※本記事のリンクには広告が含まれています。
未経験からプログラマーへの転職を考えた時、プログラミングの勉強することも大事ですが、それを実現させるためには、履歴書と職務経歴書の作成が必要不可欠です。
ツテがある場合は必要ないかもしれませんが、そういった方は市場的にもごくごく僅かだと思いますので。。。
そしてまずは根本的なこと1つお伝えしておきます。
手書きは必要ありません!
WordもしくはExcelで作成しましょう。
プログラマーになるということは、IT業界に入るってことですよね?
ITに携わる人が手書きでいいんですか?
お客さんとのやりとりはほぼメールですし、上司に提出するための書類はOfficeを使って印刷したものでしょう。
プレゼン資料が手書きで書いてあるものは、僕は久しく見ていません。
ということは、字の綺麗さなんかは全く関係がないってことなんですね。
それよりも、履歴書、職務経歴書という一種のドキュメント(資料)を、Officeを使って綺麗に作れるているかどうかが大事です。
とは言っても、フォーマットはネット上にたくさんありますので、基本的にはそれを使って、文字さえ打てれば綺麗に作成することは誰にでもできるので安心してください。
それでは履歴書と職務経歴書、それぞれの作成のポイントを見ていきたいと思います。
履歴書を書く時の注意点!
基本情報について
まずは名前や住所、生年月日、電話番号など、基本の情報からですね。
ここは特に注意するところはないと思いますが、強いて言うなら、誤字がないようにすることと、名前の表示が小さくなりぎないようにして頂ければと思います。
名前が小さいと、「自信がない人なのかな?」と、これだけで少しマイナスの印象を持たれてしまうことすらあります。
他にも、
- 「文字の大きさの変更方法を知らないのかな?」
- 「全体のバランスを見て書類を作るのは苦手な人かな?」
という具合に、人事担当の方に勝手に妄想されてしまうことがよくありますのでご注意ください。
誤字があっても勿論マイナスな印象となってしまいますので、作成完了と思ったら最終確認を怠らないようにしましょう!
学歴について
よく最終学歴だけを書く人がいますが、これだと履歴書としては未完成です。
大学や専門学校のことは書く人が多いのですが、小学校、中学校、高校についても、以下に当てはまるものについては書いた方がいいでしょう。
- 小学校
→現住所とは違った地域の学校に通っていた場合 - 中学校
→現住所とは違った地域の学校に通っていた場合
もしくは、中学受験をして入学している。 - 高校
これは書きましょう。
何故なら、みんな受験を経て入学している学校だからです。
「そんな昔のことって必要?」と思う方もいると思いますが、中学や高校時代には、おおよそその人が今に至っている基礎が作られていると言っても過言ではないと思います。
中学の友人と今でも付き合いがある方いますよね?
高校の時にのめり込んだものが、今でも趣味になっているなんてことありませんか?
初めてアルバイトを経験して、働くということ、稼ぐという意味を理解できるようになった年でもあるんじゃないかと思います。
まだ未成年なので、全部が自由というわけではないですが、ある程度自分の意思を持って生活し始めた時期だと思います。
小学校が現住所と違う場所にある学校であれば、今の地域と、昔の地域、生活環境が異なる中での生活が自然とできていると捉えられなくもないわけです。
中学受験されていれば、それだけ幼い頃から勉強に向き合う姿勢を持っていたという証になります。
高校は偏差値がわかりますので、義務教育でどれだけの成績を残してきていたのかがわかります。
実際に大学よりも、高校の偏差値を見て、地頭はどうかと判断するような会社もあります。
よって、高校を書くことは必須。
小学校、中学校については上記に当てはまる場合は書くようにしましょう。
職歴について
正社員及び契約社員として働いたものだけでいいと考えている方が多いですね。
職歴には、最終学歴のあとに、どんな仕事を経験してきたかを書く欄とお考えください。
そのため、正社員・契約社員はもちろんのこと、アルバイトや派遣社員のものであっても記載しましょう。
例えば、
高校を卒業後、フリーターとして3年働いた後、正社員として他の会社に就職をして現在に至っている。
この場合、履歴書にはフリーターの経歴と正社員の経歴の2つを記載することになります。
フリーターの経歴を書かなと、「高校を卒業した後の3年間は何をしていたんだろう?」と面接官に疑問を持たれてしまい、良い結果には結びつきにくくなります。
-
『空白期間は何もしていない...』面接での説明を回答例付きで解説。
続きを見る
資格
エンジニアとしては関係のない資格でも書いてOKです!
勿論、アピールになるかはわかりませんが、損はしないはずです。
面接の時の話題作りにもなると思います。
普通自動車免許なんかも書くのは全然有りです。
むしろ書いてないと、面接の時に聞かれることもあると思います。
ただし、エンジニアを目指すようになってから取得した資格については要注意です。
IT関連であればもちろんOKです。
ただし、ITと関係のない資格は書かない方がいいです。
例えば簿記を取得していたらどうでしょう?
面接官からすると、「エンジニアを目指しているのになんで簿記?」となってしまい、決して良い印象にはなりません。
優先順位をちゃんと考えることができていない人と判断されてしまい、見送りになる可能性も高いです。
志望動機
面接でもよく聞かれるものですね。
ポイントは、”これからやりたいことやできるようになりたいことがあって、それを実現できそうだから志望した”と書くべきです。
ただ、この欄は履歴書のフォーマットにもよりますが、あまり多く書けない大きさのこともありますので、その場合は、割とざっくりとした内容を書いても大丈夫です。
あくまで未経験からエンジニアを目指しているので、そこに書かれている履歴書に書かれている志望動機よりも、職務経歴書の自己PRやこれまでの職務経験などによって評価されることが一般的です。
-
【未経験からITエンジニアを目指す人向け】志望動機の考え方を徹底解説
続きを見る
本人希望記入欄
これは特に書かなくても大丈夫です。
特別な理由があって、就業に制限が必要な場合は書いておきましょう。
その他の希望を書いたところで、会社がそれを叶える道理はありません。
あなたのために会社があるわけではないですからね。
内定を取った会社の中から、100%でなくても、自分の希望に一番近い会社を選ぶという方向性を持った方がいいと思います。
職務経歴書を書く時の注意点!
経歴の要約
まずは、これまでにざっくりと、どんな経験をしてきたのか、要点をまとめて書きましょう。
まずは触りで、興味を持ってもらうことが重要です。
細かいポイントなんかは、会社毎に書くようにしていきましょう!
例
私は高校を卒業後、コンビニでのアルバイトを2年経験しまして、そこでは接客を行う上で、コミュニケーションが大切であるということや、働くということに対する責任感を学ぶことができました。
その後、正社員として不動産会社に就職し、分譲マンションの営業職として3年従事し、現在に至ります。
自己PR
長い文章をだらだらと書くよりも、こちらも要点をまとめて箇条書きの方が見やすいと思います。
また、何を伝えたいのかもわかりやすいと思います。
文章だとNGというわけではありませんが、伝えたい内容をコンパクトにまとめることも大事だということを念頭に置いておくと良いも思います。
例
- 接客業で培ったコミュニケーション力があります。
- パソコンに向かって作業することが得意で、集中力に自信があります。
- アルバイトでは後輩の指導も行い、人によって教え方を変えることが大切だと学んできました。
- 営業職についてからは数字を追いかけるようになり、部署内で月間の売上ランキングで1位になったことがあります。
- コツコツと真面目に取り組める性格が強みです。
- 何事もにも前向きに取り組める姿勢を持っていて、ポジティブに考えることができることが強みです。
職務経歴の詳細
実際の仕事内容をできるだけ詳しく書きましょう!
コンビニのアルバイトでも、『コンビニでの接客業務』と、一言で書いてしまうこともできるわけですが、これだとアピールには繋がりにくいですよね。
担当した業務や実績についてはしっかりと書いた方がアピールに繋がります。実績については、数字で表せるものは数字を使うと伝えやすいですよ!
コンビニの業務で言えば、例えばこんな書き方もできます。
例
- レジでの会計業務
- お客様に対する商品案内
- 売れ筋商品の確認と発注作業
- 新人アルバイトの教育担当
- 店舗清掃、レジ締め
- 月間売上●●円の達成に貢献
-
【書類選考の見送り理由10選】なかなか面接に行けない人が見直すべきポイントを紹介
続きを見る
まとめ
いかがでしたでしょうか?
見直せる点がありましたら、是非修正を加えてみてくださいね。何度だって修正して大丈夫ですので、どんどんアップデートしていきましょう!
書類選考が通らないと、就活や転職は進みません!
ここを通過して初めて面接に辿りつきますので、順を追って準備をしていくことが大切です。
▼▼▼ITエンジニアにおススメの転職サイト・エージェントをランキング形式でご紹介▼▼▼
あなたの気になるエージェントはあるか、ぜひ見てみてくださいね。
-
ITエンジニア向け転職エージェントおススメ比較ランキング(未経験者向けも紹介)
続きを見る
-
【FEnet未経験とは?】お給料をもらいながらIT研修を受けれて資格もとれるサービスを紹介。
※本記事のリンクには広告が含まれています。 FEnet未経験ならお給料をもらいながら研修が受けられるって聞いたんだけど、そんなおいしい話ってあるの?なんでそんなことができるのか知りたいな。 「FEne ...
-
未経験からプログラマーへの転職は難しい?年齢別に転職のポイントを解説します。
※本記事のリンクには広告が含まれています。 未経験からプログラマ―ってほんとになれるのかな? この記事では未経験からプログラマ―へ転職するにあたり、転職活動でポイントとなっていることについて解説してい ...
-
ウズキャリITとは?20代×未経験×ITエンジニア専門の就職サポートサービスについて紹介
※本記事のリンクには広告が含まれています。 ウズキャリITって未経験者に強いって聞いたけど、実際はどうなの?口コミとかもあったら教えてほしい。 この記事では20代×未経験×ITエンジニアの就職支援に強 ...
-
ワークポートで未経験者の支援はしてもらえる?電話がしつこい噂についても解説。
※本記事のリンクには広告が含まれています。 ワークポートって名前はよく聞くけど、未経験者のこともちゃんと支援してくれるのかな?それに電話がしつこいって噂もあるんだけど、実際どうなの? この記事では、こ ...
-
【1ヵ月でCCNAを取得】ウズウズカレッジCCNAコースの特徴を徹底解説
※本記事のリンクには広告が含まれています。 ウズウズカレッジCCNAコースってどんな特徴があるの?ネットワークエンジニアには転職できるのかな? 本記事ではこのような疑問を持たれている方に向けて、ウズウ ...
-
【Java無料】0円スクール(ゼロスク)の口コミや評判、カリキュラムについて解説します。
※本記事のリンクには広告が含まれています。 0円スクールっていう無料のプログラミングスクールを見つけたんだけど、なんで無料なの?口コミや評判についても教えて欲しいです。 0円スクールは受講料無料ってな ...
-
未経験からプログラマーを目指す人におススメの転職エージェントを4社厳選して紹介します。
※本記事のリンクには広告が含まれています。 未経験からプログラマーに転職したいと思ってるけど、エージェントって利用した方がいいの?応募までの流れもわからないし、おススメとかもあるなら知りたいな。 この ...
-
30代未経験エンジニアがSES企業に転職するのはありかなしか。確認すべきポイントは?
※本記事のリンクには広告が含まれています。 30歳を過ぎてエンジニアになろうとしてるんだけど、SES企業に入社してもいいのかな?あまりいい話を聞かないからちょっと心配なんだけど。。。 本記事ではこのよ ...
-
おススメのプログラミングスクール5選【割引情報あり】
※本記事のリンクには広告が含まれています。 プログラミングスクールって色々あるけど、どこを選んだらいいんだろう?それに、初心者が最初に学ぶのはどの言語がいいのかも知りたいな。 この記事で ...
-
プログラミングスクールと専門学校の違いを比較解説します。どちらを選ぶべき?
※本記事のリンクには広告が含まれています。 プログラミングスクールと専門学校って、どっちに通った方がいいの?学べることとか就職に有利な方ってあるの? プログラミングが義務教育で必修科目と ...