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結論からいくと、リクルートエージェントは総合的に職種を扱っている日本最大手の転職エージェントですが、ITエンジニアの転職支援にも強いです。
この記事では、以下のような疑問に答えていきたいと思います。
- リクルートエージェントって実際どうなの?
- リクルートエージェントを使うメリットは?
- 登録はどこからできるの?
- 登録から応募、内定までの流れを知りたい
- 登録前に口コミや評判を確認しておきたい
- 他エージェントとの違いは?
リクルートエージェントとは?
株式会社リクルートキャリアが運営する転職エージェントサービスの名称です。
おそらく日本で一番有名な転職エージェントでしょう。
なぜなら、会社の歴史としては40年以上に渡り人材事業を展開していて、その時の時代によってニーズも様々だったと思いますが、それでも今日まで事業を続け、現在でも業界1位のポジションを不動のものにしているからです。
それだけ信頼性があり、周りの友人なんかと話をする時にも、転職エージェントと聞けば、リクルートエージェントの名前がまず初めに話題になることが多いです。
リクナビとの違いは?
ここで、リクルートと言えばリクナビでしょ?と思われたかもしれませんが、リクナビは転職サイトで、リクルートエージェントは転職エージェントになります。
転職サイトはあなたが自ら求人をサイトの中で探し、あなた自身が応募作業なども行います。
対する転職エージェントでは、あなた専任の担当者(※キャリアアドバイザーといいます)がついてくれて、あなたの希望に沿った求人の紹介から応募作業(その前に経歴書の添削もあり)、面接設定や入社フォローまで全て面倒をみてくれるという違いがあります。
- 誰にも頼らずに一人で転職活動を進めたいという場合は転職サイト。
- 誰かにアドバイスをもらったり手伝ってもらいたいと思う場合は転職エージェント。
イメージとしてはこんな感じです。
転職サイトと転職エージェント、2つの違いについて詳しく知りたい人は、こちらの記事も是非ご覧ください。
リクルートエージェントの特徴
ITだけで求人数10万件以上と業界No.1
リクルートジェントの最大の特徴は求人数の多さですね。
これをみてください。
非公開求人件数が何と20万件以上です。
しかし、リクルートエージェントは様々な職種を扱う総合エージェントなので、ITエンジニアの求人数がどれぐらいあるのか気になりますよね。
2022年4月20日時点で確認したところ、
- 公開求人数:51,485件
- 非公開求人数:65,039件
合計で116,524件ものITエンジニア求人を扱っているんです。
これだけの数があって、希望にマッチするものがないということはそうそうないと思います。
リクルートエージェントでは、あなたのスキルや経験、そして今後の希望条件を考慮して求人を紹介してくれますので、まずはどんな求人があるのか見てみたいという人も登録しておいて損することはないと思います。
非公開求人が多い理由
「求人はとにかく公開して、露出を増やして応募数を増やしたい」というクライアントの希望があれば、公開する方針でいいと思います。
しかし、応募数が多いと、それだけ人事担当は対応に時間をとられてしまうわけですね。
しかも一般公開で募集すると、意図していない人からの応募がくることも避けられません。
また、業界に詳しい人であれば、「A社のあのポジションて、○○さんが担当してなかったっけ?辞めちゃったのかな。」と社内事情に感づかれてしまったり、「B社のこの求人、今はこんなところに力を入れてるんだ」と、社内戦略が漏れてしまうようなケースもあるんです。
それを避けるためにはエージェントを活用し、非公開求人として、マッチした人だけに公開してもらうことで、情報漏洩のリスクを最小限に抑えることができるとともに、応募してくれる人は、みんなスキルマッチした人ばかりということで、人事担当者としても効率よく採用活動を行うことができるわけです。
IT専門のキャリアアドバイザーが在籍している
リクルートエージェントはどの業界、職種の求人も扱っている総合型の転職エージェントです。
総合型ではありますが、IT専門のキャリアアドバイザーが在籍しているため、「相談してみたけど、知識がなくて頼りにならない」なんて心配はいりません。
リクルートエージェントの社内では、業界研究のための勉強会も開催されているなど、常に求職者へ最適なアドバイスができる体制を整えているんです。
こういった体制作りができるのは大手ならではですね。
専門性のあるキャリアアドバイザーであれば、必然的にあなたの希望条件とマッチした求人を紹介してもらうことができます。
「希望を伝えたはずなのに、全然希望と違う求人だった。」となってしまっては、自分で探した方がいいですよね。
IT専門であるがゆえのマッチング精度の高さは、リクルートエージェントの強みとなっています。
転職実績が豊富なので様々な情報を提供してもらえる
リクルートエージェントを通じて転職に成功している人は、1977年の創業以来、のべ54万人を超えています。
それだけ支援してきた実績があり、その実績をもとにした転職ノウハウをリクルートエージェントは持っています。
書類の添削や面接対策はもちろんのこと、面接を受ける求人毎に、面接のポイントをまとめた資料を1社ずつ作成されています。
転職は情報が命です。
情報がなければいい会社と巡り合うこともできなければ、せっかく行きたいと思っていた会社からご縁を頂くことも難しくなってしまいます。
リクルートエージェントは、そのような機会損失をできるだけ最小限にしてくれるサービスだと言えると思います。
年間登録者数125万人超え
求人数だけでなく、登録者数も多いのがリクルートエージェントの特徴です。
登録者数が多いことは、求職者の立場からすると一見関係ないかもしれません。
しかし、多くの方がリクルートエージェントに登録し、求人情報を得ている中で、あなただけ使わずに、情報を得られない状況というのはいかがでしょうか。
「え、リクルートエージェントならそんな求人もあったの?」となりかねないですよね。
多くの方が利用するサービスということは、それだけ利用価値の高いものであるということの現れだと思います。
ちなみにこの登録者の中で、IT系の登録者は5%ということですので、およそ6万2,500人のITエンジニアの方々が年間で登録している計算になります。
リクルートエージェント利用の流れ(登録方法)
公式サイトより申し込みをします。
【公式URL】https://www.r-agent.com/
以下、PCからアクセスした場合の画面キャプチャを貼りつけています。
スマホからの場合は、スマホ用のUIとなっていて操作しやすくなっています。
登録する内容はPCからアクセスした時と変わらないのでご安心ください。
1.転職希望時期や勤務地、現在の職種、メールドレスを入力
2.氏名、選年月日、住所、学歴などのプロフィールを入力
3.就労状況と英語力を入力
最後に、【リクナビNEXTスカウトサービス同時登録】というものがありますが、これは後からでも登録できますので、【登録しない】を選んでも問題ありません。
スカウトサービスに登録すると、リクナビNEXTのサイト内で、あなたの経歴を見て興味を持った求人企業から、「うちに面接受けにきませんか?」というようなメールが届くようになります。
【次へ進む】をクリックすれば申し込み完了です。
登録完了後、電話、メールで面談に関する案内がきます。
面談ではあなたの経歴の確認や希望条件のヒアリングを行います。
決して面接ではありませんので安心してくださいね。
言い換えれば、「転職相談の打合せ」といった感じです。
登録後はまず、面談日程の調整になりますので、スケジュールをあらかじめ確認しておくとやりとりがスムーズになります。
スケジュールの確認ができていなくても、焦って調整する必要はないので、あなたのタイミングの良い日を確認して設定するようにしてください。
また、面談日までには履歴書、職務経歴書(WordやExcelなどのデータで作成したものでOKです)を作成して提出しておきましょう。
エージェントの立場としては、求人紹介に経歴書の確認は欠かせませんし、転職活動する上ではどの道必要になるので、まだ未作成の場合は、エージェントへの登録と同時に、頑張って作成していきましょう!
ポイント
履歴書、職務経歴書のフォーマットはリクルートエージェントからもらうこともできます。
求人を紹介され、履歴書・職務経歴書の添削&応募開始
紹介された求人を全て受けなきゃいけないということはありませんのでご安心ください。
ある程度希望にマッチした求人の紹介をしてもらえるので、そこから更に応募したい会社に絞り込んでいきましょう。
応募する会社毎に履歴書、職務経歴書の修正をひと手間かければ、書類選考の通過率も変わってきますので、エージェントの担当者に相談しながら応募を進めていくのがおすすめです。
ポイント
転職活動を成功させるには数(応募数や面接数)も重要です。
少なくとも2、3社は面接を受けてみて、求人票に書いてある仕事内容やお給料などの表面的なマッチだけでなく、その求人企業の中の社員たちとの相性なんかも確認してみた方が、転職で失敗する確率を下げることができるはずです。
書類選考通過後、面接を受け、内定へ
面接を受ける際には、その会社がどんな人物像を求めているのか、過去に内定をもらった人がどんな人だったのか、また、面接で質問されやすいものに関するアドバイスももらえますので、参考にして面接に臨みましょう。
この辺りのフォローが手厚いところも、リクルートエージェントを使うメリットと言えます。
ポイント
内定を取ることができたら、給与条件や休日・休暇、福利厚生についてしっかりと確認しましょう。
内定通知書及び労働条件通知書などに記載がないものは、実際どうなのかわかりませんので、気になる点は入社を決める前に質問することをおすすめします。
質問は求人企業に直接ではなくとも、リクルートエージェントの担当者に聞けば、あなたの代わりに確認をとってくれますよ。
リクルートエージェントは面談後のサービスも手厚い
リクルートエージェントに登録後、キャリアアドバイザーとの面談を終えた人は、更に3つの独自サービスを使うことができるようになります。
このあたりはリクルートエージェントを使う大きなメリットと言えるでしょう。
AGENT Report(エージェントレポート)
リクルートエージェントが独自に収集・分析した求人企業に関する詳しい情報を見ることができるようになります。
エージェントレポートの内容
- どんな人が活躍しているか
- 業界のトレンドや動向
- 仕事のやりがい
- 選考のポイント
- エージェントから見たポイント
応募前にこういった情報を確認することで、ミスマッチを極力減らすことができますね。
Personal Desktop(パーソナルデスクトップ)
あなた専用のマイページだと思ってください。
ここでキャリアアアドバイザーから紹介された求人内容(エージェントレポート)をチェックすることができます。
また、キャリアアドバイザーへの応募手続きの依頼も、パーソナルデスクトップからボタン1つでできますので、いちいち電話やメールなどで「○○社と○○社に応募希望です。」と伝える必要がないのは非常に手間が省けます。
面接力向上セミナー
面接対策に関するセミナーに参加することができます。
セミナーでは、面接官の立場をシュミレーションすることで、【相手(面接官)の目線】を知ることができます。
すると客観的に自分のことを把握することができるよになります。
また、よくある見送り理由を元に面接のポイントもアドバイスしてもらえますので、面接に苦手意識がある方は、キャリアアドバイザーとの面談後に、参加をおススメしたいセミナーです。
他エージェントとの比較
他エージェントよりも求人数が豊富
上の画像を見てもわかるように、ITエンジニアの転職にも力を入れているからこそのWebページも作られていますね。
また、求人数は以下の通り、リクルートエージェントが断トツで多いのがおわかりになると思います。
転職エージェント | 公開求人数 | 非公開求人数 |
リクルートエージェント | 51,485件 | 65,039件 |
doda | 28,953件 | |
レバテックキャリア | 13,750件 |
※2022年4月時点/公式ページより(エンジニアの求人数)
これだけの数からマッチングしてもらえるのは心強いですよね。
条件を厳しく絞っても何社か当てはまる求人はあるのではないかと思いますので、『あまり転職は考えてないけど、もしこんな求人があるなら検討してみてもいいかも』と考えている場合にもおススメできるエージェントです。
やはりこの求人数こそが、リクルートエージェントの最大の強みであり、他エージェントとの違いになっていると言えますね。
面談後の独自サービスによる手厚い支援
上記でも説明した通り、キャリアアドバイザーとの面談後に、エージェントレポート、パーソナルデスクトップ、面接力向上セミナーへの参加ができるようになります。
これらのサービスを使うことで、業界及び求人研究もスムーズに進めることができますし、転職活動で最も重要となる面接の対策も可能です。
これだけのサービスを提供してもらえる点は、他エージェントとの差別化になっていると言えます。
リクルートエージェントの口コミや評判
『まず始めに登録するエージェント』であったり、『求人が多い』という口コミが多いようです。
また、経歴書の添削や紹介求人の選定、強みの発掘まで、面談も丁寧にしてもらえているなど、全体的に評判がいいですね。
しかしながら、中にはメールが多すぎるという意見や内定をとったところに早く決めようとしてきたという意見もありました。
サービスを利用する中で思うことがあれば、改善を要求するんもOKですし、担当者を変えてもらうということも可能です。
相談される人みんなに言ってますが
・リクルートエージェント
・JACリクルートメント
・マイナビエージェント
が使って感触良かったエージェントでしたね
後は基本的に職務経歴書の書き方とか自己PRの仕方は全てエージェントがタダで懇切丁寧に教えてくれるので、兎に角早くいきましょう!— fukuo (@butsuyoku_baka) 2019年1月31日
リクルートエージェントとdodaで最終的にリクルートを選びました。
リクルートの人は最初の面談時、目の前で求人の一覧からピックアップしてくれたのに対して、dodaの人は最初からいくつか見繕ってきてそれっきり。あとは自分で探してねスタイルでした…。
しかも斡旋企業は希望に噛み合ってない…。— なる (@Agicchi) 2019年1月30日
求職中一年くらいふらふらしよ~とおもったけど一応保険でリクルートエージェントに登録してたな…自動ハロワとでもいおうか…エージェントさんがいろいろ見つけてきてくれて、良いのがあれば出してみる感じ…ほどよくケツを叩かれ5か月後には働いてしまっておった…
— isa (@isana3104) 2019年2月2日
それ!あと行ったことないんだよね!
リクルートエージェントとマイナビ転職!
めっちゃ求人メールくるわww— はる@犬フェス! (@hxa_nm) 2019年2月1日
とりあえず、Wantedlyとリクルートエージェントに登録した。
面談の日程も入れた。
まだ転職と決められていないけれども、とりあえず動き出した。#転職 #完全SIer脱出マニュアル— よーしん (@yoooooshin1114) 2019年1月27日
まとめ
結論、転職エージェントの最大手、リクルートエージェントはエンジニアの転職支援にも強いという評判は正しかったです。
繰り返しとなりますが、やはり求人数が多いことは、転職業界にとって一番の強みとなります。
どれだけ親切丁寧に接してくれるエージェントであっても、求人がなければ転職活動を進めることはできませんからね。
転職を考えている人、そしてエージェントを使おうと考えている人は、登録必須のエージェントと言えるでしょう。
エージェントのサービスは全て無料ですので、まずは気軽に登録して相談してみてくださいね。
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