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この記事では転職サイトの【ミイダス】を紹介します。
個人情報の登録が不要で、自分の市場価値分析ができるという点でもかなり注目度の高い転職サイトとなっています。
CMでも放送されていますので、見たことや聞いたことはあるって人は多いのではないでしょうか。
僕が実際に登録してみて感じたミイダスを使うメリットや他転職サイトとの違い、口コミや評判、それからイマイチだと感じた点について解説していきます。
また、番外編として、求人企業側からみたミイダスを使うメリットについても書いています。
求人企業の目線を知ることも、転職活動を進める上では重要なので、参考にしてもらえると幸いです!
ミイダスとは
改めてミイダスとは、DODAを展開するパーソルキャリア(旧インテリジェンス)が2015年11月にリリースした、比較的新しい転職サイトです。
2019年4月にミイダスの事業部が分社化し、ミイダス株式会社として転職サイトを運営しています。
また、2019年4月現在、ミイダスを採用活動に活用している求人企業数は40,000社にのぼります。
ミイダスに新しく登録する転職希望者も、月間20,000人を突破していて、今ではすっかり大手の転職サイトに成長していると言っていいでしょう!
しかし、DODAをはじめ、ミイダス以外にも多くの転職サイトが世の中にあるわけですが、とりあえずミイダスに登録しておいた方がいいポイントについて説明していきます。
他の転職サイトとの違いは?
まずはここが気になりますよね。
「もうDODAとか、他の転職サイトにも登録してるし、ミイダスに新しく登録する必要ってあるのかなー?管理とか大変そうだなー。」と思っている人もいると思いますが、最初に結論を言うと、登録すると転職活動の進め方が変わります。
ミイダスを使うと転職活動の進め方が変わる理由
- DODAや他の転職サイトと、ミイダスはコンセプトが異なる。
- ミイダスは転職活動におけるコスパがいい
- ミイダス適正チェックを受けることができる(自分探し最高!)
- フォロー機能があってSNS感覚で使うことができる
- メールが頻繁に飛んでこない
- 長期的に使いやすい
それぞれ見ていきたいと思います。
他の転職サイトと、ミイダスはコンセプトが異なる。
ミイダス及び他の転職サイトを使った、求人企業と面接日時を調整するまでの流れはこちらです。
DODAや他の転職サイトを使った転職活動の流れ
1.サイトに自分の情報を登録する(個人情報入力)
2.自分で自分に合った求人を探す
3.サイトの中から応募をする
4.書類の結果が来るのを待つ
5.書類が通れば面接の日時調整へ進む
ミイダスを使った転職活動の流れ
1.サイトに自分の情報を登録する(個人情報不要)
2.求人企業側が、採用スペックにマッチした人を探す
3.求人企業側が、採用スペックにマッチした人に面接確約メールを送る
4.面接確約メールを受け取ったら、面接を受けるか受けないかを選択する(有効期限なし!)
5.面接を受ける場合は、日時調整へ進む
最後の5番は同じですが、2~4はあきらかに違いますね。
また、1番は似ているようで似ていない...そう!ミイダスは個人情報を登録しなくていいんです。
そうなんです!名前の入力や住所の入力も必要ありません!この辺りは利用者にとっては大きなメリットになりますね。
ミイダスでは、求人企業側から転職希望者に寄り添う転職サイトになっているので、このような違いが生まれているんです!
【どこのだれか?】ではなく、【何かできる人か、今後の希望は何なのか?】が重要視されているんです。
ミイダスは転職活動におけるコスパがいい
これまでの転職サイトは、自分で興味のある会社を見つけて、自分で応募して、さらに書類選考の結果を待たなくていけないという時間的なジレンマがありました。
ただでさえ色々と考えなくてはいけない転職活動において、求人企業側から寄り添ってくれることはほんとに大きく、時間的なコスパの良さが最高だと言えるでしょう!
面接してくれるかどうかもわからない会社を地道に探していくのと、面接できる会社のことについて調べるだけで済むのとでは、精神的な負担も雲泥の差だと思います。
時間短縮もミイダスを使う大きなメリットになると言えます。
また、次の【ミイダス適正チェック】も、コスパの良さを語るには必要不可欠なサービス内容になっています。
ミイダス適正チェックを受けることができる(自分探し最高!)
適正診断テストって受けたことがある人であれば、ほぼそれと同じだと思ってもらって大丈夫です。
以下のような簡単な質問に答えていくだけで、上記のような【自分のタイプ】を知ることができるんです。
「転職はしたいけど、自分が何に向いているかわからないんだよね」という悩みを抱えてる人にもピッタリなサービスですし、すでに、「この職種に転職したい」と方向性が定まっている人にとっても、その職種が自分に向いているのかどうかを客観的なデータで判断することができますので便利ですね。
こんな適職判断をやってくれるような転職サイトはなかなかありませんので、これをやってみるだけでも、ミイダスに登録する価値ありだと思います。
注意
診断結果が必ずしも100%正解とは限りません。これは全ての適正診断に当てはまりますが、これはあなたのことを診断した結果というより、これまでに受験した全ての人たちのデータから導き出された1つの答えに過ぎません。ビッグデータの解析結果というわけです。かなり膨大なデータから解析しているので、それなりに信頼はできるとは思いますが、この診断結果によって、向いてないと診断された職種に転職しても、うまくいくケースはありうるって考えは持っておいてもいいと思います。
フォロー機能があってSNS感覚で使うことができる
FacebookやTwitterなどのSNSには、フォロー機能があることは有名だと思いますが、ミイダスにはそのフォロー機能があるんです。
気になった求人企業をフォローする。そうするともちろん求人企業にも通知がいき、あなたの経歴を見てくれるきっかけになるでしょう。
そして求人企業側からも、あなたのことをフォローすることができます。
応募とは異なりますので、気軽にフォローできるのは便利ですし、メリットを感じられるポイントだと思います。
フォローすることで、求人企業側の新着情報を受け取ることもできますし、あなたが経歴をアップデートすると、求人企業側にも通知されますので、「直近でこんな経験したなら面接したいな」と、面接確約メールをもらうことにも繋がっていきます!
メールが頻繁に飛んでこない
転職サイトにありがちなのが、毎日見切れないほどのメールが飛んでくる。。。経験ある人も多いんじゃないでしょうか?
毎日メールがくると管理が大変だし、あとで見ようと思ってもつい忘れてしまったり、最後は自動振り分けでごみ箱行きなんてことも。。。
そこもミイダスなら大丈夫です!
頻度は週に1回のみまとめて送ってもらえるので情報量がパンクしなくて済みますよね。
実際に僕も登録したわけですが、週に1回、「企業からのアプローチ状況」というメールにてサイト内での進捗をまとめて教えてくれるので、都度サイトをチェックせずに、メールだけチェックして気になる会社があれば実際にサイトにログインして確認してみるという使い方もできます。
実際のメールの画面はこんな感じです。
面白いと感じたのが、自分が今まで全く知らなった会社をはじめ、別業界からのオファーもくることです。
自分で調べて応募するに至らないけど、面接したいと言ってくれてるのであれば、話だけでも聞きにいってみようかな?と、自然と転職活動の幅を広げていくことができます。
もちろん興味がなければスルーで大丈夫ですので、とにかく手間がかかりません。
長期的に使いやすい
情報収集ツールとしても一役買ってくれるのがミイダスです。
できるだけストレスフリーに転職サイトを使って転職活動を進めたい人には、メリットもたくさんあるミイダスはほんとにおススメできると転職サイトと言えると思います。
ミイダスのイマイチだと感じたポイント
これだけ使うメリットをあげたとはいえ、あっちを取ればこっちが取れないように、100%文句のつけどころがないサービスはなかなかないと思います。
では、ミイダスはどうでしょうか?
僕が感じたイマイチなポイントは3つありました。
ミイダスのイマイチだと感じたポイント
- 地方の求人がまだ多くない
- 市場価値の分析はできるが、算出される年収の信憑性がない
- 興味のある会社に対して、自分からは応募ができない(待ちの姿勢)
これもそれぞれ見ていきましょう。
地方の求人が多くない
地方の求人もこれから増やしていく方針ではあるようなので、今後の拡大には期待したいところです!
地方で求人をお探しの方は、希望条件だけをひとまず登録しておけば、マッチした求人企業が現れた時、すぐに行動に移すことができるので、今のうちから準備を始めるのは全然ありだと思います。
市場価値分析はできるが、算出される年収の信憑性がない
個人情報を入れずに、匿名でも市場価値の分析ができる点はすごく使いやすいと思うのですが、いかんせん、全く携わったことのない業界や職種であっても、【年収○○円で面接確約オファー〇社!】という結果が表示されたりします。
どこまでデータを分析しているのかはわかりかねますが、オファーの根拠を示すようなアドバイスも合わせてもらえるようになると、更に使いやすくなると思いました。
今のところ、「このオファー、ほんとに採用される可能性あるのかな?」と思ってしまったので、イマイチポイントです。
興味のある会社に対して、自分からは応募ができない(待ちの姿勢)
待ちの姿勢が嫌な人には、はっきり言ってミイダスはおススメできません。
「え、自分で応募できないの?!転職サイトなのに?!」と感じる人もいると思いますが、ミイダスはあくまでマッチ率の高い求人企業から連絡をもらえるサービスになります。
応募したい具体的な会社がある場合は、他の転職サイトに掲載していないか探してみるか、転職エージェントに相談してみることをおススメします。
ミイダスの口コミや評判
市場価値分析においては、診断された年収が適正だと思う人と高すぎだと感じる人もいるなど、賛否両論出ていますね。
しかしながら、実際に面接確約オファーが飛んできている人は多く、全く知らない業界や職種についても、”適性あると思われてるなら受けてみようかな?”と考えて面接へ行かれている人もいるようです。
なかなか客観的に自分のキャリアを判断することは難しいので、それが手軽にできる点は好評です。
一部、面接確約オファーが多すぎて、どこから見たらいいのか迷ってしまう人もいるようです。
そして何故そんなにオファーがくるのか不思議だと。。。
ただ、そんな時は、もう少し経験内容の登録を詳細に行ったり、希望条件を絞っていくことで、マッチ率を上げてくことができますよ。
番外編:求人企業側から見たミイダスの魅力
普段転職サイトに関する情報を探していると、口コミや評価、レビューといった、いわゆるユーザー目線で書かれているものが多いと感じます。
しかし、求人企業が転職サイトに求めているものと、ミイダスがそれにどれだけ答えることができるのかを知れば、ユーザーとして使わない手はないと思えるんじゃないかと思います。
あなたにとってのメリットではなく、求人企業にとってのメリットを見ていきましょう。
採用ニーズとマッチ率が高い人を検索できる
一見普通なんですが、採用ニーズとのマッチ制度がとにかく高いんです。
どういうことかというと、エンジニアを探す場合は例えば、プログラム言語などの技術的な要素については勿論のこと、その経験年数だったり、クライアントの業種だったり、携わってきたプロジェクトの規模やマネジメントの人数、転職回数、その他エンジニアの希望条件(勤務地とか年収とか)なども合わせて絞り込むことができるんです。
通常の転職サイトだと、ここまで絞り込むことは難しいので、より採用ニーズにマッチした人に対してのアプローチが可能となります。
これはメリットとして大きいですね。
求人企業にとっても採用コスパがいい
通常の転職サイトの場合、募集要項に必須条件などをしっかりと載せた場合であっても、全く見当違いの人から応募がくることも多いんです。
条件を満たしていないと応募ができないという機能はないので、これは仕方ないですね。
応募してくれた人に対しては、決して採用に結びつかないとはいえ、会社として誠意ある対応をしなくてはいけません。
ただ、正直なところ、できる限りそういった手間は省きたいと考えてる人事担当の人もたくさんいます。
ミイダスでは、求人企業の方から、ミイダスに登録している転職希望者に対してアプローチをしていく流れとなるため、ミスマッチの応募による手間が一切かかりません。
また、採用コストを考えた場合も、転職エージェントから採用するより大幅にコストカットができるため、採用予算にも優しい転職サイトになっているんです。
求人企業側から積極的にアプローチができる
転職サイトは通常、求人企業は登録者からの応募を待っている状態になりますが、ミイダスの場合は、求人企業側から、登録者に対してアプローチを行うことができます。
最近ではSNSを使った採用活動も活発化してきていて、求人企業側が攻めの姿勢になっています。
ミイダスはそのトレンドを最大限に生かした転職サイトになっているため、登録求人数も順調に右肩上がりです。
まとめ
ミイダスの特徴についてまとめてみました。
求人企業と転職を考えてる人、双方でメリットを感じることのできる転職サイトになっているかと思いますので、これは使わない手はないでしょう。
しかし、イマイチだと感じたポイントもありますので、それを補えるサービス(他の転職サイトや転職エージェント等)を並行して使うことで、転職が成功に近づくことは間違いないでしょう。
ミイダスは自分の適正チェックや市場価値(参考にはなる)を確認することもできますので、まずは登録して結果を見てから次の行動へ移りましょう!
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