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志望動機が思い浮かばないから、応募するのをためらってしまうという話はよく聞きます。
面接でも聞かれやすいものだから、それがわからないまま面接へ行くなんて怖すぎる!と感じられるのも、気持ちはすごくわかります。
なので今回は、この厄介な質問に対応するべく、志望動機の考え方について徹底解説したいと思います。
名付けて志望動機レシピです。
手順に沿って考えていけば、最後には志望動機が出来上がると思います。
早速みていきましょう。
志望動機を考えるための5つのステップ
志望動機は5つのステップを踏んで考えていくことが可能です。
志望動機を考える5つのステップ
- 仕事を知ろう、業界を知ろう
- どんな仕事をしたいか考えよう
- 2を実現させるためには何が必要か、また、実現できると、誰にどんな影響を与えられるのか考えよう
- 3の揃ってる会社がないか探してみよう
- 4の会社を探すポイントを志望理由に取り入れよう
それぞれ具体的に見ていきましょう。
【ステップ1】仕事を知ろう、業界を知ろう
まずはここからです。
ITエンジニアとして転職しようとすると、わからないことだらけだと思います。
でもそれは当然なので、別に恥ずかしいことではありません。
わからないなら調べましょう!
まずはITエンジニアってプログラミングするイメージが強いけど、どんな風に仕事してるのだろうか、プログラミングすること以外に仕事ってあるのか、お給料は?残業はやっぱり多い?など、仕事内容から働く環境に至るまで、自分が働いてるイメージができるようになることが大切です。
また、同じぐらい重要なのが業界について知ることです。
ここでは勿論IT業界ですね。
そもそもITって何?何の略?どんな会社があるの?将来性は?など、なんとなく聞いたことはあるけどちょっと曖昧だなって人もいると思います。
仕事のことと、業界のことを調べてみて、まずは「知る」ことからはじめましょう。
【ステップ2】どんな仕事をしたいか考えよう
ITエンジニアの仕事を知って、IT業界についてわかってきたら、今度は、自分が何をやりたいのかを考えてみます。
ITエンジニアと一言で言っても色んな仕事があります。
Webシステムとかアプリとかも種類が豊富だけど、興味があるのはどんな分野かな?と、自問自答してみてください。
プログラミングで開発を担当しないサーバーやネットワークを扱うインフラエンジニアといった職種も存在します。
志望動機を作る上では、このステップ1と2の工程が特に大事です。
わからないことだらけで大変だと思いますが、全ては自分のためです!
やりたいことが明確にわからない場合は、これは興味があるけど、これには興味沸かないなという感覚を持つだけでも大丈夫です!
【ステップ3】2を実現させるためには何が必要か、また、実現できると、誰にどんな影響を与えられるのか考えよう
やりたいことがわかったら、それができるようになるためには何が必要なのかを考えてみましょう。
そして、それができるようになると、誰のためになるのかも一緒に考えてみてください。
考えてみてとわからない場合は、ネットで調べてみるのもOKです。
例えば、iPhoneアプリを作ってみたいなら、「iphoneアプリ 作り方」って検索すればいいんです。
仮想通貨に興味があって、ITエンジニアとして携われたらなんて考えるのであれば、「仮想通貨 ITエンジニア 仕事」のような感じで検索してみましょう。
思うような検索結果を得られない場合は、検索キーワードを変更して、色々調べてみてくださいね。
また、仕事として何かを作るということは、「誰かのためになるもの」を作るということです。
ITに限ったことではないですが、全てのサービスは、「こんなのがあったら便利だよね」とか「これがあると今ある問題を解決できるよね」とか、単純に、「これ面白そう!」という誰かの発想からスタートしているんですね。
あなたの作りたいものは、どこの誰に対して、どんな良いことをもたらすことができそうですか?
【ステップ4】3の揃ってる会社がないか探してみよう
ここまでくればあと少しです。
自分がやりたいと思ってることが実現できる会社の条件は、3までの工程で洗い出されています。
あとは、全く同じような仕事であっても、会社によって給料体系や福利厚生が異なりますので、この辺についても比較検討しながら、求人を1件ずつ探して確認していきましょう。
最初から条件を絞りすぎると、求人が見つからない可能性もあるため、まずは2の「どんな仕事をしたいか」に当てはまる求人で探していくのがお勧めです。
また、探し方がイマイチわからないということであれば、転職エージェントを活用されるのもお勧めです。
希望を伝えれば、条件に合致した求人を紹介してくれるはずですよ。
例えばワークポートは未経験からITエンジニアへの就職・転職に強い会社なので一度相談してみるのがおすすめです。
【ステップ5】4の会社を探すポイントを志望理由に取り入れよう
最後はこれまでにあげてきたポイントを繋ぎ合わせて、志望理由として文章を考えましょう。
最終的に話す順番を書いておきます。
「自分のやりたいことが実現できそうだと感じたからです」と、結論から伝えたあと、以下の順番で説明していきましょう。
- 自分のやりたいことが何かを話す
- それは誰にためになって、どんな場面で役立てることができるものかを説明する
- 求人を調べて行く中で、その条件にマッチしたのが御社でしたと伝える
- 具体的にマッチしているなと感じたポイントについて話す
なぜ志望動機は面接で聞かれるのか?
一般的には以下のイメージが強いと思います。
- 会社に対して興味を持っているかどうか
- どれぐらい志望意欲があるのかどうか
確かにこれは間違いではありません。
しかしそれよりも、以下の方が質問する意味合いとしては強いんです。
- あなたのやりたいことと、会社でできることがマッチしているか
- あなたの方向性と会社の方向性が、同じ方向を向いているか
つまり、あなたと会社のマッチ度がどれぐらいかを確認するために志望動機は聞かれます。
経験者でも未経験者でもこれは変わりません。
あなたにとっても会社と自分がマッチしているかどうかを確認するのは大事なことなので、実は双方にとって意味のある質問になっているんです。
まとめ
志望動機の作り方について紹介させてもらいました。
今回の内容の結論としては、まずは自分がどんな仕事に就きたいと思うのか整理することが大切です。
おそらく、ITエンジニアとして転職をお考えなのであれば、何かしらそう思ったきっかけがあったはず。
そして、「何かを作りたい」というお気持ちを持ってるんじゃないでしょうか?
世界中で使われるSNSを作りたいとか、そんなに大きなことでなくても大丈夫です。
「社内でもこんなシステムがあったら便利だと思う」とか、「家族や友人の間で使えるこんなアプリがあったらいいなと思っている」などでもOKです。
作りたいものが作れるようになるためにはどうしたから良いのか、そして、他にも興味を持てる作りたいものは何か、それを実際に作れる会社はどこなのか、こういった視点を持って志望動機は作っていってくださいね。
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