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Ping-tというサイトをご存知でしょうか?
IT業界で働いている人や、これからIT業界に転職しようと思っている人は、CCNAやLinuC、ITパスポートという資格のことはご存知かと思います。
このPing-tというサイトは、CCNAやLinuC、ITパスポートを取得するため(他にもOracleMasterやHTML5、ITILなどもあります)の勉強サイトです。
ITパスポートは、IT業界でエンジニアとして働く全ての人が把握しておきたい基礎知識ですし、CCNAやLinuCは、インフラエンジニアにとって登竜門となる資格です。
特にインフラエンジニアは資格が評価されやすい職種なので、就業中の人もそうでない人も、CCNAやLinuCの取得は優先的に考えた方がいいでしょう。
今回は資格取得のためにPing-tというサイトの登録方法、使い方、料金について解説していきたいと思います。
注意
LinuCという資格は、元々はLPICという名称でした。
そこから、LPI-Japanという日本でLinuxの資格を管理している会社が、日本独自の基準を設けて資格を発行しようとなり、LinuCが生まれたという経緯があります。
そのため、【Linuxの基本的な知識を有する資格】としての位置づけは変わっていませんが、【LinuC=日本独自の資格】であり、【LPIC=世界共通の資格】となっています。
尚、受験内容に大きな違いはないため、勉強する時の教材としては、同じ参考書などを使っても問題ありません。
Ping-tとは?
「ピングティー」と読みます。
googleで検索すると、最初に出てくるサイトですね。
Ping-tとは、
『AWS、CCNA/CCNP、LinuC、LPIC、HTML5プロフェッショナル認定資格、OSS-DB、オラクルマスター、ITパスポート、 ITILファンデーション試験の合格を目指す人を応援する学習サイトです。(登録ユーザ数30万人超)』
『ユーザ登録をすると、無料でAWS(SAA-C02)(400問)やCCNA(200-301)(400問)、LinuC(LPIC101)(500問以上 認定教材)、Linux Essentials(約400問)、Oracle Master Bronze SQL基礎 11g/12c(各400問以上)、ITパスポート試験の過去問(1700問)、ITILファンデーション(300問)、学習日記、助け合いフォーラムなどを利用できるようになります。』
※引用元 ping-t公式サイト
ちなみに一部有料のコンテンツもありますが、最初は無料の中でも十分に学習できるボリュームがあるので安心してください。
また、Ping-tのいいところは、問題集が解けるだけでなく、その問題に対する解説もついてきますので、問題を解きながら理解を深めていきやすい作りになっています。
学習日記では、資格を取得した方が、資格取得のために勉強に要した時間や勉強方法、試験を受けた感想や今後の目標なども載っていますし、助け合いフォーラムには、yahoo知恵袋のように、質問を投稿すると、それに対する回答を他のユーザーさんがしてくれたりしますので、有効活用されるといいと思います。
Ping-tはこんな人におススメ
冒頭でも触れた通り、CCNAやLinuC、ITパスポートといった資格を取得するための勉強サイトになるので、対象の資格取得を目指している人にはおススメできます。
また、参考書だけで行き詰っていたり、他のサイトだとわかりにくいった悩みを抱えている人には最適なサイトと言えるでしょう。
しかし、あくまでPing-tはサイトのテキストを見ながら独学で学ぶスタイルであるため、
- 誰かに教えてもらいたい
- テキストではなく動画学習をしたい
- 資格を取ったら転職サポートもして欲しい
このように考えている人には少し物足りなさを感じてしまうと思います。
その場合はインフラのことが学べるスクールやオンライン動画学習サービスの活用がおすすめです。
転職支援をしてもらいたいなら転職エージェントの利用がおススメ
資格を取ってインフラエンジニアへの転職を考えていたり、もっと待遇のいいところへ転職をしたいと思っている場合には、転職エージェントの利用がおススメです。
転職エージェントの中には、無料の研修サービス付きで支援をしてくれるところもあります。
詳しく知りたい人は、インフラエンジニアにおススメの転職エージェント7選もご覧ください。
研修付きの人材派遣サービスを利用するのも選択肢としてあり
派遣会社は数多くありますが、おススメなのはアデコの運営するModisという人材派遣サービスです。
IT専門の派遣サービスであり、未経験者向けの研修制度を利用することもできます。
ネットワーク(CCENT・CCNA・CCNP)やサーバー研修(Linux・LPIC Lv1・AWS・仮想化)といった具合に、比較的ping-tで学べるような領域について受講することができます。
一般的な登録型の派遣とは異なり、派遣社員に対しても社内のキャリアプランナーが相談にのってくれるため、経験を積みやすい環境となっているのが特徴です。
派遣社員から正社員登用の制度も設けられていますので、【技術を学ぶ→仕事に就く→キャリアアップする】といった一連の経験が積みやすいこともあり、未経験であったり、職歴にブランクがある人には特におススメとなります。
【関連記事】【modisの口コミや評判】未経験ITエンジニア派遣ならアデコのmodisがおススメ。
オンライン動画学習サービス
Udemyは進研ゼミでお馴染みのベネッセが提供しているオンライン学習サービスです。
コース毎に買い切りとなるため、何度も繰り返し説明を聞くことができます。
各資格に対応しているおススメのコースは以下の通り。
他にも様々なコースがありますので、公式サイトの検索窓から、あなたの学びたいコースががあるか検索してみてくださいね。
- CCNA(Cisco Certified Network Associate)資格対策コース(新ICND1)
- 【5日でできる】はじめての Linux 入門(LPIC Level1対応)
- ITパスポート最速合格コース ~効率的な学習で0から合格まで~
Ping-tに登録しよう!
それではサイトの中を見ていきましょう。
Ping-tはユーザー登録(無料)をしてから使いましょう。
ユーザー登録することで、サイトを十分に活用することができます。
新規登録ユーザ登録(無料)をクリックします。
すると以下のように登録フォームが表示されます。
新規ユーザ登録(無料)フォーム
■入力項目
ユーザー名 | ニックネームでOKです。 |
メールアドレス | gmailやyahooメールなど、フリーのものでもOKです。 |
このメールアドレスを公開する | チェックは不要です。 |
タイムゾーン | 東京が選択されていればOKです。 |
パスワード | 覚えやすいものを設定しましょう。 |
パスワード確認 | 【パスワード】欄と同じものを入力しましょう。 |
利用規約 | チェックをつけましょう。 |
必要事項の入力が完了したら、最後に【送信】を押します。
確認画面が表示されるので、ユーザー名、メールアドレスに誤りがなければ、【送信】を押します。
誤りがあった場合、【キャンセル】を押せば、先程の入力画面の戻れます。
登録が完了しましたという画面が表示されます。
登録したメールアドレスにメールが届いているか確認しましょう。
IT学習サイトPing-tから、承認キーのメールが届いていることが確認できると思います。
メール文にあるリンク(赤で囲まれたURL)をクリックしましょう。
※メールが届いていない場合は、迷惑メールフォルダに振り分けられていたり、もしかするとメールアドレスを間違って入力した可能性があるので、もう一度登録画面から同じ操作を繰り返してみてください。
アカウントを認証しましたと表示された後、PIng-tのサイトが表示さるので、登録したメールアドレスとパスワードでログインします。
ログイン後の使い方
ログインすると以下のような画面が表示されます。
①Ping-tの真骨頂、各資格の過去問はこちらから解くことができます。
問題はもちろん何回でもトライできますし、回答と一緒に説明もあるので、問題を解きながらわからなければ答えを見て、解説を読んで理解を深めることができます。
②Ping-tからのお知らせが届きます。最新のものには「New」の文字がついていますので、ログインした時に目についた時は確認しておきましょう。
③新着の合格体験記が確認できますので、他の人がどんなふうに資格勉強に取り組んでいるかがわかりやすいですね。
合格体験記の入力項目
- 受験日
- 取得点
- 何回目の受験か
- 学習期間
- 使用テキスト
--特にお勧めを教えて下さい - 参考にしたサイト
- 学習方法
--苦労した事と、出来ればその解決方法を教えて下さい - 試験の感想
- 受験者へのアドバイス
- 次の目標
わからないことはお助けフォーラムから質問もできる
お助けフォーラムは、合格体験記から更に下にスクロールすると出てきます。
これはyahoo知恵袋と同じような質問掲示板だと思ってください。
PIng-tの過去問は全て解説付きですが、それでも理解できないものについては、お助けフォーラムに質問を投稿することで、理解のある人から返答がもらうことができます。
もちろんあたなも回答者として投稿することもできます。
純粋に勉強するだけでなく、ユーザー同士の繋がりができるような仕組みになっているのはサイトの構成として面白いですし、モチベーションの維持にも繋がりますね。
Ping-tの料金は?
上記でも紹介してきましたが、Ping-tは基本的に無料で使うことができます。
しかし、Ping-tにはプレミアムコンテンツと呼ばれる有料プランも存在しています。
プレミアムコンテンツでは、契約期間中、以下コンテンツが全て利用できるようになるというものです。
プレミアムコンテンツ
- Cisco簡易シミュレータ
- CCNP (SWITCH/ROUTE/TSHOOT)
- LinuC,LPIC 102/201/202/300/303/304【LPI認定教材】
- HTML5 レベル1【HTML5認定教材】
- OSS-DB Silver【OSS-DB認定教材】
- Oracle Master 11g/12c Bronze DBA
利用料金表
契約期間 | 料金(税込み) | 単月契約と比較した時の割引額 |
1ヵ月 | 2,400円 | ー |
2ヶ月 | 3,200円 | 1,600円 |
3ヶ月 | 3,800円 | 3,400円 |
6ヶ月 | 4,800円 | 9,600円 |
12か月 | 6,800円 | 22,000円 |
24ヵ月 | 9,800円 | 47,800円 |
36ヵ月 | 12,800円 | 73,600円 |
目的に応じて契約期間を決めるのがいいでしょう。
返金などはありませんので、【契約期間の間、プレミアムコンテンツを使える権利を買う】というイメージになります。
ポイント
コンテンツ毎の販売は行っていなく、例えば、”CCNPだけ使いたいからもっと安くしてもらえいないの?”という対応はされておりませんのでご注意ください。
支払い方法
銀行振込とクレジットカード(VISA/MASTER)の2種類あります。
クレジットカードの場合、決済完了後、すぐにプレミアムコンテンツを使い始めることができます。
銀行振り込みの場合は、15時までの振込み完了であれば当日中、15以降であれば翌営業日中に、プレミアムコンテンツが使えるようになります。
ポイント
土日の前日15時以降の銀行振り込みになると、プレミアムコンテンツを使えるようになるのが週明けになってしまいますので注意が必要です。
領収証も発行してもらえます
領収証はサイト上で発行してもらえます。
領収書をメールや書面でもらうことはできませんのでご注意ください。
サンプルとして画像も載せておきますね。(※書式の変更は不可となっています)
おすすめの参考書
折角なので、よく購入されている関連書籍も紹介させてもらいますので、こちらも参考にしてしてください。
教科書
問題集
わかりやすさを重視した注目の参考書
まとめ
インフラエンジニアにとってCCNAやLinuCは取得必須の資格です。
また、クラウドエンジニアの需要は高まるばかりですので、AWSの資格も視野に入れておくのはおススメです。
Ping-tのようなサイトが、基本無料で使えるのはすごいことだと思います。
資格を取得することで、現職での評価アップや昇給、そしてこれから就活する人は内定を取りやすくなることは確実です。
資格の勉強するならPing-tは必須の勉強ツールと言えるでしょう。
補足
ちなみにCCNAに関しては、CCNETの資格取得を目指すのもおすすめです。CCNAの前半部分(ICND1)がCCENTになるので、Ping-tを使いながら、CCNAの過去問を解きつつ、参考書を使って勉強するのもありです。
まずはどこを目指すべきか、時間的な点も考慮しつつ、勉強を進めてみてください!
P.S 客先常駐から自社内勤務になりたいと考えている人へ
インフラエンジニアとして現職中の人の多くは、客先常駐で働いている人が多いかと思います。
客先常駐の場合、資格を取ったのに一向に評価をされないとか、昇給してもらえないなど、待遇面に不満を感じているという話をよく聞きます。
なぜそういったことが起こるのかというと、客先常駐しているエンジニアの給料は、客先からもらえる月額単価によって変わるからなんです。
これではまともな評価や昇給が難しいことは当然です。
このような悩みを抱えている場合は、自社内勤務の会社に転職を考えてもいいのではないかと思います。
社内SE転職ナビというエージェントでは、自社内勤務の求人を専門的に扱っているエージェントになりますので、客先常駐から自社内勤務に転職を考えたいという人は必見です。
詳しくは、【社内SE転職ナビの口コミや評判】自社内勤務希望のエンジニアは必見です。の記事で解説していますので、興味のある方は是非ご覧ください。
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