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「面接ではどんな人が評価されやすいのか?」
これを知っているのと知らないのでは内定をとれる確率がだいぶ変わってきます。
最終的には入社したいと思う会社1社から内定を取れればいいわけですが、できれば複数社内定をとって、労働条件と合わせて比較検討できた方がいいですよね。
ポイントをしっかりと抑えて面接準備を進めてもらえたらと思います。
エンジニア面接で評価されやすい6つのポイント
大事なことなので繰り返しますが、評価されやすいポイントを抑えておくことで、内定を取れる確率はだいぶ変わります。
もしも面接には行けるのになかなか内定がとれない場合には、アピールすべきポイントが間違っているのかもしれません。
「自分は大丈夫」ではなくて、「もう一回確認しておこう」という気持ちを持って見直してみることをおススメします。
エンジニア面接で評価されやすい6つのポイント
募集ポジションとスキルマッチしている
ここが一番評価されやすいポイントです。
募集しているポジションとスキルアンマッチな人には、求人企業は内定を出しません。
募集ポジションに何が求められているのかはしっかりと確認しておきましょう。
ここをはき違えてしまい、自分の得意分野をアピールしてしまう人がいます。
例えば、あなたがJavaでのサーバーサイド開発が得意だとします。
しかし今回応募したのはPHPでフロントサイドを開発をするポジションです。
もうわかりますよね?
Java、サーバーサイドの開発スキルをアピールしたところで、
面接官
「いや、求めてるのはそこじゃないんだよな」
ってなっちゃうんですよね。
得意分野なのでアピールしたい気持ちはわかりますが、このようなケースの場合には、
「これまではJavaによるサーバーサイドの開発を中心に経験してきましたが、直近ではPHPを用いたフロントサイドの開発にも着手していて、自分としても今後延ばしていきたい分野と考えています」
こんな風に答える必要があります。
あくまでも『求められているものは何か?』という相手の目線に立って、アピールするべきポイントを検討しましょう。
【関連記事】必須スキルを満たしていない求人への応募はどうするべき?
会社の社風とマッチしている
どれだけスキルマッチしていようとも、会社の社風とミスマッチな場合は内定が取りにくいです。
その場合求人企業側からすると、
面接官
「スキルマッチはしてるんだけど、社風には合わなそうだな」
とかなり悩ましいといった感じになってしまいます。
会社の社風とは、例えばリーダーを目指す人が多いとか、黙々と作業する人が多いとか、独立する人が多いとかですね。
具体的に言うと、
面接官
「弊社としては経験を積んで2、3年したらリーダーになってもらいたい」
このように考えている会社や面接官に対して、
「一生現役でスペシャリストとして開発業務に携わっていきたいと思っています。」
こうなるとお互いの考えていることが違ってますよね。
募集ポジションの要件だけでなく、『この会社はどんな社風なんだろう』と視野を広げることで、会社の社風とミスマッチになってしまうことを防ぐことができます。
今後のキャリアに向けて自主学習をしている
会社に言われたことをただこなしているだけだと評価をもらうことは難しいです。
自主的に勉強していることに対する印象は、
面接官
「これからも成長が期待できる人だな」
となり、高評価に繋がりやすくなります。
尚、自主的に勉強していれば何でもいいかというとそうではありません。
エンジニアとしての今後のキャリアを見据えた上での、IT関連の学習がおススメです。
宅建や社労士、簿記など、直接ITに関係のない勉強をしていると伝えてしまうと、最悪の場合、『方向性が違う』と思われ、そこだけで見送りになってしまうこともあるので注意が必要です。
【関連記事】エンジニア(SE、PG、インフラ)のキャリアプラン例文と考え方。面接時の豆知識も紹介します。
目標達成の経験がある
目標に対してしっかりと取り組める人は評価されやすいです。
会社、事業部、チーム、そして個人と、仕事をしていく上での目標があります。
目標達成に向かって進む中で、困難なこともあると思いますが、そういったことを乗り越えられる人かどうかがポイントです。
目標達成の経験がないと、
面接官
「途中で投げ出してしまう癖がついてて、あまり長続きしない人かも」
と思われやすいです。
小さなことでも構いません。
これまでの人生を振り返り、目標に向かって努力したこと、そして達成できたことを面接でも話せるように準備をしておきましょう。
結論から話すことができる
結論から話すということは、質問に対して答えから話すということになります。
これは質問する側からすると非常にわかりやすいんです。
面接でよくある見送り理由に、『質問と回答がずれる』というのがありますが、これは結論から話せていないことが原因ですね。
回答がずれてしまう時は、結論ではなく、説明から話してしまっています。
すると、説明しているうちに何を質問されたのかがわからなくなってしまって、結論を言わないままになってしまうこともしばしば。
面接官
「結局何が言いたかったんだろう?」
となりがちなので、まずは質問に対する答え(=結論)から話すようにしましょう。
結論から話せる人とはコミュニケーションがとりやすいと思ってもらえるのと、論理的思考ができる人とも見られやすく、高評価に繋がります。
【関連記事】プログラミングに論理的思考が求められる理由と面接での対策について解説
コミュニケーション力に問題なし
コミュニケーション力については、抜群に高い評価を得る必要はありません。
しかし、エンジニアとして仕事を進めていくにあたり、意思疎通がしっかりととれるかどうかは非常に求められます。
そうでないと、顧客との打ち合わせやチーム内での報連相にも影響が出る可能性があるからです。
言葉に詰まってしまって、なかなか回答が出てこないような質問が面接でくることもあるでしょう。
そんな時は、ただ黙っているのではなく、
「すぐに答えが出てきません」「わかりません」
このようにしっかりとあなたの意思表示をする必要があります。
面接で「わかりません」はタブーとされているようなイメージがあるかもしれません。
しかし、仕事を進める中でもわからないことはたくさん出てきますので、素直に「わからない」ということを周りに発信できるかどうかも大事です。
沈黙では相手に何も伝わりませんし、沈黙が多いとコミュニケーションが取りづらい人と見られてしまいます。
素直に話すことを意識して、コミュニケーションに問題がない人であると印象づけましょう。
評価ポイントは会社によって異なる
エンジニア面接で評価されやすいポイントとしては以下の6つであると説明してきました。
エンジニア面接で評価されやすい6つのポイント
- 募集ポジションとスキルマッチしている
- 会社の方向性とあなたの方向性がマッチしている
- 今後のキャリアに向けて自主学習をしている
- 目標達成の実績がある
- 結論から話すことができる
- コミュニケーション力に問題なし
しかしながら、もっと細かく深堀りすると、会社によって評価ポイントが異なるケースがあります。
自主学習の内容による評価の違い
例えば、募集ポジションではJavaのサーバーサイドエンジニアを求めている。
あなたにもその経験があり、即戦力であることをアピールできそうだ。
しかし、自主学習の話になった時、
- Javaの資格取得に向けた勉強をしている
- Javaを使ったWebアプリケーションの開発を独自に行っている
この違いはわかりますか?
資格の勉強は座学であることに対し、Webアプリケーションの開発は手を動かして実践的な感じですよね。
これは評価が異なりやすいです。
A社面接官
「弊社は資格取得に意欲がある人を採用したいと思っています。」
という会社もあれば、
X社面接官
「弊社では資格よりも、手を動かしている人を優先的に採用したいと思っています。」
このように考えている会社もあります。
会社によっては評価する対象が異なることもありますので注意が必要です。
会社の社風がわからないことも
会社のホームページや求人票に、
- 「○○のような人を求めています」
- 「弊社は○○のような人たちの集まりです」
- 「弊社の社風は○○です。」
こんな感じのことが載っていればわかりやすいのですが、あまりそういった情報を表に出していない会社もたくさんあります。
そして例えば、最近ではいずれ独立したいと考えている人も多いですよね。
そんな時も、
A社面接官
「弊社では独立とかは考えずに、できるだけ長く安定的に勤めてくれそうな人の方が社風に合います。」
という会社もあれば、
X社面接官
「弊社いずれは独立したいと思っている野心家な人の方が社風に合います。」
と考えている会社もあります。
真逆ですよね。
このように会社の社風がわからないと、アピ―ルしようと思って話したことが懸念点になってしまうこともあるんです。
解決するには転職エージェントを利用するのが吉
一般的に情報が出回っていないものであっても、転職エージェントであれば把握している可能性が十分にあります。
そもそも転職エージェントは求人企業と求職者のマッチングを行うことが役割です。
そのため、上の例で言うと、独立したいと思っている人には、安定的に働いてもらいたいと思っている会社を紹介したりしません。
紹介の時点でミスマッチになることが確定しているからです。
転職エージェントは個人では情報収集できない部分に関しても手伝ってくれますので、うまく活用することで、満足のいく転職に繋げやすくなるというメリットがあります。
おススメとしては、IT専門の転職エージェントであり、日本のITエンジニアの約5人に1人が活用しているレバテック キャリアです。
専門性が高く、様々な角度からアドバイスをもらうことができます。
フリーランスへの独立支援も行っているため、転職と独立、両面において支援してもらうことが可能です。
ただし、エンジニアとして経験が浅い、もしくは未経験という人の場合は、ワークポートの方がおススメになります。
未経験や第二新卒層の求人を豊富に扱っていますので、
経験者向けのレバテック キャリア、若手向けのワークポートといった感じですね。
まとめ
エンジニア面接で評価されやすい6つのポイントについて解説してきました。
評価されるポイントを抑えて面接に臨むことができれば、内定を取れる確率をグッとあげることができます。
もちろん募集要件を満たしていなければ厳しく見られることもありますが、評価できるポイントが多ければ多いほど、面接官から「採用したい」と思ってもらえます。
いい転職先を見つけるためにも、企業研究をしてアピールすべきポイントを抑えておきましょう。
そして、結論から答えたり素直に話したりといったコミュニケーションの部分が苦手だと感じた人は、普段の会話からそういったことに意識を傾けてみてください。
コツとしては何か聞かれた時に、「結論から言うと...」と答え始めることで、嫌でも結論から言わざるを得なくなるのでおススメですよ。
面接対策さえすれば内定はもらえます。
頑張りましょう!
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