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インフラエンジニアとして働いているけど、できればWebエンジニアに転職したいと考えてはいませんか?
そもそも、今の会社に入社する時も、Webエンジニアになれると思っていたら、配属先でインフラを任されているなんてこともあるのではないでしょうか。
インフラエンジニアとWebエンジニアは同じITエンジニアですが、職種としては異なります。
つまり、インフラエンジニアからWebエンジニアになるということは、キャリアチェンジするということになります。
この記事では、インフラエンジニアとして働いている人が、Webエンジニアになるために必要なことを解説していきたいと思います。
Webエンジニアに転職するには?
現職でインフラエンジニアとして働いている場合、以下2つの方法をまずは考える必要があります。
- すぐに転職活動をはじめる
- まずはプログラミングの勉強をする
すぐに転職活動をはじめる
履歴書、職務経歴書を準備して、すぐに転職活動を始めることも可能です。
Webエンジニアも未経験歓迎の求人が多いので、チャンスはあります。
しかし、プログラミングの勉強を何もせずに転職活動すると、よほど秀でる何か(コミュケーションスキルや学歴、インフラエンジニアとしての成果など)がないと難易度は高めです。
しかし、とにかく早く転職をしたいと考えているのであれば、応募を進めることを第一優先に考えましょう。
その場合、【レバテックキャリア】の利用がおススメです。
レバテックキャリアはエンジニア専門の転職支援会社であり、扱っている求人数は5000件以上です。
また、エンジニアの中でも特にWeb系の転職支援に強みを持っているため、インフラエンジニアからWebエンジニアへのキャリアチェンジにも一役買ってもらえますよ。
ポイント
在職中のまま転職活動するべきか、離職してしまうべきか、それぞれのメリットデメリットについてはこちらの記事にまとめていますので、参考にしていただけたらと思います。
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転職活動は在職のまま進めるべき?離職(退職)した場合と合わせてメリットデメリットを紹介します。
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まずはプログラミングの勉強をする
プログラミングの勉強方法については大きく分けて2通りあります。
- 独学で学ぶ
- プログラミングスクールを利用する
独学で学ぶメリットはやはりお金がかからないことでしょう。
それとは対照的にスクールに通う場合はお金とそれなりの時間がかかりますが、その分しっかりと学ぶことができます。
尚、Webエンジニアを目指すのであれば、プログラム言語はPHPかRubyを選択するのがおススメです。
いくら勉強しても、転職先の会社で使っていない言語だとしたら、それは勉強してないも同然になってしまうからです。
PHPやRubyはWeb業界の主流言語であり、活用している会社も多いです。
プログラミングの勉強をしつつ、履歴書、職務経歴書の作成も同時並行で進めていき、勉強が進んで自信がついてきたら転職活動を開始しましょう。
ポイント
スクールにはお金がかかると言いましたが、GEEK jOBならカリキュラムを無料で提供してくれてかつ転職支援付きとなっています。
プログラム言語もJava, PHP, Rubyの中から選択することができるので、目的に合わせて学ぶことができますよ。
GEEK JOBの口コミや評判についてはこちらの記事をご覧ください。
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【GEEK JOB(ギークジョブ)】Java/PHP/Rubyが無料で学べるプログラミングスクールを口コミや評判も合わせて徹底解説
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インフラエンジニアとしての経験を強みと認識する
「インフラエンジニアとしての経験は役に立たない」
このような考えを持ってしまっていると面接の時にもネガティブに見られてしまう可能性が高いため、「インフラエンジニアとしての経験も生かせる」という認識をまずは持ちましょう。
その上で、具体的に生かせる経験を確認しておく必要がありますので、例を5つ紹介します。
これは面接の時はもちろん、経歴書を作成する時にも使えます。
インフラの知識を有している
Webエンジニアにとって、インフラの知識を持っていることは強みになります。
Webエンジニアはプログラミングのことがわかっていればいいというものではなく、どのような作りであればサーバーに負荷がかからないとか、インフラの視点を持って開発ができる人は重宝されます。
インフラの構築や運用にも携わっているというWebエンジニアはあまりいないため、プログラミングで開発もできて、いざとなったらインフラの対応もできるというエンジニアになることができれば、市場価値はかなり高いです。
Linuxの操作に慣なれている
上にも似ている部分となりますが、WebエンジニアもLinuxに触れる機会は多いです。
何故ならWebサービスはLinuxを使っていることがほとんどなので、本番サーバーにプログラム反映させる時には、Linuxを操作することもあります。(中には本番サーバーへの反映はインフラチームが行っている場合もあります。)
また、LAMP環境をご存知でしょうか?
Linux, Apache, MySQL, PHPの頭文字をとった開発環境を指すのですが、Webシステムを開発する場合、このLAMP環境で開発を行うことが比較的多いです。
Webエンジニアを目指す上で、Linuxの操作ができることは強みとなります。
LPICやCCNAなどインフラ系の資格を有している
資格をとっていると、それだけ勤勉な人であるという印象になりやすいです。
Webエンジニアは、現場ではあまり資格を評価されない傾向にあるものの、実は転職活動の時には役立つことが多いです。
学んだことを現場で生かして、力試しに資格にも挑戦しているし今後もそうしていきたいと伝えることができると、技術習得に積極的な人という印象になり、好印象となります。
ポイント
もし今からでもLPICやCCNAの資格取得を考えているのであれば、ping-tというサイトがおススメですよ。
無料で過去問なども解くことができます。(一部有料となります)
サイトの登録方法や使い方についてはこちらの記事をご覧ください。
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Ping-tの使い方を徹底解説。AWS、CCNA、LinuC(LPIC)、ITパスポートの無料勉強ツール。
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トラブルの際に他部署とも連携をとってきている
トラブル対応においては現場にもよりますが、他部署及びクライアントとも連携をとって、早期解決に務める必要がありますよね。
この他部署との連携においては、そのままコミュニケーションスキルに繋がります。
内容こそ異なりますが、Webエンジニアも営業やデザイナー、クライアントと様々な人たちと関わりながら開発を進めていくことになりますので、他部署との連携をとってきている経験はWebエンジニアとしても生かしていくことができます。
ドキュメントの作成能力
設計書の作成やクライアントへの報告書の提出など、ドキュメントを作成する機会もインフラエンジニアにはあると思います。
2020年現在、Web業界はアジャイル開発といって、設計書を作らずに開発を進める手法がメインとなっていますが、クライアントへの提案資料であったり、最終的にドキュメントを残す形をとっているようなケースもあるため、Word, Excel, PowerPointを使ったドキュメント作成能力は抑えておきたいところです。
開発チームの動きや技術的な話を聞けるだけ聞いておく
物理的に不可能だという人もいるかもしれませんが、開発チームが近くにて、話ができる環境なのであれば絶対参考になるので聞いた方がいいです。
仕事の進め方や仕事をする上で大変だと感じること、扱っている技術やその人がどのように技術を習得しているのかなど、参考になることが多いはずです。
また、面接へ行った時にも、開発チームとの連携経験があり、Webエンジニアという職種に対する理解がある人であれば、現場に入ったあとのギャップも少ないだろうと判断してもらえます。
そうすると、入社後にギャップを感じられて早期退職になってしまうリスクを避けることができるため、求人企業としてもメリットがあるんですよね。
履歴書、職務経歴書をしっかりと作成する
書類選考が通らないことには面接へ行けず、内定をもらうこともできません。
履歴書、職務経歴書は念入りに作成することをおススメします。
特に職務経歴書については、
- インフラエンジニアの経験が活かせること
- Webエンジニアとなるために努力していること
- Webエンジニアとなってどんな仕事をしたいと思っているのか
これらを記載することで、面接官にも注目してもらえる経歴書になるはずです。
- これまでの経験内容について自己分析ができているかどうか
- 今後の目標があり、そのために努力していることがあるのかどうか
以上の2点より、会社にとってマッチしてる人なのかどうかを面接官は見ています。
もちろん人柄やコミュニケーションスキルも評価の対象になりますが、この2点ありきの話になってきます。
まとめ
インフラエンジニアからWebエンジニアへの転職について解説してきました。
インフラエンジニアとして培ってきたものを活かしながら、Webエンジニアとして目標に向かって努力していることをアピールしていくことが必要不可欠となります。
転職活動4つのポイント
- プログラミング(PHP, Ruby)の勉強をする
- インフラエンジニアとしての強みを明確にしておく
- 開発チームの声を聞いておく
- 履歴書、職務経歴書はアピールポイントを抑えおく
また、いざ面接へ行ったときには、インフラエンジニアのことをネガティブに言うことはやめましょう。
- シフト勤務がきつかった
- やりがいが感じられなかった
- 仕事がつまらなかった
- 向いてなかった
こんな話をされると、「じゃあWebエンジニアなら大丈夫という保証はどこにあるんですか?」となってしまうんですよね。
インフラエンジニアもやりがいがあったけど、Webエンジニアの方がもっとやりがいがあると感じたと、ポジティブに伝えることが大事です。
Webエンジニアは人気職でなので、準備をすることでアピール材料を増やし、内定獲得につなげてください!
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