エンジニアコラム 転職ノウハウ

40代エンジニアのキャリアについて解説します。

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40代にもなると、エンジニアとしてもかなり成熟期に入っていて、これから先のキャリアについて悩む場面が増えたりします。

特に仕事内容や給与面において不満があるわけでもないのに、「このままでいいのか?」と思うこともあるでしょう。

そこでこの記事では、40代エンジニアのこれからのキャリアについて解説していきたいと思います。

 

40代エンジニアのキャリアに必要なこと

40代以上のエンジニアに求められることは以下の5つです。

40代エンジニアに求められる能力

  • IT技術力
  • マネジメント力
  • マネジメント系の資格
  • 業務知識
  • ビジネススキル

 

昔はマネジメント力があればOKとされていましたが、2008年にリーマンショックが起きてからは、自ら手も動かすことができるマネージャーの需要が一気に高まりました。

マネージャーが手を動かすことができれば、その分他メンバーの人件費を削ることができます。

会社としては、低コスト高パフォーマンスに繋がるんです。

このように自ら手も動かすマネージャーは、プレイングマネージャーと呼ばれます。

尚、エンジニアではなく、ITコンサルタントへの転職となると、技術力は必要なくなります。

その代わり、ビジネススキル・マーケティングスキルが重要視される傾向にあります。

 

【関連記事】エンジニアからITコンサルタントになる方法を仕事内容と合わせて解説します。

 

IT技術力

最先端の技術でバリバリ開発ができたり、セキュリティに強く冗長性のあるインフラの設計構築ができることが理想的です。

技術力がないと、プロジェクトメンバーから信頼を得ることも難しいため、IT技術力は必須となります。

これだけは若手にも負けないという強みを身に着けておきましょう。

 

マネジメント力

マネジメントと聞くと、プロジェクトメンバーの管理を思い浮かべる人が多いと思います。

これも正解ですが、マネジメントするものは、プロジェクトメンバーの管理を含めて大きく3つあります。

マネジメントの対象

  • 品質
  • 予算
  • プロジェクトメンバー(スケジュール)

 

品質と予算についてもマネジメントしなくてはいけません。

プロジェクトメンバーの管理だけしかやったことがないとなると、チームリーダーの経験という印象となってしまいます。

そしてチームリーダーと判断されると、「マネジメントができる人」という条件からは外れてしまうので注意が必要です。

 

マネジメント系の資格

マネジメントの資格と言えば以下の2つです。

  • PMP
  • プロジェクトマネージャ試験

資格を必須条件としている求人はあまり多くないですが、マネジメントの資格は評価されやすい傾向にあります。

それは、体系的な知識があることで、応用が利きやすいというメリットがあるからです。

例えば、あなたがこれまで経験してきたプロジェクトがすごく特殊だったとしましょう。

そうなると、これまでのマネジメント経験が、他のプロジェクトでも同じように生かせるかどうかが微妙になります。

ただし、これまでの経験に加えて、体系的なマネジメントに関する知識があれば、他のプロジェクトに入ってもうまくやってくれそうだという印象になりやすい。

マネジメントの理想は、『体系的な知識+現場での経験』を生かしてマネジメントを行うことです。

 

業務知識

業務知識とは、その名の通り業務に関する知識を指します。

例えばコールセンターで必要となるCRMを作るのであれば、電話の記録を保管できる仕組みにすることはもちろん、保管されたデータから、それぞれの顧客に対する最適なアプローチを分析できるような機能も必要になります。

記録する項目としては何が適切で、分析結果は手動なのか、それとも1週間単位で自動でレポートを作成させるべきなのか。

このように何かを作るにあたり、「この機能が必要だよね」と言える知識のことを業務知識といいます。

新規プロジェクトの発足に伴い、求人の募集欄には、

  • 「○○の業務知識がある人」
  • 「○○系の開発に携わったことがある人」

こんな条件が入っていることも多いですね。

マネジメントをする立場の人が、これから作るシステムに関して何も知らないでは、マネジメントのしようがありません。

 

ビジネススキル

ビジネススキルの定義は広く、コミュニケーション力や質問力なんかは20代からでも求められますよね。

そして、40代以上に求められるビジネススキルは主に以下の4つです。

40代に求められるビジネススキル

  • 問題解決能力
  • 交渉力
  • 販売力
  • 目標設定能力

おそらくイメージできるものばかりだと思います。

あなたが経験したことがないものはありますか?

40代として、プロジェクトを引っ張っていく立場として、これらのビジネススキルが必要であることを認識しておきましょう。

 

40代で転職はできる?

求められるスキルが20代、30代と比較すると厳しいだけで、転職すること自体は可能です。

しかしながら、同じスキルであれば若い方がいいと考えている会社が多いということは、事実として受け止めておきましょう。

そこで転職活動をする時には、

  • スキルを十分にアピールできる職務経歴書の作成
  • 募集ポジション及び会社と自分がいかにマッチしているかを説明できるように準備

この2点が必要不可欠となります。

20代や30代の転職のように、とにかくやる気をアピールすれば何とかなるというものではありません。

『相手(求人)が求めているものを、自分は持っている』ということがわかるような職務経歴書作り、面接でもアピールしていく必要があります。

 

【関連記事】【書類選考の見送り理由10選】なかなか面接に行けない人が見直すべきポイントを紹介

 

40代の転職が厳しいと言われる理由

40代での転職が、20代や30代を比較して厳しいと言われる理由を確認しておきましょう。

『厳しいと言われる理由=見送りになりやすいポイント』と捉えることもできます。

主な理由としては以下の3つです。

40代の転職が厳しいと言われる理由

  • 即戦力を求められている
  • 給与面での折り合いがつかない
  • 社風に馴染めるか

それぞれ詳しく見てみましょう。

 

即戦力が求められる

40代エンジニアにはとにかく即戦力が求められます。

「キャッチアップは早そう」という印象で内定がとれるのは30代までです。

そのため、

  • 社内で扱うIT技術
  • マネジメントの規模
  • 業界に対する知識

これらのスキルセットが求められます。

結構厳しいですよね。

40代の転職が厳しいと言われるのは、年齢に対して求められるスキルレベルが高いからというのが一番の理由です。

 

給与面での折り合いがつかない

40代ともなるとそれなりのお給料を求めたいですよね。

40代エンジニアの平均年収は550万円~600万円と言われていて、スキルによっては年収700万円以上の人も珍しくありません。

年収が高ければ高いほど、採用企業としては頭を悩ませます。

  • 「ほんとうにそれだけの年収を出す価値がある人なのだろうか」
  • 「1,000万円の人を1人採用するなら、500万円の人を2人採用した方がいいんじゃないか?」

こんな感じです。

こんな単純計算にはなりませんが、年収が低めの人を複数人というイメージを持つ会社は多いです。

スキル・人物面において評価が高くても、給与面での折り合いがつかず、採用が見送られてしまうこともあります。

 

社風に馴染めるか

40代はエンジニアとしてだけでなく、人としての人生経験も豊富にあるでしょう。

しかし経験があるからこそ、「組織とはこういうものだ」「プロジェクトはこう進めるべきだ」という自論が出来上がってしまっていて、柔軟性に欠けてしまう印象になることもしばしば。

面接官からすると、

  • 「組織の一員として、これまでに経験したことがない社風でも柔軟に合わせて対応してもらえるか?」
  • 「変化を恐れずに挑戦しようとする姿勢は持っているか?」
  • 「新しい知識を吸収する意欲はあるか?」

若ければ教育もできますが、40代に対して教育を考える会社はありません。

このような点から社風に馴染めそうな人かどうかをチェックされています。

 

社内SEは安定していて、求められるスキルも限定的

40代だとかなりのスキルを求められるため、転職なんて難しいじゃないかと思いませんでしたか?

確かに難しい求人が多いことは確かです。

反対に転職しやすい会社だと、転職した後が大変になりそうですよね。

そこでおススメなのが社内SEへの転職です。

社内SEはあまり技術的なことは要求されません。

情報システム部の担当として、

  • 社内のIT管理
  • 新システムの導入
  • 開発ベンダーとの調整

このような業務が主な担当となるからです。

新しいサービスや技術など、IT業界のトレンドは抑えておく必要がありますが、基本的にあなた自身が技術者として手を動かす必要はありません。

ただ会社によっては技術的な要素を求められることもありますので、求人内容を確認してから応募することをおススメします。

尚、すでに社内SEとして働いている人であれば、現職とは別業界の社内SEを目指すのがいいですね。

同じ社内SEでも、会社によって待遇や働き方、担当業務なども異なりますので要チェックです。

ポイント

社内SEの転職に強い転職エージェントとしては、【社内SE転職ナビ】がありますが、メーカー系の社内SEを希望する場合には【メイテックネクスト】がおススメです。

 

【関連記事】

【メイテックネクストの口コミや評判】

【社内SE転職ナビの口コミや評判】

 

まとめ

40代エンジニアのキャリアと転職の実態について解説してきました。

もしも今、事内容や給与面において不満があるわけでもないのに、「このままでいいのか?」と思っているのであれば、40代のキャリアに必要な5つの要素を全て満たしているか、今一度この記事を読み返してください。

40代エンジニアに求められる能力

  • IT技術力
  • マネジメント力
  • マネジメント系の資格
  • 業務知識
  • ビジネススキル

満たしていなければ、足りていないスキルが身につくように努力してみることで、今とは違った充実感を得ることができるはずです。

足りていないスキルを求めて転職を考えるのもありですね。

反対に満たしているようであれば、今の会社でできることはやりつくしてしまっているのではないでしょうか。

悪く言うとマンネリ化してしまったと言えると思います。

こうなると組織として大きく変わらない限り、あなたの働くことに対するモチベーションはなかなか戻ってこないでしょう。

「とりあえず今のままでもいいか」と、何もしないのは簡単です。

しかし、もしもこの先転職を考えることになる場合には、年齢的にどんどん厳しくなっていくことを覚悟しておく必要があります。

少しでも不安な場合は、まずは転職エージェントでキャリア相談してみましょう。

あなたの経歴を確認して、あなたの悩みを聞いて、現在の転職業界と照らし合わせて、転職するべきか踏みとどまるべきをアドバイスしてくれますよ。

 

【関連記事】社内SEへの転職は難しい?求められる経験(スキルセット)や働き方を解説します。

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