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今の年収に満足してますか?
年収のことって誰かに相談しにくいですよね。
私も仕事柄様々な人の転職理由を聞いてきましたが、年収に不安や不満を感じている人はかなり多いです。
もちろん年収以外にも、
- ”やりがい”
- ”一緒に働く仲間”
- ”働く環境”
- ”ワークライフバランス”
などのように、モチベーション高く仕事に取り組める理由はたくさんあるでしょう。
それでも年収は大事だと思いますし、年収を今よりあげたいと考えている人も多いのが現状です。
そこでこの記事では、エンジニアの年収の決まり方と、転職での年収アップ方法について書いていきます。
大きく4つのポイントにまとめていますので、参考にしてもらえたら幸いです。
エンジニアの年収の決まり方は『スキル×評価』
エンジニアのお給料はどのように決まっているのかご存知でしたか?
ずばり、スキル×評価 です。
言われてみればそうだと思う人が多いのではないかと思いますが、大事な要素はこの2つなんです。
・スキル(開発スキル、インフラ構築スキル、マネジメントスキルなど)
・評価(※会社によって評価基準・制度は異ります。)
そのため、スキルを高めて、良い評価をしてくれる会社に在籍することが、年収アップには必要不可欠です。
要はいくらスキルがあっても、それを評価してくれない会社の場合、年収は思うように上がらないってことです。
ちなみに2019年2月現在、日本人の平均年収は420万円に対して、エンジニアの平均年収は592万3千円と言われています。
これだけ見ると、エンジニアってやっぱり給料いいんですね。
あなたの年収はエンジニアの平均より上ですか?それとも下ですか?
平均より上の人であれば、目指すところは1000万円以上かもしれません。
平均より下の人であれば、まずは平均まで上げたいと思いませんか?
それでは具体的に、年収アップに必要な4つのポイントをそれぞれ紹介していきたいと思います。
【ポイント1】自分の適正年収を知る
年収をアップさせるための第一歩は、自分の適正年収を知ることです。
これがもし、【現在の年収<適正年収】であれば、転職することですぐに年収アップに繋げられる可能性が高いです。
なぜなら、あなたが今在籍している会社では、あなたのスキルを正当に評価することができていなく、そのために昇給も微々たるものであったり、最悪昇給がないという状況だからです。
正当に評価されるだけで、年収が50万円以上アップするケースも珍しくはありません。
ただし、【現在の年収>適正年収】だった場合は、転職することで年収が下がってしまう可能性もありますので、この場合、転職は慎重に検討しましょう。
|適正年収の診断方法
適正年収は自分自身の判断ではなく、第三者に診断してもらう方がおススメです。
何故なら、現職であろうと転職先であろうと、あなたの年収を決めるのは会社の上司や経営層の人であり、あなたが決めるものではないからです。
とりあえず気軽に年収診断したい人には、MIIDAS(ミイダス)という転職サイトがおススメです。
個人情報の入力は不要で、市場価値分析をしてくれて、年収についても確認できます。
しかし、あくまで入力したスキルに基づく参考程度の年収しかわかりませんので、あまり鵜呑みにはしない方がいいいうのも正直なところです。
そこで、転職エージェントに話を聞いてみることをおススメしたいと思いますが、数あるエージェントの中でも、業界に対する知見があり、ハイクラス層の求人も取り扱っている転職エージェントに診断してもらった方が、より正確にスキルとキャリアのバランスを考えてアドバイスしてくれますよ。
この要件を満たしているのは【レバテックキャリア】でしょう。
転職エージェントは全て無料のサービスとなりますので、まずは登録して話を聞いてみることをおススメします。
|希望年収≒適正年収は応募書類に明記する
応募書類(履歴書、職務経歴書)に、転職後に希望する年収を明記しましょう。
「希望年収を載せるのは印象悪いんじゃない?」と思う人もいると思いますが、そんなことはありません。
経験者であれば、誰にだって希望年収があるのは当たり前ですよね?
ただし1点注意点があります。
・希望している年収が適正年収であること
ここから外れてしまうと、”何もわかっていない人”の烙印を押されてしまい、印象が悪くなってしまうのですが、適性年収であれば問題ありません。
(適正年収+αでも大丈夫ですが、吹っ掛けすぎには注意しましょう)
年収アップの転職を希望するようであれば、尚のこと先に伝えておくことで、年収アップの可能性のない会社との面接を避けることができますし、書類が通れば、希望年収を考慮しながら選考を受けることができ、後から交渉もしやすい環境を作ることができます。
【ポイント2】スキルを最大限アピールする
やはりスキルの部分も年収アップには欠かせません。
大前提として、現時点での得意なスキルについてはしっかりと話せるように準備をしておく必要があります。
そして、ITの技術には流行り廃りがあり、当然流行りの技術を持っていた方が評価に繋がりやすい場合が多いです。
ここでは開発、インフラ、マネジメントと3分野に分けて、それぞれ直近で求められているスキルについて書いていきます。
実務経験や習得まではいかなくても、技術に対する知見や独学でも勉強していることを面接の時に話せると印象が全然違いますよ。
|プログラミング言語のスキル
2019年2月現在、注目は関数型のプログラミング言語です。
代表的なものはScalaです。他にもHaskell、Erlang、MLなどがあげられます。需要が高まっていることに加え、扱える人も少ないのが現状のため、新しくプログラムを学ぼうと考える人は是非試してみてください。
他にもAI開発に使われるPython、2017年からAndroidアプリ開発に用いられるようになったKotolin、デスクワークの効率化や自動化で注目されているRPAのツールなども市場価値の高い技術となっています。
Javaの需要も継続的に高く、汎用性のある言語であることから、評価対象になりやすい言語です。
|クラウドのスキル
これからのサービスには欠かせない存在であるクラウドです。
代表的な技術としては、AmazonのAWS、MicrosoftのAzure、GoogleのGCPがあげられます。
とにかく需要が高いので、特にインフラエンジニアの人であれば今後必須のスキルと言っても過言ではないですし、開発担当の人も知見は必要になるでしょう。
転職の際には、【クラウドの技術についてどこまで知っているか、または対応ができそうか】を確認されることもありますので、事前に勉強しておくことで評価されやすくなります。
自宅で環境構築したことがある人であれば、そのことを応募書類に記入するようにしましょう。
また、クラウドの技術はAWS、Azure、GCPと、それぞれ認定資格もありますので、取得をすれば更に評価は得やすくなります。
|マネジメント能力
マネジメントとは、プロジェクトにおいて、ヒト、モノ、カネを管理する能力です。
例え小さなプロジェクトであったとしても、マネジメント経験があると転職の時に評価されやすいので、応募書類への記入や面接でのアピールポイントとして、伝え忘れのないようにしてください。
また、マネジメント経験があるとは言えないという人であっても、後輩の指導はしたことがあるという人は多いと思います。
今は未経験からエンジニアになる人もたくさんいますので、そういった人たちの先輩として、指導ができる人を求めている求人も多くあるんですよ。
マネジメントの資格としては、国会資格のプロジェクトマネージャーやPMI(プロジェクトマネジメント協会)認定のPMPという資格がありますので、この層なら勉強しておいて損はないでしょう。
マネジメントスキルは現場で養うものではありますが、体系的な知識があり、その上で現場毎に適したマネジメントができることが理想とされています。
【ポイント3】最大の評価を貰う
|数字(売上・利益)に対する意識を持つ
評価というのは、技術だったりマネジメント能力など、いわゆるスキルによって判断されると思っている人が多いですね。
これは間違いではないのですが、大事な部分が抜けてしまっていると言えます。
その大事な部分というのが、数字(売上・利益)です。
あなたは今の会社で、あなたが在籍していることで売上や利益をどれぐらい会社にもたらしているかご存知ですか?
営業職ではないので、”今月は売上〇〇円目標!”とエンジニアに対して行っている会社は少ないでしょうが、エンジニアもビジネスマンであることに変わりありませんので、数字への意識はとても大切です。
数字がわかると年収交渉する時にも役立ちますし、転職活動するときにも、ビジネスに対する意識のある人(=会社のことを考えて行動ができる人)だと見てもらうことで、高評価に繋がりやすいです。
数字の確認方法がわからない人は、先輩や上司に聞けば教えてくれるはずですよ。
ただ、あなたがどのような仕事をしているのかによって、確認するものがちょっと異なります。
代表的な例を4つ載せておきますね。
1.自社サービスに携わっている人
フリマアプリを作っている会社に在籍しているエンジニアが、そのフリマアプリの売上、利益を確認する。
2.受託開発に携わっている人
SIerに在籍しているエンジニアが、受託の料金、利益を確認する。
3.客先常駐で働いている人
SESの会社に在籍しているエンジニアが、月額の単金、利益を確認する。
4.社内SEとして働いている人
非IT会社の情報システム部に在籍しているエンジニアが、コストカット、業務効率化を何%実現させているのか確認する。
非IT系の会社で、社内SEとして働いている人は、直接システムを売ったりしているわけではないので、売上という概念が存在しないと思います。
そんな時でも、数字で表すことができるコストや業務効率の話ができると好印象になりやすいですよ。
|求人票の”歓迎スキル”を確認
多くの求人票及び募集要件の欄には、【必須スキル】と【歓迎スキル】がありますよね?
書き方としては他にも、
- ”必須条件”
- ”応募資格”
- ”尚可条件”
- ”下記いずれかに当てはまる人”
このように書いてあったりもします。
ここで、「必須スキルは満たしてるから応募できるな」という感覚では年収アップは難しいです。
大事なのは、【歓迎スキル】をいかに満たしているかをアピールすることです。
必須スキルとは、求人企業が考えている採用したい人材として、最低限求めているスキルです。
「必須スキルしか満たしていないなら年収は〇〇円かな」となってしまうのに対して、【歓迎スキル】を保持していると「それができるなら年収は〇〇円出しても採用したい」と条件を前向きに検討してもらうことができます。
|実務経験がなくてもいい
歓迎スキルにおいては実務経験がなくてもアピールをすることが可能です。
もちろん実務経験あることがベストですが、いきなり未知の領域である新技術を現場で使うというのも難しいでしょう。
それであれば独学でスキルアップに取り組んでいることなどを伝えられるようにすることで、キャッチアップの早さが評価され、年収アップの可能性も出てきます。
【ポイント4】転職エージェントを活用する
ポイント1で、適性年収を知る上でエージェントへの登録がおススメだと書きましたが、エージェントを活用することが、年収アップという転職成功への近道とも言えます。
転職エージェントを活用するメリット
- 履歴書、職務経歴書について、年収アップに繋がるコツ教えてくれる
- 適正年収に関するアドバイスをくれる
- 応募書類に書くべき希望年収についてアドバイスをくれる
- 希望年収の出る可能性のある求人を紹介してもらえる
- 応募する最適なタイミングを教えてくれる
- 募集背景も教えてくれるので、求人企業が何を求めているのかわかりやすい
- 自分自身では聞きづらい質問も、代わりに確認をとってくれる
- 年収交渉してくれる
- アフターフォローもしてくれる
全部重要ですが、何と言っても年収交渉が大きいですね。
自分自身で年収交渉を行う場合、
- ”交渉するタイミングは?”
- ”交渉できる限界の金額は?”
- ”そもそも誰と交渉すればいいの?”
このように、イメージしてもわからないことが多いと思います。
イメージできないことは失敗に終わる可能性が高いので、ここはプロに任せるのが一番です。
気になるポイント
転職エージェントから応募すると、採用のハードルが上がるんじゃないかと考える人がいますが、それは間違いではありません。
それは、求人サイトから応募してくれた人を採用するより、転職エージェント経由で応募してくれた人の方が、採用コストが大きくなる傾向にあるからです。
それでも、応募書類の作成に始まり、求人の精査、面接へのアドバイスや年収交渉など、転職エージェントの後ろ盾は非常に大きいので、採用ハードルが上がることよりも、メリットの方が更に大きいと言えるでしょう。
まとめ
エンジニアが年収アップを実現させるためには、客観的に自分の年収やスキルを見極め、転職エージェントを活用して、求人企業が求めている歓迎スキルを満たすことで可能性が高まります。
IT業界はスキルがある人には年収を出す業界です。
マネジメント層であれば、700万円以上はゆうに目指せます。
しかし、”いい人がいたら採用してもいい”と考えている会社の場合は、選考の難易度も高いし、年収も出し渋る傾向傾向にありますので、そういった求人は応募対象から外してしまった方がいいでしょう。
募集背景や応募のタイミングも重要です。
年収アップは闇雲に転職活動してもうまくいかないので、しっかりと窓を絞って効率的に活動していきましょう!
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