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公務員試験を受験している人は、公務員一本で考えている場合が多く、民間企業と並行して就活を進めているって人は少数派だと思います。
そのため、いざ公務委員試験に落ちてしまったら?
次は民間企業への就職を考えると思いますが、そこで、「エンジニアに興味があるけど、今からでもなれるのかな?」と不安に感じたりもしますよね
そこでこの記事では、公務員試験に失敗して落ちてしまっても、そこから民間企業のエンジニアとして就職するために必要な事について解説していきます。
公務員試験の難易度
まずは公務員試験に落ちてしまった現状を確認しておきましょう。
公務員試験の選考倍率はご存知ですか?
国家公務員や地方公務員、各自治体、職種によっても異なってしまうのですが、ざっくりとは以下の通りです。
- 地方公務員: 約5~15倍
- 国家公務員: 約4倍~20倍
※詳しくご覧になりたい人は、公務員試験総合ガイドへどうぞ。
これが何を表すかというと、公務員試験を受けても、受かる人の数はかなり限られているということです。
宝くじが5人に1人当たるとなればものすごい確率ですが、これは、友人5人と一緒に公務員試験に挑戦したら、1人しか受からない。最悪誰も受からない可能性もあるということになるんです。
比較的厳しい世界だと言えますよね。
エンジニアの求人倍率
公務員試験は選考難易度が高く、内定を取ることが難関であることに対して、エンジニアの求人数はどうでしょうか?
2019年10月にdodaが発表した求人倍率では、IT系エンジニアの求人倍率は9.4倍です。
これは、一人につき9.4件の求人がありますよってことなので、予想以上にチャンスがあると思って大丈夫です。
採用される確率として、公務員になるよりも圧倒的に高いことをがわかりますね。
ただ、求人倍率が高い裏側では、”エンジニア不足”の課題が見え隠れしています。
ようは求人9.4社につき、採用できるのは1社となりますので、必然的に採用できない求人が増えているということです。
これにより、もっとエンジニア不足が深刻化する前に、若手を採用して育てていきたいと考えている会社が増えてきています。
それだけエンジニアになるチャンスが今は多いんです。
エンジニアに文系・理系は関係ない?
すごくよく聞かる質問なんですが、文系出身・理系出身とか、もっというとパソコンが得意・不得意もエンジニアになるにあたっては関係ありません。
関係ないというといいすぎかもしれませんので補足しておくと、以下に該当する場合は、エンジニアになるにあたり多少のアドバンテージがあることは確かです。
- ブラインドタッチができる
- 情報系の大学や専門学校に通っていた
- 自身でWordPressなどのCMSを使ってサイトを作ったことがある
- 趣味でパソコンをよく使う(イラストを描く、音楽制作、ブログをやってるなど)
まずは面接でもアピールできるように、できるだけパソコンに触れておくことが大事ですね。
パソコンをよく使うと言っても、ネットサーフィンになってしまうとキーボードにあまり触れないと思いますので、『パソコンに触る=キーボードを打つ』だと思ってください。
また、参考までに、私の前職であるSierでは、新入社員を150名採用している比較的大手の会社でした。
その中で、私の同期の、文系と理系の割合は、ほぼ50:50でした。
出身大学に拘っている会社も一部存在することは確かですが、文系なのか理系なのかということだけで、エンジニアになれるなれないが決まるものではないということを理解してもらえるのではないかと思います。
公務員試験に落ちた人を採用する会社はあるの?
結論から言うとたくさんあります。
『公務員試験に落ちた人=エンジニアに向いていない人』
こんな公式は成り立っていません。
エンジニアの求人倍率の部分でも触れましたが、今はエンジニア不足が深刻化する前に、未経験者を採用して育てていこうと考えている会社が増えてきています。
あなたもどこかで耳にしたことはあるんじゃないでしょうか?
また、実際に転職業界に携わっている私の経験からお話させて頂くと、「公務員試験に落ちた人はうちは採用しません」という選考基準を設けている求人企業とは会ったことがありません。
選考のポイントはそこではないということをまずは安心してもらえればと思います。
エンジニアになるために必要なこと
何もせずにさっと就活を再開して内定をもらえるかというと、そんなに甘い世界でもありませんので、しっかりと準備して臨むようにしましょう。
ポイントを4つあげます。どれも必須です。
何故公務員試験を受けたのか、目的を明確にしておく
- 何故公務員だったのか
- 公務員となって何がしたかったのか
この2点については、公務員試験の面接でも実際に聞かている質問だと思いますが、改めて民間企業への就活をする時にも、聞かれやすいので、必ず答えられるように準備しておきましょう。
公務員試験で落ちた理由を明確にしておく
- 筆記試験
- 面接
筆記試験に受かった人は面接で落ちた理由を、筆記試験に受からなかった人は、筆記試験で落ちてしまった理由を明確にしておきましょう。
”反省点を生かして今後に繋げることができる人かどうか”、そういった部分も面接官は見ています。
エンジニアになるための勉強をする
公務員試験を受けるために準備をしていたと思いますので、感覚としては同じですよね。
選考フローで技術テストを行う会社もありますので準備必須です。
私も学生時代の就活時に、某検索エンジン大手の採用試験を受けたことがあるのですが、その時はプログラミング試験がありました。
※もちろんプログラマーの職種に応募していたからです。
プログラマーを目指す人であればプログラミングの勉強をやるべきですし、インフラエンジニアを目指す人であれば、LinuCやCCNAといった資格取得の勉強をすることがおススメです。
勉強しているかどうかは面接の時に必ず聞かれます。
そこで何も答えることができないと、”やる気がない人”の烙印を押されてしまいますので注意してください。
インフラエンジニアという職種を初めて聞いたという人は、こちらの記事もどうぞ。
専門の転職エージェントに相談する
公務員試験を受けてきた人にとって、民間企業の、しかも技術職を受けるとなると、わからないことが多いと思います。
就活での疑問点
- 履歴書やエントリーシートの書き方がわからない
- 知ってる会社以外、ホームページ見ても全部同じに見えてどこに応募したらいいのか…
- 給料の相場ってどれぐらいなの?
- 勉強しろって言われても、何から手をつけたらいいんだろう
- 面接ではどんなことを聞かれるの?
こんな感じですね。
専門の転職エージェントに相談すれば、わからないことに対しても丁寧に答えてくれますので安心感がありますよ。
履歴書やエントリーシートの作成から求人情報の見かた、企業情報の確認方法、面接対策に至るまで、全てをみっちりフォローしてくれるようは知人がいれば、わざわざ転職エージェントに登録しなくてもいいと思いますが、なかなかいないと思います。
そのため、業界に知見のある知人に相談するなら、内定をとった後に、”入社を決めていいかの断った方がいいのか”、最後の決断のところで相談にのってもらうことをおススメします。
特に未経験者や第二新卒層に強いエージェントとしては、【ワークポート】や【第二新卒エージェントneo】がありますので、チェックしておきたい転職エージェントです。
注意
転職エージェントのサービスは全て無料で受けることができるので安心してください。
慣れてる人であれば、2社、3社と同時に登録して、並行して進めていくというやり方もできますが、最初は、まずは1社登録してみて相談しに行ってみることをおススメします。
まとめ
公務員試験落ちてからでもエンジニアにはなれます。
なれると断言してしまうのはよくないかもしれませんが、少なくともチャンスが多いことは確かです。
エンジニアになるために必要なことをおさらいしておきましょう。
公務員試験からエンジニアを目指すのに必要なこと
- 公務員を志望していた理由を振り返っておくこと。
- 公務員試験に落ちてしまった理由を振り返っておくこと。
- エンジニアの採用試験に向けて勉強すること。
- 転職エージェントに登録して相談にのってもらうこと。
そして最後に、この4つのことについて、どれから手をつけるべきか。
それは”転職エージェントに登録して相談にのってもらうこと”です。
なぜなら、転職エージェントに登録すれば、他は全て相談できます。
自分自身で考えた答え方が、面接に適してしない答え方だったとしたら、元も子もないですよね?
そのあたりはプロと相談して決めていくのが得策と言えるでしょう。
公務員試験に落ちたからと言って、ふさぎこんでいても何も始まりません。
気持ちを新たに前へ進みましょう!
気持ちを切り替えて、あの時落ちて良かったと言えるぐらいの社会人生活が送れるように、これから頑張るのみです!
▼未経験・第二新卒に強い転職エージェント”第二新卒エージェントneo”にはここから登録できます▼
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