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フリーランスエージェントは複数登録していいのか?もしくはするべきなのか?
こんな悩みを抱えている人向けに、この記事では、フリーランスエージェントに複数登録するメリットとデメリットを解説します。
正社員転職を考えている場合のエージェント登録について知りたい場合は、転職エージェントは本当に複数登録するべきなのか?注意点や目的別に転職エージェントを紹介をご覧ください。
フリーランスエージェントは複数登録するべき
最初に結論から伝えると、フリーランスエージェントには複数登録するべきです。
複数登録するメリットについてはこの後詳しく触れていきますが、フリーランスエージェントは、あなたの営業代行です。
営業代行をうまく活用することによって、あなたのフリーランスとしての活動も選択肢が広がりますし、もしもの時の保険にもなるからです。
注意
複数登録すると言っても、多くて3社までにしておきましょう。
それ以上の登録は情報過多となってしまい、非効率になりかねません。
ここは使えないなと思ったところは登録を抹消してもらい、他のエージェントに新たに登録していくのがいいでしょう。
それではフリーランスエージェントに複数登録するメリットとデメリットをそれぞれ見ていきましょう。
複数登録するメリット
案件が探しやすい
複数登録することで、それだけ多くの案件を紹介してもらえることになります。
条件として何でも良ければ1社だけでも十分な案件を紹介してもらえると思いますが、希望条件(報酬、業務内容、扱うスキル、勤務地、etc...)がないってことはないと思います。
あなたにも少なからず希望条件があると思いますので、複数登録することで、希望に合った案件を探しやすくなります。
エージェント毎に独占案件を持っている
例えば、クライアントS社の口座を開いているエージェントA社とB社があったとしましょう。
クライアントS社から、A社には新規の案件に関する相談がきていて、B社にはきていないようなケースがあったりします。(こういった案件のことをエージェント業界では独占案件と呼びます。)
これは、クライアントS社から、より信頼されているのがエージェントA社ということです。
同じクライアントと取引をしていても、クライアントとの関係値はエージェントによって様々です。
独占案件はそのエージェントに登録していないと紹介してもらえないので、複数登録するということは、それだけ独占案件を紹介してもらえる幅も広がるということです。
交渉がしやすい
複数のエージェントを使い、並行して進めることで、条件交渉がしやすくなります。
交渉は無限にできるでわけではありませんが、”他エージェントがこうなら、うちはこうです”といった具合に、話が通りやすくなります。
エージェントに複数登録するということは、合い見積もりをとるのと同じような意味があるんです。
注意
あまり交渉をしすぎると、見限られてしまう可能性もありますので、適度に行うようにしましょう。
あくまで交渉というより、相談というイメージで担当者とお話されると良好な関係を築きやすいです。
同じ案件が異なる条件で紹介されることがある
これは業界あるあるで、すでに複数のエージェントを使って営業活動されているフリーランスの方であれば経験があるんじゃないでしょうか?
同じ案件が異なる条件で紹介された場合、選択肢としては2つあります。
- 条件が良い方で案件を進めてもらう
- より信頼をおいてるエージェントの方に、”他社から同じ案件が、こんな条件できたんですけど”と相談してみる
どちらにしろ複数登録しておくことで、よりいい条件で話を進められるきっかけづくりになります。
もしもの時の保険になる
仮にエージェント1社のみの登録だった場合、そのエージェントが倒産でもしたらどうでしょうか。
また新たに登録をして、1から信頼関係を構築していかなくてはいけませんし、案件へのアサインにもそれだけ時間がかかってしまいます。
複数登録しておいて、同時に進めていくことで、もしもの時にも備えることができます。
今のご時世、エージェントの倒産は考えにくいとも思いますが、保険はもしもの時にあってこその保険だと言えるでしょう。
複数登録するデメリット
エージェント毎に登録、面談を行うことががやや面倒
エージェントに登録すると、担当となる人との顔合わせの意味も含めて、面談を実施するのが通常の形式です。
どこの誰だかわからない人を支援するのは、エージェントにとってはリスクが大きいですからね。
面談では、人柄やスキル・希望条件を確認し、その後の進め方に関する説明や、すぐに紹介できる案件の話をしたりします。
面談をしないと案件を紹介してもらうことは難しいので、登録1社毎に面談の時間を割かなくてはいけません。
どうしてもエージェントのオフィスまで出向くことができなければ、SKypeなどでの面談実施を依頼するのが時間短縮のいい方法です。
並行営業により案件面談が多くなる
エージェントに複数登録し、並行して進めていくとなると、案件先との面談が連日入ることも珍しくありません。
そのため、スケジュール調整が難航する可能性が出てきます。
あらかじめ各エージェントに、案件は1、2件ずつ進めて欲しいなどと伝えておけば、一度に多くの面談が入る事態を防ぐことができます。
エージェントによっては複数登録を懸念されることも
エージェントに複数登録していることを伝えると、担当者としては、”他で決まってしまうかもな”、”エージェントの優先順位ってどうなんだろう”、”提案を進めても面談に行ってもらえないかも” なんてことを考えたりします。
結果的に案件紹介を積極的に行ってもらえない可能性も否定はできません。
しかしながら、この辺りは担当者によって対応の仕方が異なりますので、あきらかに案件を紹介してもらえないなどあれば、担当者を変えて欲しいと申し出るのがいいでしょう。
注意
エージェントに複数登録して進めていることは伝えておいてください。
おそらく面談の時に、担当者からも聞かれると思いますので、素直に答えておいた方がいいです。
理由は、伝えずに他エージェントの案件で決まった場合、担当者からすると、「嘘をつかれていた」となってしまいますので、一気に信用を失います。
そうするとどうなるかというと、信用の置けない人にエージェントは案件を紹介したりしません。
それはあなたにとってもいいことではないですよね。
社会人として誠意ある対応はフリーランスとして活動していく中でも大事です。
おすすめのフリーランスエージェント3社
IT業界及びエンジニアに強く、高単価案件を多く扱っていたり、福利厚生面の充実しているエージェントを3社厳選して紹介します。
登録がまだの人は是非チェックしてください。
レバテックフリーランス
レバテックフリーランスは名実ともに業界トップをゆくフリーランスエージェントです。
正社員の転職支援【レバテックキャリア】も有名ですが、元々はフリーランス支援から始まっている会社でもあるため、サービスとしては本家と言うことが言えるでしょう。
レバテックフリーランス経由で案件にアサインしているフリーランスの人たちの平均年収は862万円(2018年7月実績)
これだけの高年収を実現できている理由としては、クライアントと直契約を結んでいてかつ、信頼関係がしっかりと築くことができているからだと言えます。
エンジニア向けの無料セミナーなども実施しており、キャリアプランも考えながら案件の提案をしてくれるところが魅力的です。
豊富な案件を取り揃えているため、エンジニア経験者であれば、まずは登録しておきたいエージェントです。
【関連記事】【レバテックフリーランスの口コミや評判】
尚、エンジニア未経験者の支援はあまり強くありません。
レバテックフリーランスに限らず、未経験者に対しては案件を紹介できないエージェントがほとんどです。
なぜならフリーランス案件は、即戦力を求められるものがほとんどだからです。
そのため、未経験者の場合は、まずは就職して力をつけるか、フリーになる支援もしてくれるスクールに通うのがおすすめです。
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プログラミング未経験からフリーランスになるために【TECH CAMP エンジニア転職コース】を紹介します。
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ギークスジョブ
ギークスジョブは業界で15年以上の実績を誇るIT業界屈指のフリーランスエージェントです。
登録者数は15,000名以上、ギークスジョブを経由して案件にアサインしているフリーランスの人たちの平均年収は780万円以上です。
レバテックフリーランスの平均年収が862万円ということを考えると、そこまで大きなインパクトはないかもしれませんが、それでも高単価案件を十分多く扱っているといえるでしょう。
本社は東京、他にも大阪、名古屋、福岡に支店を構えており、主要都市の案件情報はカバーしています。
業界での実績が豊富なため、独占案件も多く扱っているため、フリーランスエンジニアの強い味方です。
案件の選び方も豊富にあり、スキルや勤務地などはもちろんですが、【スタートアップ】【新規開発】【BtoC/BtoB】【私服OK】【オフィス綺麗】などのようにこだわり条件からも案件を探すことが可能です。
また、あなたのフリーランスとしての市場価値診断も行うことができますので、客観的な情報を得たい場合でも、希望条件を絞りまくって案件を探したい場合にも、ギークスジョブはおススメできます。
【関連記事】【Web、スマホ案件ならgeechsjob(ギークスジョブ)】特徴をわかりやすく解説。
ミッドワークス
ミッドワークスは給与保証などの正社員並みの福利厚生がついてくるため、フリーランスとして働きたいけど安定も求めたいという人におススメなフリーランスエージェントです。
上の画像にもあるように、【正社員でフリーランスなエンジニアライフ】という文言を見て、”どういうことだろう?”と一瞬思いますよね。
フリーランスなのに正社員のような待遇とは、具体的に以下のようなものがあります。
- 案件が途切れた時にも安心の給与保証制度
- 案件に参画中は、保険料は半額負担してくれる
- フリーランス協会のベネフィットプランを無償提供
- クラウド会計ソフトfreeeの個人事業主プランを無料で利用できる
- グルメ、レジャー、スポーツ、くらし、子育て、介護など、幅広い福利厚生
これだけの待遇が揃っているのは珍しいです。
福利厚生目当てて就職先や転職先を決めるのと同じように、福利厚生でフリーランスエージェントを決めるのも選択肢としてはありですよね。
【関連記事】フリーランスITエンジニアがMidworksを使うメリットデメリット
まとめ
フリーランスエージェントの複数登録について解説してきました。
エージェントに複数登録することで、フリーランスとしての営業活動をぐっと効率的に進めていくことができます。
信頼関係にこだわって、義理堅く1社だけに案件紹介をお願いするのも悪いことではありませんが、それはそれでリスクがあることをしっかりと認識しておく必要があると思います。
営業代行をかしこく使って、フリーランスライフを充実させてください。
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