でもIT×未経験に強い転職エージェントは限られてきます。
そこでこの条件を満たしている転職エージェントを2社を紹介したいと思います。
ワークポート
【公式URL】https://www.workport.co.jp/
ワークポートは元々IT専門でしたが、登録者数の多さと営業力の強さもあり、今では総合人材サービスの会社となっています。
しかし、強みはやはりIT関連であり、ITエンジニアやゲームプログラマーなどの職種については、特に実績が豊富です。
- 全国に20拠点あり、求人数は全体で45,000件以上。
- IT系の求人数は20,000件以上。
元IT専門という強みは今も健在であり、求人の保有数であったり、スピーディな対応に定評のあるエージェントです。
ワークポートは未経験や第二新卒層の求人も多くの求人を扱っています。
ウズキャリIT
ウズキャリITは、株式会社UZUZ(ウズウズ)が提供する、未経験からITエンジニアを目指す人専門の転職サポートサービスです。
ウズウズでは転職サポート以外にも、ウズウズカレッジというITスクールも運営していて、プログラミングやネットワークについて学ぶことができます。(有料)
ウズウズカレッジについて詳しく知りたい人はウズウズカレッジCCNAコースの特徴を徹底解説の記事もご覧ください。
特に面接対策に強みを持った転職エージェントであるため、面接に自信がない方には特におススメな転職エージェントです。
サポートはオンラインでも対応してもらえるため、全国どこからでも利用可能となっています。
派遣社員を目指した方がハードルは低い
未経験からプログラマ―になる方法は、正社員として転職するだけではありません。
雇用形態を問わなければ、アルバイトや派遣からキャリアをスタートすることもできます。
ただし、アルバイトはあまりおススメしません。
なぜなら、キャリアアップに繋がるような仕事を経験できる可能性が低く、基本的に研修制度などもありません。
そこでおススメなのが派遣です。
派遣の場合、正社員とは異なり、自分で案件を選んで仕事をしていくことができる点にメリットがあります。
もちろん案件ごとに必要なスキルもありますので、まずはできるところからとなりますが、「この仕事はやりたくない」と思ったのなら断ればいいだけです。
派遣での経験は、しっかりと実務経験とみなされるので、派遣で1、2年でも経験を積むことができると、応募可能な会社もかなり増えてきます。
派遣社員として採用されるのは、正社員になるよりもハードルが低いため、なるべく早く働きたいと考えている人にもおススメです。
尚、派遣会社は数多くありますが、おススメなのはアデコの運営するIT専門の派遣サービスModisです。
未経験者向けの研修制度を利用することもでき、派遣社員に対しても社内のキャリアプランナーが相談にのってくれるため、経験を積みやすい環境となっているのが特徴です。
Modisでは、派遣社員から正社員登用の制度も設けられています。
まとめ
未経験からプログラマーへの転職について、各年代のポイントを紹介させてもらいました。
実際は年齢だけでなく、学歴であったりクラブ活動での実績、多職種での仕事の実績など様々な観点から判断されることになります。
ただし、ITは実力世界なので、極端な話、実務としては未経験だけど、独学で即戦力レベルとなっていれば、採用してくれる会社はたくさんあるでしょう。
あたなは今どの立ち位置にいますか?
客観的に自分自身のキャリアを見直し、未経験から転職するために必要なことを準備さえすれば、プログラマ―として転職することは可能です。
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