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転職活動において、大変なことは一つもなかったという人は極めて稀なケースだと思います。
しかし、事前に大変になるポイントを掴むことができていたら、転職活動をスムーズに進められる可能性がグンと高くなると思いませんか?
そこでこの記事では、私がこれまでに転職支援をしてきた人たちにヒアリングしてきた、転職活動を振り返って大変だったと思うことを紹介します。
目次を確認して頂くだけでもざっくりとイメージが湧くと思いますよ!
早速見ていきましょう。
転職活動で大変だったこと
求人の探し方、応募する求人の見極め方
求人はどこで探すべきなのか?
- ハローワーク?
- 求人サイト?
- 転職エージェント?
- SNSを使った転職活動?
求人を探すにも様々なやり方があります。
そして次に出てくる問題としては、
- どの求人に応募したらいいのかわからない
つまり、自分の希望を満たす求人がどれなのかがわからなかったり、将来のことを考えた時に、どんな求人を選んだらいいのかわからず大変だった。
求人選びは大事なので、手を抜くわけにもいかないですよね。
求人探しのポイント
- 転職後の業務内容やキャリアパス
- 給与(最低ライン)
- 勤務地(許容範囲)
- 雇用形態
- 必須の福利厚生(フレックスや資格手当など)
以上のポイントは応募前に情報を整理しておくといいでしょう。
履歴書、職務経歴書の準備
特に職務経歴書ですが、何をどこまで書いたらいいのかって判断しにくいですよね。
1社の経験だけで1、2ページになってしまうけど、
- これって書きすぎ?
- それともこれぐらいは書いた方がいい?
と、迷うこともあれば、これとは対照的に書くことがなくて1、2行になってしまい、広げることができない。
経歴を振り返ってまとめるのって大変ですよね。
直近の1社、2社ぐらいであれば覚えていると思いますが、3社、4社もしくは5年~10年前などになってくると、漠然としか思い出せないこともあるかと思います。
経歴書作成のポイント
見る人の立場になって書くことが大事です。
あなたが採用担当者だとして、書類選考をする時、自分の作った経歴書を見て面接したいと思うか思わないか、できるだけ客観的に見るようにしてください。
また、エンジニアは携わったプロジェクト毎に表形式で書くことが一般的ですが、それぞれのプロジェクトにおいて、以下4つの内容は絶対書いた方がいいです。
- プロジェクトの概要や目的
- プロジェクトの規模(人月など)
- 担当した部分
- システム環境(言語、OS、DB、ミドルウェアなど)
※プロジェクト期間が短いものであったり、他業種での経験については、簡略化して書いてしまっても大丈夫です。
志望動機を考える
面接では定番の質問ですよね。
伝える時のポイントとしては、
- こんな仕事がしたい
- この技術を使いたい
- このサービスに興味がある
- こんな環境で働きたい
このように転職先に求めるものがあるはずで、それを満たしている求人だから志望していると伝えるのがいいでしょう。
しかし以下のような問題点が生じたりします。
- ホームページの情報が少ない
- 待遇がいいからとは言いづらい
- 勤務地が近いからとは言いづらい
- 定時退社できると記載されていたからとは言いづらい
正直に伝えるとあまりいい印象を持たれないのではないかと思うポイントですが、これはその通りですね。
志望動機のポイント
志望動機においては、仕事に対する意欲を見せることが大事です。
また、行き当たりばったりに見られてしまうのも印象がいいものではありませんので注意が必要です。
具体的に志望動機の考え方を知りたい人は、【志望動機の考え方】志望動機レシピを紹介します。もご覧ください。
書類選考がなかなか通らない
書類を出せども出せども面接依頼がこない。。。
そんな時は書類(履歴書、職務経歴書)の内容をブラッシュアップする必要があります。
しかし、闇雲に書き足せばいいというものではありません。
「どんな書類の内容なら面接したいと思ってもらえるか?」
という相手の視点を持ってブラッシュアップしていく必要があります。
また、大前提として、やる気が伝わる内容になっているかどうかは見直す必要があるでしょう。
ポイント
もしできることなら、書類選考で見送りになってしまった理由を確認するようにしましょう。
具体的な理由を教えてもらうことができれば、修正ポイントがわかりやすいです。
未経験からエンジニアを目指している人であれば、【未経験からエンジニアへ】書類NGが続いていたら見直さなければいけない10個のポイント。を合わせてご覧ください。
面接の日時調整
転職活動で地味に大変なのが面接の日時調整。
離職していればある程度融通が利くかもしれませんが、現職中だとそうはいかないと思います。
有休をそう何度も面接のためにとることもできないので、基本的には業後の夜の時間帯での調整になりやすいですよね。
これが複数社、一度に調整が必要な状況となると、なかなかスケジュール管理が大変だという声が多いです。
土日に面接を実施してくれる会社が多ければあまり問題ないと思うのですが、そういった会社はまだまだ少ないです。
ポイント
一度調整した面接日程を再調整することは基本的に可能です。
再調整が必要になった場合は、気軽に相談しましょう。
しかし、再調整2回目、3回目と応じてくれるかどうかは会社によって異なります。
志望度の高い会社は再調整にならないよう、特に確実な日程で調整をするべきです。
内定がとれない。1次が通過できない。
面接へ行った時、【担当者から評価してもらえない】という状況です。
代表的な理由をいくつかあげてみましょう。
- 志望動機が話せない
- 自己PRが話せない
- 向上心が見受けられない
- 仕事に対する熱意が感じられない
- コミュニケーション力がない
- 基本的なビジネスマナーができていない
ポイント
これは上記のような、どんな理由が原因なのかによって対策が変わります。
一番効果的なのは見送り理由を確認することです。
しかし、見送り理由を確認することは難しいこともありますので、そんな時は、自分自身で面接を振り返ってみましょう。
- どんな質問をされて
- 何て回答したら
- 相手がどんな反応をしたのか
改善ポイントは面接を振り返ることで見つけられる可能性があります。
また、改善とは別視点となりますが、評価してもらえたポイントを確認したり、自分自身で面接の時に評価できるポイントを振り返っておくことができると、自信に繋がりますし、そこを自分の強みとして今後の面接に活かしていくこともできますよ。
交通費の捻出
面接へ行くにも交通費がかかりますよね。
面接へ来てもらうために、交通費を支給してくれる会社はなかなか珍しいです。
現職中で通勤用の定期を会社から支給されていれば、そこまで負担にはならないかもしれませんが、全て自己負担となると状況が変わってきます。
例として、首都圏の主要駅から東京駅までの電車賃を調べてみました。
- 千葉駅→東京駅:1,274円(往復)
- 横浜駅→東京駅:928円(往復)
- 大宮駅→東京駅:1,100円(往復)
こちらが面接に1回行くのにかかる運賃です。
もちろんもっと近いとか遠いとか、路線によっても運賃は変わるので、一概には言えませんが、あくまで目安とお考えください。
意外と交通費がかかって、転職活動が長引くようだと厳しかったという声もよく聞きます。
ポイント
あなたの最寄り駅から、面接を受ける場所の主要駅(東京なら東京駅や新宿駅、渋谷駅など)までの運賃がどれぐらいかかるかどうかは、あらかじめ確認しておくことをおススメします。
現職から引き留めにあった
いざ退職のことを現職に伝えると、引き留めにあって、なかなか退職に至れないというケースがあります。
厳密には、日本は憲法で【職業選択の自由】を定めているので、退職ができないということはありません。
しかし、多かれ少なかれ義理や人情というものがこういった時に生じるのが人なのかとも思います。
- すごくお世話になった
- 成長させてもらった
- 今の会社に不満があるわけじゃない
このようなお気持ちがあれば尚更ですね。
引き留めにあって、やっぱり残ろうと思うのであれば、それは一つの選択だと思うので、全然ありだと思います。
大事なことは、あなたが転職先に求めていたことが、現職に残ったとしても実現できるかどうかです。
ここは義理や人情ではなく、客観的にかつ冷静に判断する必要があります。
ポイント
退職は計画的に進めることをおススメします。
急に言われると会社側も対応しずらいことがありますので、ある程度転職活動が進んできたと感じれば、あらかじめ転職を考えている旨を上長に伝えておくのもいいですよ。
円満退社をしたいと考えている場合は、【退職体験談】円満退社するために必要な5つのポイントを解説します。を合わせてご覧ください。
私が実際に退職した時の体験談を元に、ポイントを紹介しています。
家族からの反対があった
会社とは直接関係のないところでも大変なことが起きています。
折角内定をとったところに入社しようと決意を固めたことを家族に報告すると、予想外の反対があることがあります。
- お給料
- 勤務地
- 業務内容
- 転勤の可能性
- 残業時間
なんで反対されるの?と思われるかもしれませんが、これは総じて、今までとは環境が変わることに対する不安なことから反対が起きます。
現状よりも圧倒的に条件が良ければ問題ないかもしれませんが、家族は、あなたの職場環境のことを知らなければ、転職先のことだってわかりません。
反対されたことに対しては反発せずに、何に対する反対なのかをヒアリングして、それに対してあなたの考えをしっかりと伝える必要があります。
ポイント
転職活動のことはあらかじめ家族には報告しておきましょう。
「仕事は自分自身で決める」というのは最もな意見だと思いますが、あなたの仕事が変わることによって、家族も生活スタイルやリズムが変わる可能性があることは念頭に置いておきましょう。
職場だけではなく、一番身近な人たちへの配慮も考えて転職活動を行うことは大切です。
転職活動で大変なことを乗り越える方法は?
結論から言うと、誰かに相談しましょう。
一人で悩んでしまうと、なかなか打開策が見つからないこともあるでしょう。
ネットにも情報はたくさんありますが、一人一人物事に対する考え方や感じ方は異なります。
情報を元に、自分に当てはめて的確に判断する必要があるわけですが、その判断が難しいので、あなたのことをよく理解してくれている人や業界のことに詳しい人にアドバイスをもらうのが一番です。
当サイトでは転職サイトの比較ランキングを作成していますので、ITエンジニアにおススメの転職サイトランキングから、自分にあいそうな転職サイトを探して登録してみてくださいね。
とりあえずどこがいいのか教えて欲しいという人には、ランキングでも1位とさせて頂いているレバテックキャリアをおススメします。
IT・Webエンジニア専門の転職エージェントとなりますので、業界のことや技術のことにも精通していて、年収アップの実績も豊富です。
また、ヒカラボという技術者向けの支援イベント(勉強会)を無料で開催していたりもしますので、興味のある口座があったら参加してみるのもいいと思いますよ。
まとめ
転職活動で大変だったことを紹介させてもらいました。
あからじめ大変になることを想定しておくことで、対処法を見つけることができると思いますし、あらかじめ誰かに相談しながら転職活動を進めていくというのも大事です。
特に履歴書、職務経歴書に関しては、作成経験がないとポイントを掴みづらいと思いますので、転職エージェントに登録して、添削をしてもらうだけでも利用価値があると思いますよ。
こういったサービスを無料で受けられるというのはほんとに有難いですよね。
一人では大変なことでも、誰かに協力してもらうことでスムーズに転職活動を進めることができると思います。
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