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インフラエンジニアとして働いていると、”もっと稼げないのかな?”と悩んだりしませんか?
また、運用案件が長くてなかなかステップアップできなかったり、良くも悪くも顧客に気に入られていて、他のプロジェクトに異動させてもらえないなんてこともあるかもしれません。
- もっと稼ぎたい
- もっとキャリアアップできる仕事がしたい
という場合の解決策としては選択肢が3つあります。
- 現職に交渉する
- 他の会社に転職をする
- フリーランスになる
現職に交渉してキャリアアップや年収アップができるならそれが一番スムーズでリスクもないのでいいと思います。
しかし、今が今なのでそれは難しいはず。。。
では、転職するか、フリーランスになるか。
ここで純粋に年収アップを狙うのであればフリーランスがおススメです。
チェック
フリーランスのなり方については、『フリーランスITエンジニアになる簡単5ステップを紹介!これであなたもフリーランスデビュー!』で詳しく解説しています。
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フリーランスITエンジニアになるための5つのステップを紹介!
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この記事では、インフラエンジニアがフリーランスとして働く場合、月額報酬がどれぐらいになるのかを解説していきます。
インフラエンジニアはフリーランスになると稼げる?
フリーランスになれば、ほとんどの人が今より稼げます。
会社に所属している以上、会社の評価基準によって給与が決められてしまうため、必ずしもそれはスキルレベルとイコールにならないからです。
年収に悩みを抱えているエンジニアは多く、会社の中できちんと評価を受けることができていないのが原因です。
チェック
フリーランスとして独立は考えていないけど、年収はあげたいと考えている場合は、『年収が低い?エンジニアの年収が上がらない理由と現職のまま上げる方法まとめ』で、対策方法を解説しています。
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年収が低い?エンジニアの年収が上がらない理由と現職のまま上げる方法
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それに対して、フリーランスはあなたのスキルレベルと月額報酬がイコールになります。
いわゆる実力主義の世界です。
”どうせハイリスクハイリターンなんでしょ?”という声が聞こえてきそうですが、昨今のインフラエンジニアの人手不足及び需要の高さを考慮すると、決してハイリスクというわけではありません。
正社員として働いていても、スキルが上がっていかない環境にいる方が、ハイリスクローリターンで最悪です。
平均月額報酬はどれぐらい?
フリーランスITエンジニアの平均月額報酬は60万円、年収にすると720万円となっています。
正社員として働くエンジニアの年収平均が550万円ということを考えると、やはりフリーランスの方が高いですね。
しかし年収の数字だけを見ると、一見そこまで大きく変わらないかなとも思えますが、フリーランスとして働く人の多くは、20代~40代なのに対して、正社員は20代~60代と幅が広く、かつ正社員の場合は、50歳前後が年収のピークだと言われます。
そのため、20代~40代の平均として比較した場合には、もっと年収に開きがあります。
稼ぐためのスキル
まずは設計、構築フェーズが担当できることです。
これはサーバーであればWindowsでもUnix系でも同じことが言えます。
ネットワークであればCisco製品を扱えると良いですね。
設計、構築フェーズが担当できれば、月に60万円ほどは稼げます。
尚、報酬の高い案件の例として、金融関連があげられます。
金融関連のインフラはWindowsサーバーが使われていることが多いため、Windowsサーバーの対応もできるようになっておけると、フリーランスとしての活動の幅も広がります。
ちなみに金融関連のインフラ設計、構築案件が受注できれば、月に60万円~70万円を稼ぐことも可能です。
また、インフラの技術として高く評価されやすいのが、AWSやAzureといったクラウドのスキルであったり、プログラミングの要素が強いShellスクリプトです。
クラウド技術やスクリプト言語についても習得していくことができれば、更に報酬を上げていくことが可能です。
それと技術に加えて資格を取得しておくこともおススメできます。
LPICやMCP、ネットワークスペシャリスト、CCNP, CCIEなどがおススメです。
インフラ運用しか経験ないけどフリーランスになれる?
結論から言うとなれます。
フリーランス案件として、インフラ運用の仕事もたくさんあります。
未経験からいきなりフリーランスは少しハードル高めなので、その場合、まずは少しでも知識や経験を増やしましょう。
IT専門の人材派遣サービスであるModisなら、未経験者にも紹介してもらえる案件を多く扱っているので、手っ取り早く経験を積むにはおススメですよ。
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しかしながら、設計構築ができないと、月額報酬50万円以上を狙うのは厳しくなってきます。
運用だけの場合、オペレーションレベルなのか、2次対応ができるのか、マニュアル作成ができるのかといった具合に、運用の中でもスキルレベルが異なりますね。
あくまで目安となりますが、オペレーションレベルだと月額報酬は30万円代、2次対応ができれば40万円前後、マニュアル作成ができるレベルであれば、40万円代後半といったところでしょう。
自分の適正年収がわからない
適正年収がわからない時の調べ方としては、3パターンあります。
適正年収の調べ方
- ミイダスで市場価値分析をしてみる
- 転職エージェントorフリーランスエージェントに聞いてみる
- 業界に詳しい知人に聞いてみる
それぞれ見ていきましょう。
ミイダスで市場価値分析をしてみる
ミイダスという転職サイトでは、個人情報の登録が不要で、これまでの経験内容をチェックしていくだけで簡単に市場価値分析ができます。
算出されるされる適正年収については、信憑性に少し欠けるところがありますが、それでも気軽にチェックできるという点はメリットですし、無料なので一回やってみる価値はあります。
チェック
転職エージェントorフリーランスエージェントに聞いてみる
適正年収を知る上で一番確実なのが、エージェントに聞いてみることです。
市場のことをよくわかっていますし、年収の話は転職希望者とも求人企業の担当者とも日常的に話していますので、あなたのキャリアシートを見て、どれぐらいの年収が適正であるかはすぐにわかります。
- 正社員としての適正年収が知りたい場合は転職エージェント。
- フリーランスとしての適正年収が知りたい場合はフリーランスエージェント。
と使い分けましょう。
ただし、レバテックフリーランスは、業界大手のレバテックが運営するフリーランス専門のエージェントです。
レバテックはグループ会社にIT専門の転職支援を行ってるレバテックキャリアもあるため、正社員求人及びフリーランスの案件情報を豊富に揃えています。
ここはまず、情報収集する意味でも登録して話を聞いてみるのが吉でしょう。
業界に詳しい知人に聞いてみる
同じインフラエンジニアとして働いている人やフリーランスエンジニアの支援を行っている知人がいれば、エージェントに登録するよりも簡単に適正年収を確認することができますね。
ただ、年収については友人や知人に話したくないという人も多いと思います。
気にならない人は問題ないかと思いますが、そうでない場合は、やはりエージェントに相談するのがいいと思います。
まとめ
インフラエンジニアはITの根幹を支える技術であり、ITの需要が増えるほど、インフラエンジニアの需要も同じように増えていきます。
”フリーランスは案件がなくなったら収入がなくなるんじゃないか”と不安に思う気持ちもわかりますが、リーマンショックのような大規模な経済危機が起こらない限りは、案件がなくなることも考えにくいです。
そもそも正社員が安定だと考える時代も終わってしまいましたので、ここで一つ、キャリアを見つめ直すのもいい機会かと思います。
フリーランスのメリットは高い報酬を得られるだけではありません。
契約の話を自分自身で行ったり、高い報酬を得られるスキルの習得に積極的になれたり、キャリアアップに繋がります。
また、正社員ではないので、契約した仕事内容以外のことはやらなくていいんです。
インフラエンジニアがフリーランスとして活動していくにあたり、このように様々なメリットをあげることができますので、迷ってるぐらいならまずはエージェントに話を聞きに行ってから考えましょう!
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