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大手からベンチャーに転職して感じたそれぞれのメリットデメリット

大手かベンチャーか、転職する時にどっちに行こうか悩んだりする人も多いんじゃないでしょうか。

僕自身、大学生の頃は元々大手志向であり、ベンチャーなんて頭の片隅にもありませんでした。

  • 【大手=年功序列で安定】
  • 【ベンチャー=実力主義で厳しい】

こんな公式が昔の僕にはあったのですが、どうもそうではなかったです。

そこでこの記事では、社員数10,000人程の大手企業から、7名のベンチャー企業へ転職した僕自身が感じた、大手とベンチャー、それぞれのメリットとデメリットを紹介します。

悩んでる人は是非参考にして頂けたらと思います。

 

大手とベンチャーの比較一覧

まずは大手とベンチャーの比較ポイントを一覧で見ておきたいと思います。

大手 ベンチャー
福利厚生 ×
社員の成長スピード
昇給スピード
残業時間
有休の取得しやすさ
経営者との距離 ×
同期の人数 ×

 

 

大手で働くメリットとデメリット

メリット

充実した福利厚生と研修

みなし残業はなし、賞与は4ヶ月分、住宅手当、家族手当、子育て支援、書籍購入や資格取得時の一時金支給、保養所、部内で自由に使えるレクリエーション費用などなど多くの福利厚生があり、新卒入社1年目であっても、周りの同級生と比べるとかなり高待遇だなと感じていました。

また、新人であれば、最初に3ヶ月ほどの研修がありますし、ステップアップのための技術研修やマネジメント研修も用意されていることが多く、会社の環境をうまく使って自身の成長に繋げていくことができます。

 

残業規制

水曜日は定時退社と定められていて、どんなに忙しい月でも、60時間を超えたことはありませんでした。

※平均すると、月の残業時間はおよそ30〜40時間ぐらいでした。

これを多いと思うか、少ないと思うかは個人差があると思いますが、「多忙な時は100時間は超えていた」という転職者の声をたくさん聞いてきましたので、やはり大手は残業時間が安定しているなと感じました。

 

ある程度年功序列の昇格制度

良くも悪くも年功序列の制度がありました。

ある程度勤続年数があがってくれば、それなりのポジションを与えられ、それに伴ってお給料も増えていきます。

もちろん、大手で一定以上のポジションを目指すにはかなりの努力が必要になると思いますが、多くを求めない場合は、それなりに充実感を得ながらやってくことができると思います。

 

経歴におけるステータスになる

【大手で働いている】となるだけで、あなたを見る周りの目が変わります。

これは仕事上であってもプライベートであっても、転職活動の時もです。

  • 大手=優秀な人が入れる

というイメージが強いからだと思います。

僕から言わせれば、これはほんとに単なるイメージで、大手で働いてる人でもはっきり言ってピンキリです。

しかしながら、現実は大手での経験は周りから評価されやすい傾向にあることは確かです。

 

有給の取得しやすさ

職種によっても異なるかもしれませんが、有給は取得しやすかったです。

というより、取得を推奨されるので、上長から、「今月は有給とる?」なんて聞かれたりしたこともあります。

ちなみにそんなに暇だったわけではありません。笑

その他にもGW、夏季休暇、年末年始など、休暇はしっかりと取得することができていました。

 

大きな仕事に携わることができる

大きな会社であったり有名な会社、もしくは国や地方自治体(=クライアント)はシステム開発の仕事をどこに依頼するかというと、これは大手企業と相場は決まっています。

何故なら契約できる会社の条件として、資本金や売上など、一定の数字(実績)を求められるからです。

単純な例を見てみましょう。

  • 社員数1000人で売上1000億円の大手
  • 社員数10人で売上20億のベンチャー

従業員1人に対する売上は、大手が1億、ベンチャーが2億なので、これはベンチャーの方がすごいと言えるんですが、どちらが売上が多いかといったら、圧倒的に大手ですよね。

大きな仕事を大手が受注しやすいというのはこういった理由があります。

ベンチャーでも2次請けなら可能性がありますが、大きな仕事をクライアントから直接受注することは難しいんです。

ちなみにこれはシステム開発を受注するSierのことになるので、自社サービスの開発をしている会社だとここはあまり関係ないですね。

 

同期が多い

僕は新卒で入った大手では、同期は200人ぐらいいました。

プロジェクトに配属されてからはみんなバラバラになりましたが、同期会があったり、友達のように仲良くなれた人とはプライベートでも遊んだり、仕事の相談もしやすかったりと、同期は多いに越したことはないなと思います。

 

デメリット

昇給スピードが遅い

新卒であればお給料は平均以上の給与をもらえる点ではメリットなんですが、基本的に役職がつくまでほとんどあがりません。

入社5年目のかなりできる先輩がいましたが、ほとんど同じ給料だということに驚きました。

大手の中でポジションをとるのはやっぱり大変なんだなと思いました。

 

会社の歯車である

新人だったので余計に感じでしまったことかもしれません。

会社全体のことを把握することは難しく、所属している部署の、担当しているプロジェクトのことだけしかわかっていませんでした。

こうやって大手は成り立ってるんだなと、歯車になってることを実感しました。

それが悪いわけではないと思いますが、歯車になるのが嫌だと考える人にとっては、大手でポジションをしっかりとれないとモチベーションを保つのが大変だと思います。

 

経営者と接することはない

働いていた2年間の間で、経営者に会ったのは入社初日の1回だけです。

直接話したことは一度もありません。

自分の働いている会社のトップがどんな人間で、何を考えて経営判断をしているのか、全くわかりませんでした。

会社の売上推移であったり、営業強化の話、部のことなどについては会議で聞くぐらいでした。

当時はそれが当たり前だと思っていました。

しかし、ベンチャーに転職したからこそ思ったことですが、経営者の人柄や考え方、会社をどんな方向にもっていこうと思っているのか、この辺りはできたら直接話を聞ける機会のある会社の方が、僕としてはいいなと感じました。

経営者の考えに賛同できる方が、仕事に対するモチベーションもあがると思うんですよね。

 

ベンチャーで働くメリットとデメリット

メリット

経営者との距離が近い

大手とは対照的に、経営者との距離が近いです。

ちなみに転職した当時、僕の隣には社長が普通に座って仕事をしていました。笑

人数が少ないからというのはもちろんあるんですが、社長の近くにいると仕事のこと以外に学べることも多く、大手にいた頃よりも仕事が楽しいと感じました。

歯車ではなく、自分が会社を動かす一つのエンジンになることで、充実感を得やすいです。

 

昇給スピードが早い

僕の会社の場合、大手のように昇給や評価制度がしっかりとあるものではなかったですが、売上への貢献度合いから、柔軟に昇給してもらうことができました。

年収にしたら、3年目には200万以上はアップしてました。

大手の時は3年目まで在籍していたとしても、役職がつくまであまり上がらないので、よく見積もって100万アップが限界だったんじゃないかと思います。

単純に倍違いますよね。

ちなみにベンチャーの方では社長に対し、直接昇給の交渉をしたこともあります。笑

ようはそれだけ会社への貢献具合が直にわかるので、自分の適正給料もなんとなくわかります。

適正年収がわかれば、交渉もしやすいということです。

※まずは適正年収を調べてみたいという人は、”ミイダス”という転職サイトで簡単にできるのでおススメです。

市場価値診断ができる転職サイト【ミイダス】に登録してみたのでレビューします。

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デメリット

安定性がない

会社が大きくなるにつれ、安定性が出てきたと言えば出てきましたが、入社して数年は、いつ会社が潰れてもおかしくないと思っていました。

社員数が少なかったこともあり、会社全体の売上がどれぐらいあるのかも手にとるようにわかるので、「このまま伸びなかったらやばそうだな」と感じていました。

大手の時には、会社が潰れるかもなんて1mmも考えたことなかったです。

まだ若くて考え方が甘かったと言えばそうなんですが……

多少会社が不安定でも、

  • 成長のしやすさ
  • 働きやすさ
  • 日々の充実感
  • 人間関係

こういったところが揃っていれば、人って頑張れるんだなって思って今までやってこれました。

 

福利厚生は皆無

一般的な社会保険と交通費の支給、それにインセンティブ制度こそありますが、それ以外の福利厚生はありません。

賞与であったり住宅手当、家族手当なんかは福利厚生として人気があると思いますが、これらはありませんでした。

福利厚生はベンチャーに求めるものではないかなと割り切っていますし、割り切れる方でないとベンチャーでやってくのは難しいと思います。

参考

昨今、メガベンチャーと呼ばれるような会社もありますが、このように呼ばれるベンチャー企業であれば、福利厚生は充実しています。

一般的にあまり名前の知られていないベンチャーだと、福利厚生は上記のように必要最低限のみという場合が多いです!

 

同期はいない

一度に何名も同時に採用することはあまりないと思いますので、基本的にベンチャーだと同期がいません。

同期がいなくて困ることは?

  • 相談相手がいないこと

もちろん先輩にも相談はできますが、言葉遣いやどこまで話していいかなどと考えたりしてしまいます。

同期であれば、余計なことを考えずに相談したいことだけに集中して話すことができます。

大手の時は同期がたくさんいたので、相談はしやすかったなと、ベンチャーと比較した時に改めて感じました。

 

大手とベンチャー、どちらを選ぶべき?

こんな人は大手向き

  • 大きな仕事をしたい人
  • 働いた時間分の給料がもらいたい人
  • 福利厚生の充実を優先的に求めたい人
  • 研修制度があり、マニュアルの充実を求める人
  • 安定性を求めたい人
  • 会社の人間関係をプライベートに持ち込みたくない人

 

こんな人はベンチャー向き

  • 成長スピードを求めている人
  • 仕事の成果に応じた給料がもらいたい人
  • ある程度自己判断で仕事を進めていきたい人
  • 少数精鋭に充実感を得られる人
  • 役員を目指したい人

 

大手に転職するには?

大手に転職したいと思ったら、大手とのパイプが強い大手の転職エージェントを活用すべきです。

昨今、IT特化型の転職エージェントも多数ありますが、扱っている求人の多くはベンチャーです。

何故なら大手企業とは、いわば昔からある、歴史ある会社であるケースがほとんどです。

そのような大手企業は、昔からの付き合いを大事にする傾向にあります。

そのため、大手企業と取引を行うにあたり、大手の転職エージェントの方が優位な地位に立っていると言えます。

特に大手の転職エージェントで代表格と言えば【リクルートエージェント】でしょう。

大手に転職したいと考えている場合、まずはじめに登録しておきたい転職エージェントです。

リクルートエージェント×ITエンジニアの評判・口コミ、登録方法について解説します。

続きを見る

 

ベンチャーに転職するには?

ベンチャーへの転職なら、大手よりもIT特化型の転職エージェントを活用するべきです。

何故なら、ベンチャーはより専門性の高い会社と付き合うことで、業務効率をあげ、業績アップやコスト削減を計る傾向にあります。

ちなみに大手の転職エージェントは、求人企業が払うことになる紹介料金を割引することはなく、融通が利きません。

しかし、IT特化型の転職エージェントであれば、ケースバイケースで割引に応じてくれたり柔軟性があるため、ベンチャーの求人企業としても付き合いやすいという背景があります。

また、多くの職種を扱っている大手の総合エージェントよりも、IT特化型の転職エージェントの方が、採用の意図を汲み取ってもらいやすいと判断する傾向にもあります。

IT特化型の転職エージェントの代表格は【レバテックキャリア】です。

ベンチャーに転職したいと考えている場合、まずはじめに登録しておきたい転職エージェントです。

【レバテックキャリアの口コミや評判】個別相談会は土曜日も開催中。

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大手とベンチャー、それぞれで働くメリットとデメリットまとめ

どちらをとってもメリットデメリットは存在しますので、転職先を決める優先順位をしっかりと決めておくことが大切です。

例えば、

  • 給料
  • 昇給スピード
  • 評価制度
  • 業務内容
  • 扱う技術(言語やツールなど)
  • 職場環境
  • 勤務地
  • 残業時間
  • 時短勤務

これ以外にも優先したいと思うこともあるかもしれませんので、

  • 転職先に何を求めるのか
  • 転職することで何を実現させたいのか

これらを自問自答し、面接を受ける中で、それが実現できる会社なのかどうかを見極めていくことで、転職を成功させることができると思います。

▼大手への転職に強い”リクルートエージェント”にはこちらから登録できます▼
【リクルートエージェント公式サイト】



▼ベンチャーへの転職に強い”レバテックキャリア”にはこちらから登録できます▼
【レバテックキャリア公式サイト】



 

 

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