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ネットワークエンジニア(未経験)の資格まとめ!

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ネットワークエンジニアは資格が評価されやすい職種です。

プログラマーやSEとよく比較されるネットワークエンジニア。

NEと略されていることも多いですね。

プログラマーやSEとの比較ポイントは、お給料であったりキャリアプランであったり、働き方や求人の数など様々ありますが、未経験からネットワークエンジニアに転職しようと思った時に大きく影響する比較ポイントとしては、資格があります。

資格を取るコツはとにかく過去問を解きまくるにつきますが、何の資格をとるべきか?ということはとても重要なので抑えておきましょう!

今回はそんなネットワークエンジニア(未経験)に関する資格をまとめてみました。

転職の時に取得するおススメ度と取得難易度も書いてありますので、合わせて参考にしてもらえればと思います。

 

ネットワークエンジニアの資格一覧

ネットワークの資格

  • CCENT
  • CCNA
  • ITパスポート
  • 基本情報技術者試験
  • ネットワークスペシャリスト

CCENT

お勧め度:★★★★★

難易度:★★☆☆☆

世界的なネットワークメーカーであるCisco社の認定資格です。

この資格を持っていれば、ネットワークに関する一定の知識を有しているという証となります。

CCENTはその中でも下位の資格にはなりますが、裏を返せば取得がしやすく、かつ、未経験からネットワークエンジニアを目指すための転職活動では、十分にアピール材料となる資格ですので、おススメです。

ここで、なぜCisco社の認定試験がお勧めであり、転職に優位かというと、ネットワーク機器の国内市場シェアとしては、Cisco社46.6%と圧倒的(※)だからです。

ネットワークエンジニア必須の資格と言っても過言ではないですね。

それだけ需要があるため、Cisco社の認定資格は評価を受けやすく、転職にも優位に働きます。

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国内ネットワーク機器市場 ベンダー別 支出額シェア実績(IDC Japan)

※より詳しく知りたい方はこちらのリンクへどうぞ。

国内ネットワーク機器市場シェアを発表

 

CCNA

お勧め度:★★★★★

難易度:★★★☆☆

こちらもCCENTと同じく、Cisco社の認定試験です。

CCNAは、CCENTの1つ上の資格という認識をもってもらえればと思います。

実は試験項目を見ると非常にわかりやすいのですが、CCNAの取得方法は以下の2通りあります。

1. ICND1とICND2の2つの試験に合格すること

2. CCNA試験に合格すること

このうち、1のICND1(試験の名前だと思ってください)に合格すると、CCENT取得ということになります。

単純なイメージとしては、CCNAの出題範囲の半分がCCENTということですね。

なので、CCENTも取れるし、CCNAは試験を分けて受験しようというは良い作戦だと思います。

ただし、CCNAの資格はCCENTの上位資格ですので、CCENTよりは、CCNAの方が、よりネットワークエンジニアとして転職するには優位であることは間違いありません。

ちなみに、更に上位資格にはCCNPやCCIEという資格も存在しますが、未経験からネットワークエンジニアになろうとしている方が、いきなり目指す資格としては難易度が高いので、Ciscoの認定試験であれば、まずはCCNETかCCNAの取得を目指しましょう!

 

 ITパスポート試験

お勧め度:★☆☆☆☆

難易度:★☆☆☆☆

こちらの資格は国家資格となります。

国家資格といっても難易度としては低く、ネットワークの専門的な資格というわけではないため、転職する時の評価としても低いです。

ネットワークエンジニアになりたいというよりは、今後パソコンを使って事務の仕事をしたいとか考えている人であれば取得する意味も出てくると思いますが、ネットワークエンジニアになりたい人にはあまりおススメはできません。

【初級シスアド】という資格を聞いたことがある人もいると思いますが、ITパスワードはその後継資格となっています。

とりあえず手始めに、とにかく取りやすいものに挑戦したいとお考えであれば、ITパスポートはおススメです。

 

基本情報技術者試験

お勧め度:★★★☆☆

難易度:★★★☆☆

こちらの資格も国家資格となります。

ITパスポートの上位資格です。

出題範囲としては、ネットワークだけでなく、プログラミングなどの開発の分野も含まれるため、広範囲となっています。

ネットワークエンジニアを目指す人も、プログラマーを目指す人も、取っておいて損はない資格だと思いますが、IT業界で必要とされている資格は、より専門的な資格であることです。

残念ながら、基本情報技術者試験は、専門的ではあるものの、Ciscoの認定資格や、以下のネットワークスペシャリストと比較すると、より専門的であるとは言い難い資格です。

更に上の資格としては、応用情報技術者試験というものがありますが、これはどちらかというと、プログラマーやSE向けとされています。

 

ネットワークスペシャリスト試験

お勧め度:★★☆☆☆

難易度:★★★★★

下記の図(情報処理技術者試験一覧)にもある通り、ネットワークに関する【高度な知能、技能】が必要とされるハイレベルな資格です。

合格率は毎年13~15%程度のため、難易度が非常に高いです。

どちらかというとネットワークエンジニアとしてすでに経験を積まれている人向けの資格ではありますが、実務経験がないと絶対とれないという資格ではないので、時間的に余裕がある人は、半年から1年計画で取得を考えてもいいかもしれません。

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情報処理試験一覧(IPA)

 

ネットワークエンジニアへの転職で一番生かせる資格は?

未経験からでも無理なく取得を目指すことができて、それでいて専門性が高く、転職活動の時にも優位になれる資格は、ズバリCCNAです。

CCNETもいいのですが、やはりCCNAの方が取得していることに対するインパクトが強いでしょう。

また、業務にも直結するスキルに繋がるという点でもCCNAはおススメできます。

ネットワークエンジニアとして、少しでも知識を身に着けておくことができれば、転職先でもスムーズに仕事に入っていくことができると思います。

CCNAの勉強方法については、こちらの記事をご覧ください。

Ping-tの使い方を徹底解説。AWS、CCNA、LinuC(LPIC)、ITパスポートの無料勉強ツール。

ネットビジョンアカデミーとは?無料のネットワークスクールについて解説します。

 

まとめ

ネットワークエンジニアに関する資格をまとめてみました。

代表的なものはやはりCisco認定資格になりますね。

これは世界共通の資格なので、海外勤務をお考えの方にも是非取ってもらいたい資格です。

補足ですが、Cisco認定資格の最上位であるCCIEという資格は、資格取得者はCiscoのホームページに名前が載ります。(CCIEホルダー一覧という感じです)

この資格があれば、毎月のお給料に手当がどん!っとついたり、転職だって容易にできるぐらいの力をもっています。

その分、取得は難しいですし、実務経験がないと取れないともされています。

ちなみに試験問題は全て英語であるため、英語も一定レベル扱うことができないと取得できないわけですね。

いやー難しい資格があるものです。

しかし、まずは足元を固めることも大切です。

CCNAは勉強のやり方次第で1ヵ月あれば取れると言われているため、そこまで難易度も高くありません。

未経験からネットワークエンジニアを目指している方は、是非勉強してみてください。

 

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